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小泉&細川元首相が仕掛ける政界再編 進次郎氏がリーダーの有力候補に
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140509/plt1405091140002-n1.htm
2014.05.09 夕刊フジ
★鈴木哲夫の核心リポート
都知事選に敗れた元首相コンビ。頼みの綱はやっぱり進次郎氏?
小泉純一郎(72)、細川護煕(76)両元首相が7日、「反原発」を掲げる一般社団法人「自然エネルギー推進会議」の設立総会を都内で開いた。地方選挙や国政選挙に独自候補を擁立・支援し、原発再稼働を目指す安倍自民党に対抗する構えだ。両氏は、政界再編を視野に入れた新勢力のリーダーに、小泉進次郎復興政務官(33、自民党)を考えているという。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が緊急リポートする。
◇
「もう過去の人と言われようが、原発のない国造りのために頑張りたい」(小泉氏)
「原発ゼロへの戦いは今日がスタートだ。放射能の心配のない社会にしたい」(細川氏)
設立総会で2人はこう語った。法人名に「反原発」を入れなかった理由を、ブレーンの1人は「多くの人が集まりやすいよう、敷居を低くした」「野党再編を目指している」と明かした。
小泉、細川両氏が今後取り組むのは「新しい反原発勢力の顔」「政界再編のリーダー」探しだ。今年2月の東京都知事選で、小泉氏の支援を受けた細川氏は3位と惨敗した。若いリーダーが必要であり、有力候補が進次郎氏だという。
そして、その進次郎氏を「11月の福島県知事選の候補者に」とのプランが浮上している。
進次郎氏は自民党青年局長時代から、被災地を頻繁に訪れている
細川氏周辺は「福島は『被災地復興』や『原発』など、わが国最大の政治テーマを抱える。福島県知事をやり切れば『首相の資格十分』となる」と語る。細川氏はもともと、都知事に当選すれば、進次郎氏を副知事に抜擢し、4年後にバトンタッチするつもりだったという。
では、進次郎氏が自民党を飛び出して、合流する可能性はあるのか。
進次郎氏と懇意な、被災地の自民党地方議員は「進次郎氏は青年局長時代から被災地に通い続けている。ひざ詰めで何度も話をしてきた。われわれと思いは同じ。反原発論者です」と言い切る。
これを裏付けるのが、4月に衆議院本会議で採決された原子力協定。トルコなどへの原発輸出を承認するもので、進次郎氏は賛成した後、ぶら下がりでこう答えたのだ。
「政策は100%思いが一致しているかというと、そうでない場合もある。総合的な判断です」
前出の地方議員は「進次郎氏はさすがだ。安倍晋三首相に異を唱えていないが、クギを刺している。そして、われわれには『自分は反原発だ』『まだ動くタイミングじゃない』というメッセージを送った。近い将来、自民党を飛び出すはずだ」と解説する。
これには、自民党内の事情もある。
「現在、『ポスト安倍』としては、麻生太郎副総理兼財務相や谷垣禎一法相らが意欲を見せ、石破茂幹事長らが続く。進次郎氏は将来の首相候補だが、回ってくるのは20年後かもしれない。それならば『反原発』や『被災地復興』を旗にして党を飛び出し、政界再編を仕掛けて首相を狙う可能性は十分ある」(自民党中堅議員)
国民は、新進党や民主党の失敗で政界再編にアレルギーを感じている。「いまさら小泉・細川か」との声もある。ただ、「安倍1強」の対立軸を作り、国民が選択できる政治状況にすることも必要だ。
本命・進次郎氏の動向は注目だ。
■鈴木哲夫(すずき・てつお) 1958年、福岡県生まれ。早大卒。テレビ西日本報道部、フジテレビ政治部、日本BS放送報道局長などを経て、現在、フリージャーナリスト。著書に「政党が操る選挙報道」(集英社新書)、「最後の小沢一郎」(オークラ出版)、「政治報道のカラクリ」(イースト&プレス)など多数。
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