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パリで安倍首相「1つ星店」ドタキャン騒動…被害シェフを直撃
http://gendai.net/articles/view/news/150038
2014年5月8日 日刊ゲンダイ
大マスコミは沈黙
オランド大統領に和食を振る舞ってご満悦/(C)AP
8日、10日間の欧州歴訪から帰って来る安倍首相御一行様。
フランスでは、5日昼(現地時間)にパリの日本大使公邸にオランド大統領を招き、ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」を振る舞った。その席で首相は、グルメ大国の大統領に向かって自然との調和を大切にする和食の神髄を語り、終始ご満悦の様子だった。
ところが、同じ人が真逆のことをしているのだから、神髄が聞いて呆れる。
ことの発端は、安倍首相が6日昼(現地時間)に予約したレストランのドタキャン騒動。パリの「レストラン・ソラ」を3日前に突然キャンセルしたのだ。同店は、パリの3つ星レストラン「アストランス」で修業した日本人シェフの吉武広樹氏(33)が3年前に開業。翌年には早くも1つ星を獲得し、予約困難な店としても知られる。
その吉武シェフが、3日(現地時間)に自身のフェイスブックで不満をこう漏らしている。
〈今ヨーロッパにいらっしゃっている日本を代表する方々から30名のご予約。3日前にして『すみませんが、今回は見送らさせて頂きます』って。いやいや、すみませんじゃ、すまないです〉
一方的なドタキャンに憤まんやる方ないといった様子。なにしろ、予約で満員の店を、安倍首相が来るからといって無理に予約をねじ込んできたのは、当の安倍サイドなのだ。吉武シェフは続く4日にもこう書き込んでいる。
〈投稿を見て友人のレストランより連絡が来ました。その方々は、友人のレストランも予約されていたみたいで、結局そちらに行かれるようです。信じられません。両店の予約を全てブロックし、ギリギリで片方をキャンセル。しかも、心配になってこちらから電話をしてからの返事がこれ。〇〇総理大臣御一行様、たかがレストラン。キャンセルすれば済むと思っていたんですか?〉
もちろん、レストランを手配したのは安倍本人ではないが、側近たちの思いあがり、高慢が見て取れる。6日に昭恵夫人が〈事情を確認致しますが、ご迷惑をお掛けして申し訳ございませんでした〉と吉武氏のフェイスブックで謝罪しているが、後の祭りだろう。
パリの吉武シェフ本人に改めて話を聞いた。
「当店は40席あるのですが、やはり30席分のキャンセルは痛手です。しかし、私が伝えたいのは金銭的な部分ではなく、礼儀の問題なのです。フランスの食に対する文化は日本とは違い、お客さまはレストランやそこで働く者へ敬意を払います。もし食文化を語られるなら、その点を少し考えていただきたいのです」
安倍はグルメを気取って食の神髄を語る前に、礼儀を学び直した方がいい。
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