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安倍政権の正念場近づく 裏目に出れば支持率下落も 政治評論家・小林吉弥氏
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140507/plt1405071130001-n1.htm
2014.05.07 夕刊フジ
GW明けからの安倍晋三政権は、一足先にうっとうしい“梅雨入り”となる。難題が一挙に押し寄せる。難航を重ねるTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉の最終合意が待つ。消費税増税の反動。リスクが大きい改造人事にも手をつけなければならない。
ひとつ裏目に出れば、支持率下落に直結する。自民党内反対勢力の“台頭”を許し、党内力学が一変する可能性を秘める。
その最たるものが、日米首脳会談でオバマ大統領は一応の理解を示したものの、憲法解釈変更による集団的自衛権行使容認だろう。
安倍首相は今年夏までに閣議決定を済ませ、秋の臨時国会で、自衛隊法改正案など十数本の関連法案を成立させたい考えとされる。
このシナリオを崩すと、年末に控える日米防衛協力のための指針(ガイドライン)を再改定に反映させられない。11月の沖縄県知事選や来年春の統一地方選では避けたい議論であり、事実上、行使容認問題は先送りを余儀なくされる。
しかし、このシナリオのハードルは高い。立ち塞がるのは、国会審議と公明党だ。
筆者の取材に応じた自民党ベテラン議員は「閣議決定をクリアしても、関連法案審議は簡単ではない」といい、続けた。
「参院は単独過半数がなく、参院自民党はリベラル派が根を張っている。特定秘密保護法のような強引な国会運営はできない。世論の反発に加え、公明党が同意しない。支持母体・創価学会の中核である婦人部が反対論を張っている。統一地方選が戦えない、“党のかたち”が変質するとの危機感だ。公明党幹部は頭を抱えている」
そして、ベテラン議員はこんな話を披露した。
「最近、『安倍首相はシナリオ通りに行かない場合、年末の衆院選を視野に入れている』との声が出始めた。一本気な性格もあり、勝負に出る可能性も排除できない」
年末までの「消費税10%」判断も含め、安倍首相の正念場が近い。
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