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2014年5月 6日 くろねこの短語
オリンピック招致のための総理大臣の嘘は大目に見られて、遠足中止しようとした旅行会社社員の嘘は逮捕。なんだかなあ&「集団安全保障を実現するために集団的自衛権を認める必要がある」という、ああ勘違い。
GW最終日にしては、なんとも肌寒い日だこと。こういう時に油断すると風邪ひくから桑原桑原なのだ。
そんなことより、遠足のバスの手配忘れて、どうにか遠足を中止にしようと自殺をほのめかす生徒の手紙をデッチ上げたJTBの社員が、会社をクビになったあげく逮捕されちゃいました。罪名は、偽計業務妨害。「風説の流布や偽計により、他人の業務を妨害する罪」ってことなんだが、てことは、レレレのシンゾーの「アンダーコントロール」発言や「笑って生活してれば放射能は恐くありません」なんていう御用学者センセイのお惚け発言なんかも、この罪に当てはまりそうなもんだが、いかがなもんなんでしょう。
オリンピック招致のための総理大臣の嘘は大目に見られて、遠足中止しようとした旅行会社社員の嘘は逮捕ってのは、なんとも釈然としない今日この頃であることよ。
で、その嘘つきシンゾーは何してるかというと、物見遊山先のフランスで、次世代原子炉「高速炉」の研究開発や防衛装備品の共同開発なんてことをお約束したようだ。ここで言う防衛装備品というのは、「警戒監視に使う無人潜水機」なんかのことなんだとか。「欧州、東アジアの安全環境が厳しさを増す中、両国の緊密な連携が必要との認識で一致した」とレレレのシンゾーは記者会見で話したそうだ。
・防衛装備品開発で協定交渉開始へ 日仏首脳会談
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014050501001682.html
こういう言い草って、レレレのシンゾーの得意とするところで、第一次政権の時にも「わが国を取り巻く安全保障環境はむしろ格段に厳しさを増しており」てなことを言ってるんだね。安全保障について語る時の常套句です。ま、落語家のマクラみたいなもんですね。で、実際の国際情勢はとなると、ちっとも具体的な危機的状況にはなりません。ようするに狼少年ですね。たぶん、5年後も10年後も同じこと言ってるに違いありません。こんな男の与太話に乗っかったら、それこそ取り返しのつかないことになります。だからこそ、いまのうちにお引き取り願わなくてはいけないってわけです。
ところで、レレレのシンゾーの例を待つまでもなく、集団的自衛権と集団安全保障って対になって語られることが多いんだけど、このふたつってそもそも別物の概念なんですね。そのことをとてもわかりやすく、「全日本おばちゃん党」代表代行の谷口真由美大阪国際大学準教授が東京新聞のコラム「考・集団的自衛権」で説明してくれている。
(これより引用)
集団的自衛権は、たとえるなら「若いニイチャンの喧嘩」。「田中が谷口にやられた」「俺、田中のツレだから」と、けんかに参加するようなもの。何が原因で、どちらが悪いとは判断しません。そこに大きな欠陥があります。
けんかがあったらクラスのみんなで話し合い、「そりゃ、谷口が悪いんと違うか?」と結論を出す。それが集団安全保障。多くのひとが「集団安全保障を実現するために集団的自衛権を認める必要がある」と勘違いしています。
(引用終わり)
にゃ〜るほどなのだ。事の善悪はおかまいなしにアメリカの戦争に参加するのが集団的自衛権なわけで、つまり「集団的自衛権を認めると、『ツレだから』程度で、自分はもとより家族や友人といった大切な人が戦地に行くことになるかもしれ」ないってことなんだね。「戦争は爺さんが決めて、おっさんが命令して、若者が死ぬ」ってことをゆめゆめお忘れなく。てなわけで、今日のところはお後がよろしいようで。
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