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脱原発新党で激化 小泉親子「絶縁」5秒前(1)
http://wjn.jp/article/detail/8095091/
週刊実話 2014年5月8・15日 合併号
小泉純一郎、細川護熙両元首相が、GW明けにも脱原発を推進する一般社団法人『自然エネルギー推進会議』を設立することが判明。ここにきて小泉氏の次男・進次郎氏を巻き込んだ「脱原発新党」設立情報が、永田町を揺さぶりだしている。
ところが、その最中に本誌はこの新党設立話を巡り、「小泉家内部が急速にキナ臭くなっている」との情報をキャッチしたのである。
曰く、進次郎氏に近い政治部記者がこう語る。
「この社団法人は、トップに細川氏が就任。再生可能エネルギーの普及、研究と脱原発運動の促進を目指し、福島や原発施設の多い青森、新潟などでタウンミーティングを開くとの具体案を掲げている。だが、真の狙いはその後の新党設立と、今年11月に行われる福島県知事選で脱原発候補を擁立して勝利し、原発再稼働を閣議決定した安倍自民を蹴散らすこと。そのため、小泉元首相は知事選の脱原発候補として進次郎氏に出馬を薦めているが、当人はガンとして首を縦に振らない。一説には、社団法人の設立が発表される数日前にも、激しい意見の応酬があったとの話が出回っているほどなのです」
ちなみに、この社団法人の立ち上げの発起人には、すでに小泉氏をはじめ、さまざまな面々の名が挙がっている。哲学者の梅原猛氏、作家の瀬戸内寂聴氏、歌舞伎役者の市川猿之助氏らが名を連ね、女優の吉永小百合氏ら50人あまりがこれに賛同しているが、小泉親子間の乖離は一朝一夕には埋まらない状況なのだ。
「もともと、変人として知られる小泉氏は都知事選に敗れた後、さらに頑固に脱原発を標榜している。そのため、いずれ立ち上げる新党の代表に進次郎氏を就かせようとの目論みを持っているようなのです。ただ、その試金石となるのが、福島県知事選。世界中から注目されるこの県のトップに脱原発の御旗を掲げた進次郎氏が就けば、国際社会の賛同を持って日本の脱原発が進むばかりでなく、その功績で末は息子を首相にも押し上げられると考えているのです。ところが、進次郎氏の考えはこれとは相反する。それが原因で、親子間に隙間風が吹き始めているのです」(同・記者)
この記者によれば、進次郎氏の考えはおよそ次のようなものだという。
「復興大臣政務官として奔走する進次郎氏は、単に脱原発で日本のエネルギー問題が片づくとは考えていない。電力を低コストで供給するのは難しいことを知り抜いており、この審判はすでに都知事選に敗れたことで出ていると思っているのです。そのため、父親の野望は、半面絵空事と見ているフシがある。仮に小さい政党のトップになっても細川氏程度で、首相任期も短命で終わると見ている。このため、自民党内で汗をかき、長期政権を目指すのが王道と考えているのです」
◇
脱原発新党で激化 小泉親子「絶縁」5秒前(2)
http://wjn.jp/article/detail/1422191/
週刊実話 2014年5月8・15日 合併号
要は、それぞれの政治的な思惑の違いが深い溝を作りだしているのだが、だからといって今後、進次郎氏が自民党を離党→新党設立に参加する可能性がないかと言えば、それはまた別の話と言わざるを得ない。
実は、この社団法人の設立話は、発表後、政界に思わぬ旋風を巻き起こしているからなのだ。
全国紙の政治部デスクがこう語る。
「この社団法人の立ち上げ話に、野党議員らは興味津々です。というのも、長らく“第三極の雄”だったみんなの党の前代表・渡辺喜美氏が、『8億円の熊手騒動』で躓き、もはや同党は解党的出直しを迫られている。これが原因でみんなの党では、『福島県知事選に進次郎氏が…というのはにわかに難しいだろうが、元首相らが新党を作るなら、ぜひ参加したい』と漏らす議員が続出。民主党や他の野党筋にも広がり始めているのです」
またその一方、自民党内からもこんな声が上がっているという。
「進次郎氏が小泉元首相たちと将来的に新党を作るなら、自分はそれに懸けてもいい。どんな道を通るにしろ、進次郎氏が将来、この国を背負って立つ政治家であることは間違いない」(自民党中堅議員)
つまり、進次郎人気と小泉元首相人気が相まって半端ではない注目を集め始めているのだが、進次郎氏が新党設立に参加しそうな可能性はこれだけではないと見られているのだ。
別の自民党の若手議員がこう話す。
「その筆頭理由が、4月27日に投開票される沖縄市長選なのです。実はこの選挙で自民党は惨敗濃厚で、敗北すれば9月に同県内で行われる統一地方選、11月の県知事選も苦戦。悪くすれば“惨敗ドミノ”が起きかねず、普天間基地の辺野古移転が暗礁に乗り上がりそうな雲行きなのです。そのため、安倍首相は進次郎氏に応援を言明。先の都知事選時に自民党を除名された舛添要一氏を応援しなかったことを理由に、陣頭指揮を執らせようとしているのです。だが、連敗が続けば、進次郎氏の党内求心力は一時的にも地に落ちるはず。今後も安倍一強政治の玩具にされることに嫌気がさせば、新党参加も十分にあり得る話なのです」
ちなみに、進次郎氏が応援に入った地方選は、「1月の名護市長選など、総じて連敗が続いている」(同)という。
無論、その裏には連日夕刊紙が“独裁者”と書き立てる安倍首相に対する国民批判がジワリと滲んでいるのだが、「新党か、自民党か」、進次郎氏を巡る論争は今後も続きそうだ。
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