http://www.asyura2.com/14/senkyo165/msg/139.html
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http://31634308.at.webry.info/201405/article_4.html
2014/05/04 23:04
日本の子供の数が、33年連続減少しているという。
33年連続減少、日本の子供の数は1633万人に
http://bylines.news.yahoo.co.jp/fuwaraizo/20140504-00035044/
今朝のNHKの番組で、この問題を取り上げていた。出席者のだいたいの総意は、日本の政治が益々子供を産めるような状況から乖離してきていることを述べていた。出席者の中に女性経営者が居て、日本の残業代から日本の労働の問題点を指摘していた。日本の残業代は通常賃金の1.2倍であるが、外国では1.5倍、2倍ということで、経営者は自然と一人の従業員に残業をやらすよりは、もう一人従業員を増やすと述べた。まず、そこから日本の労働条件を変え、女性が定時に帰ることが出来、男性も育児を代わるため早く帰れるようにすることが、子供を増やす方法と述べた。
上記の提言は、およそ日本の労働条件からかけ離れている。自民党政権は、非正規社員の比率を半分程度にし、さらに正社員の中から限定社員を決めようとしている。
さらに、唯一の正当な労働者の権利である残業代も無しにして成果主義を導入しようとしている。また、女性の社会進出のため、専業主婦に与えられた配偶者控除も変えようとしている。
成果主義と言えば聞こえはいいが、正当な労働が評価されず、成果が出なければいくら残業をやっても残業代はもらえない。そもそも成果とは、賃金の原資が一定なら、その成績は相対的なものとなってしまう。つまり、自分が成果が上がったと思っても、他の人が自分以上に成果を上げれば、相対な成績は下がってしまう。
野田政権から安倍政権に移行したのは、社会保障制度を変えるということが大きな公約であった。しかし、消費税は上げたが、消費税の使い道の社会保障の議論は全く聞こえてこない。聞こえてくるのは「集団的自衛権」の話ばかりである。自民党へ投票した国民も、公約に無かったことばかりの政策に怒ってもらいたいものだ。
自民党に投票しなかった国民がそのとばっちりを受けるのは片腹痛い。
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