http://www.asyura2.com/14/senkyo165/msg/125.html
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「しんぶん赤旗」 2014年5月4日(日)
「僕らの民主主義」 秘密法に反対/学生400人デモ 東京・新宿
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-05-04/2014050401_02_1.html
秘密保護法に反対する学生ら約400人が3日、東京・新宿駅周辺でデモを行い、「立ち上がれ、起き上がれ、権利のために」「これが僕らの民主主義だ」と声を上げました。
デモを主催したのは全国20以上の大学の学生でつくる「特定秘密保護法に反対する学生有志の会」。ツイッターやフェイスブックで呼びかけて今年2月に初めてデモを成功させ、今回は2回目です。
参加者はヒップホップの音楽に合わせ、にぎやかにコール。代わる代わるマイクで思いを訴え、沿道の注目を集めました。
東京都内の大学3年生の男性は「政治に関心を持つ人が周りに少ないので、こうやって同年代が一緒に声を上げられるのは貴重な体験」と感慨深げ。男性の友人で都内の大学2年生の女性は「安倍首相が憲法を変えようとしているときに秘密法を無理やり通したのは、戦前と同じ。憲法記念日の今日、このデモをやることに意味があると思う」と語りました。
「友人と自由に意見を交わすこと、知りたいと思ったことを知れる世の中がいい」とマイクで語ったのは明治学院大学4年生の女性。人生で初のデモが2月のデモだったといいます。「以前はデモに参加する勇気はありませんでしたが、このデモが自分の意見を言いやすくしてくれた。私たちが政治家に意見を言い続けること、行動していくことが大切」と話しました。
買い物途中でビラを受け取った会社員の女性(25)は「新しいデモのやり方ですね。明るい感じがいい。秘密保護法がどんな法律なのか考えたい」と語りました。
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【社会】
憲法12条は警告する 「権利守るため努力必要」学生ら400人デモ
東京新聞 2014年5月4日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014050402000112.html
特定秘密保護法に反対する学生たち約四百人が三日、東京・新宿の繁華街でデモ行進した。憲法記念日を選んだのは、一二条が国民に自由や権利を守るための「不断の努力」を求めているからだ。表現の自由を守るため、声を上げた学生たちの思いは−。 (大平樹)
主催したのは、首都圏の大学生ら約三十人の「特定秘密保護法に反対する学生有志の会」で、二月にも学生デモを行った。強行採決によって短期間で成立したことや、秘密にする情報の明確化などを求めた情報公開の国際原則「ツワネ原則」に反することから、秘密保護法に反対している。
「憲法一二条は努力を怠ったら、権利を保持できないという警告と受け止めている」。デモ出発前に呼び掛け人の一人、大学二年の本間信和さん(19)は西新宿の柏木公園でそう話した。
午後二時半すぎ、学生たちは歩き始めた。「盛り上がる準備はできてるか」。大学三年の牛田悦正さん(21)が先導車の上から呼び掛けると、参加者からは「イエーッ!」と大きな歓声。強い日差しの下、スピーカーからアップテンポの音楽が響く。リズムに乗せて「秘密保護法、反対」「言うこと聞かせる番だ、俺たちが」と沿道に訴えた。興味深そうにカメラ付き携帯電話で撮影する買い物客もいた。
午後三時すぎ、JR新宿駅南口付近では、大学四年の佐竹美紀さん(22)がスピーチ。「人前で主張する勇気がなかった」と率直に打ち明けた。二月のデモが「気持ち良かった」といい、「今、私たちは政治家の視界に入っていない。無視できないようにしてやろう」と声を張り上げた。
東京都品川区の牧ゆみ子さん(70)は、新宿三丁目交差点付近で偶然出くわしたデモ行進に「頑張れー」と声援を送り、拳を突き上げた。「最近の学生はふぬけばかりと思っていたが、見直した。戦争の方に少しでも進むようなことは、絶対に反対しなければ」と目を細めた。
大学三年の菅原ひかりさん(20)は、仙台市から夜行バスで駆け付けた。原発事故で避難した学生もいるのに、再稼働に突き進む政府に不満がある。「国を動かしているのは、政治家じゃなくて私たち国民だ。勇気がいるけど、一緒に声を上げよう」
一時間半近くのデモを終え、柏木公園に戻ると、この場で知り合った学生同士が連絡先を交換する姿も。秘密保護法のことを知ろうと参加した大学一年の礒貝悠紀さん(18)は「普段は憲法を身近に感じないが、憲法記念日に自分の意見を声に出したことで、興味を持つきっかけになった」と顔をほころばせた。
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