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http://mewrun7.exblog.jp/21955528/
2014年 05月 03日
これは、昨日アップした『2年後の改憲目指す安倍&推進派。but国民の警戒感強まる&解釈改憲もアダに?http://mewrun7.exblog.jp/21952272/』に関連する記事になるのだが。
mewは、昨日の記事に、今年にはいって、憲法改正(特に9条)や集団的自衛権の解釈改憲に反対する人が増えて来たと。
それは、安倍首相が昨年後半から、安倍カラー的な言動や施策(秘密保護法、靖国参拝の強行など)を前面に出すようになったため、国民が安倍首相&その政権のコワさやアブナさに気づき始め、警戒感を抱くようになったからではないかという話を書いたのだけど・・・。
2日に発表された、毎日新聞や日経新聞、NHKの世論調査の結果でも、改憲などに反対する人が昨年より増えているとのこと。(・・)
今後の参考資料にするためにも(&個人的に励みにするためにも?)、3社の記事をここにアップしておきたい。(++)
幸い少しずつながらも、憲法改正や集団的自衛権の解釈改憲に関して取り上げるTV番組が増えているような感じがあるし。
だんだん国民の関心も高まって来るかも知れず。
で、ここから、安倍政権のアブナさに気づく国民をもっと増やして、良識ある与野党議員やジャーナリスト、識者などなどとも力を合わせて、一気に攻勢&大きなプレッシャーをかけ行きたいな〜と。
そして、6月にも首相が実行に移そうとしている集団的自衛権の行使の解釈改憲を阻止したいと心から願っているmewなのである。 o(^-^)o
* * * * *
まずは、毎日新聞の世論調査の結果を。
<これは4月19〜20日に行なった調査だとのこと。もしかしたら、さらに反対する人も数字が増えているかも?(・・)>
『毎日新聞が3日の憲法記念日を前に行った全国世論調査によると、憲法9条を「改正すべきだと思わない」との回答は51%と半数を超え、「思う」の36%を15ポイント上回った。昨年4月の調査では、同じ質問に対し「思う」46%、「思わない」37%だった。安倍晋三首相が改憲ではなく憲法解釈変更によって集団的自衛権の行使を認めようとしていることも影響したとみられる。
9条の改正反対はすべての年代で賛成を上回った。安倍内閣支持層では改正賛成51%、反対36%だったのに対し、不支持層では反対が75%に達し、賛成は18%にとどまった。集団的自衛権の行使を認めるべきではないと考える層では、改正反対が79%と圧倒的。認めるべきだと考える層(全面的と限定的の合計)は賛成が54%だったが、反対も36%を占めた。
一方、健康で快適に過ごす環境を求める環境権を、憲法を改正して新たに加えることについては「賛成」が64%で、「反対」の20%を大きく上回った。9条改正に反対する層でも、環境権には59%が賛成した。
政府が武器輸出を原則禁止した「武器輸出三原則」に代えて、一定の条件のもとで武器輸出を認める新しい三原則(防衛装備移転三原則)を策定したことに関しては、「反対」が62%に上り、「賛成」は27%だった。内閣支持層でも「反対」(49%)が「賛成」(40%)を上回った。
調査は4月19、20両日に実施した。(毎日新聞14年5月2日)』
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日本経済新聞&テレビ東京の調査でも、同様の傾向が。(記事アップは、公開している部分のみ)
『日本経済新聞社とテレビ東京が憲法記念日を前に共同で実施した世論調査で、憲法について「現在のままでよい」と「改正すべきだ」がともに44%になった。同じ方法で調査している2004年以降で、現状維持は過去最高、改憲支持は過去最低。これまでずっと改憲支持が上回っていたが今回、初めて並んだ。
昨年は現状維持が過去最低の28%、改憲支持が過去最高の56%だった。(日本経済新聞14年5月2日)』
『日本経済新聞社の世論調査で、集団的自衛権の行使を認める憲法解釈の変更に49%が反対し、賛成の38%を上回った。
原子力発電を重要電源と位置づけ、原発再稼働を進めるとしたエネルギー基本計画への反対も5割を超えた。最大の不安材料だった消費増税は政権運営に大きな悪影響を与えていないが、重要政策の浸透は道半ばといえ、懸念払拭に向けて丁寧な政権運営が求められそうだ。(日本経済新聞14年4月20日)』
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NHKの世論調査の結果でも、『改正不要」と答えた人が増えたという。(・・)
『改憲の賛否
今の憲法を改正する必要があると思うか聞きました。「改正する必要があると思う」が28%、「改正する必要はないと思う」が26%、「どちらともいえない」が40%でした。
NHKが去年の4月に行った調査と比べると、「改正する必要があると思う」という回答は14ポイント減った一方、「改正する必要はないと思う」という回答は10ポイント増え、憲法改正が「必要」と「必要でない」という人の割合がほぼ同じとなりました。
憲法改正に賛成の理由
「憲法を改正する必要があると思う」と答えた人に理由を聞いたところ、「時代が変わって対応できない問題が出てきたから」が75%と最も多く、「国際社会での役割を果たすために必要だから」が15%、「アメリカに押しつけられた憲法だから」が7%などでした。
憲法改正に反対の理由
「憲法を改正する必要はないと思う」と答えた人に理由を聞いたところ、「戦争の放棄を定めた憲法9条を守りたいから」が60%と最も多く、「多少問題はあるが、改正するほどのことはないから」が31%、「今の憲法がいい憲法だと思うから」が7%などでした。
憲法9条改正の賛否
「憲法9条」について改正する必要があると思うか聞きました。
「改正する必要があると思う」が23%、「改正する必要はないと思う」が38%、「どちらともいえない」が32%でした。
去年4月に行った調査では3つの回答はいずれも同じ程度でしたが、今回は「改正する必要があると思う」が10ポイント減り、「改正する必要はないと思う」は8ポイント増えました。
9条改正賛成の理由
憲法9条を「改正する必要があると思う」と答えた人に理由を聞いたところ、「自衛力を持てることを憲法にはっきりと書くべきだから」が41%、「国連を中心とする軍事活動にも参加できるようにすべきだから」が35%、「自衛隊も含めた軍事力を放棄することを明確にすべきだから」と「海外で武力行使ができるようにすべきだから」がいずれも8%などでした。
9条改正反対の理由
憲法9条を「改正する必要はないと思う」と答えた人に理由を聞いたところ、「平和憲法としての最も大事な条文だから」が68%、「改正しなくても憲法解釈の変更で対応できるから」が14%、「海外での武力行使の歯止めがなくなるから」が11%、「アジア各国などとの国際関係を損なうから」が6%などでした。
立憲主義の認知度
今の憲法の基本的な考え方である「立憲主義」について聞きました。
「政府の権力を制限して国民の人権を保護する」という「立憲主義」について知っていたかどうか尋ねたところ「知っていた」が11%、「ある程度知っていた」が33%、「あまり知らなかった」が38%、「まったく知らなかった」が13%でした。
立憲主義を重視すべきかどうか
憲法解釈や憲法改正を議論するにあたって、立憲主義の考え方を重視すべきだと思うか聞いたところ、「重視すべきだ」が71%、「重視する必要はない」が11%でした。
「憲法を改正する必要がある」と回答した人の中でも、議論するにあたって立憲主義を「重視すべきだ」と答えた人は75%で、「重視する必要はない」と答えた人は12%でした。
「改正に冷静になってきた」
今回の調査結果について、現在の憲法を守る立場の早稲田大学の水島朝穂教授は「去年の調査と比べて改正に積極的な人が減っていることから、この1年で国民は憲法改正に対しかなり冷静になってきたことがうかがえる。よく『憲法は理想をいって現実を見ていない』などと言われるが、どこの国でも憲法は理想や理念を語っているもので、政治がそれを現実に近づけるよう努力しないといけない。しかし、政治権力が憲法を変えて現実に合わせようとすることに国民が慎重になってきたのではないか。特に平和の問題では現在の憲法9条を変えて国防軍になる場合に生じるマイナス、特にアジア諸国から日本が厳しい目で見られることを徐々に理解してきたのではないかと思う」と話しています。
「憲法をより使いやすいものに」
今回の調査結果について、憲法改正を求める立場の慶應義塾大学の小林節名誉教授は「私自身は憲法改正を求める立場ですが、改憲を容認する人が減っているのは、憲法9条の下で平和に暮らしてきたという実感のなかで、集団的自衛権の話が出てきて警戒感が強まっているのではないか。人々は今悩んでいるところで、これからの議論次第で方向性は決まると思う。主権者の国民が幸福に暮らせるようにすることが国の存在理由で、そのサービス機関として国家機関があり、われわれが管理するマニュアルとして憲法がある。憲法をより使いやすいものにし、主権者である国民の幸せをより増進させるために憲法改正を促していきたい。そのための議論をすることが必要だと思っている」と話しています。(NHK14年5月2日)』
以上
THANKS
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