http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/872.html
Tweet |
日本経済新聞社とテレビ東京が憲法記念日を前に共同で実施した世論調査で、憲法について「現在のままでよい」と「改正すべきだ」がともに44%になった。同じ方法で調査している2004年以降で、現状維持は過去最高、改憲支持は過去最低。これまでずっと改憲支持が上回っていたが今回、初めて並んだ。
昨年は現状維持が過去最低の28%、改憲支持が過去最高の56%だった。
「現在のままでよい」と答えた人に理由を複数回答で聞くと「平和主義が変質する恐れがある」が48%(昨年は52%)で最も多く、次に「よほどのことがない限り、憲法は改正すべきでない」の47%(40%)。「現在のままで特に問題はない」は27%(28%)だった。
「改正すべきだ」と答えた人に、どうすべきかを複数回答で聞いたところ「二院制など国会のあり方を見直すべきだ」が58%(54%)で「戦争の放棄を定めた9条を見直すべきだ」が34%(38%)、「環境権など新たな権利を加えるべきだ」の31%(25%)が続いた。「改正の要件を緩和すべきだ」は28%(30%)。
内閣支持層では52%が改憲を支持したが、昨年の62%からは下がった。現状維持は昨年を12ポイント上回る36%。不支持層では改憲支持が昨年を8ポイント下回る34%。現状維持は12ポイント上昇して60%だった。
現状維持が最も多かったのは08年の福田内閣の43%。改憲支持が最も少なかったのは09年の麻生、10年の鳩山両内閣の47%。第1次安倍内閣の07年は現状維持が35%、改憲支持が51%だった。
今国会では憲法改正の手続きを定める国民投票法改正案が成立する見通し。政府は夏に集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈の変更を閣議決定する考え。回答の傾向の変化には、最近の一連の動きが影響した可能性がある。
調査は日経リサーチが4月18〜20日に全国の成人男女を対象に乱数番号(RDD方式)で電話で実施。有権者のいる1640世帯から1021件の回答を得た。回答率は62.3%。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS01018_S4A500C1PP8000/?dg=1
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK164掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。