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きょうのテーマ「そもそも日本の“コメ”は強くなれないのだろうか?」を発表。
玉川徹が、競争力という意味での強さを説明し、出演者たちが、値段は難しいところがあるが、おいしさは間違いなく世界一とコメント。玉川は、TPP交渉では結果としてコメなど農産品 5項目は関税を撤廃しない構えとされるが、関税が残った場合でも、コメの農業従事者数は年々減少し、高齢化が進んで約4割が65歳以上という現状(農水省)があると説明。
競争力=価格の安さという観点から日本のコメの強さを考える。多収米のみつひかりを開発した三井化学アグロ・吉村明さんを取材。コシヒカリと比較すると、平均1.5倍の収量で、多い人は昨年、1.8倍収穫があり、粒にして100粒と300粒の差、年間で1haあたり30万〜40万円の収入アップ、収入据え置きで米価を下げた場合、1俵あたり1万2000円〜3000円のところ、9000円まで下げられるという。
現在、アメリカ、中国からの輸入米が1俵約9000円で、多収米であればほぼ同じ価格で戦える可能性がある。みつひかりは家畜用ではなく食用の多収米で、非常においしいと、吉村さんは話す。玉川徹がコシヒカリとみつひかりを試食し、味を比較。違いは全然わからないが、みつひかりのほうがちょっと甘みを感じるくらいとの感想を述べた。
スタジオで、同じ条件で炊いたABCの3種類のコメを出演者たちが食べ比べる。BとCはほぼ同じ、Aはパサパサしていると話し、結果はAが飼料用の多収米、モミロマン、Bがコシヒカリ、Cが食用の多収米、みつひかりだった。羽鳥慎一が、Aしかなかったら、これでも大丈夫とコメント。
安いコメにするために、いっぱいとれるコメを作るほかに、コストを下げるという策を紹介。出演者たちに、「そもそもなぜ田植えをするのか?」というクイズを玉川徹が出題した。
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みつひかり
競争力=価格の安さという観点から日本のコメの強さを考える。多収米のみつひかりを開発した三井化学アグロ・吉村明さんを取材。コシヒカリと比較すると、平均1.5倍の収量で、多い人は昨年、1.8倍収穫があり、粒にして100粒と300粒の差、年間で1haあたり30万〜40万円の収入アップ、収入据え置きで米価を下げた場合、1俵あたり1万2000円〜3000円のところ、9000円まで下げられるという。
現在、アメリカ、中国からの輸入米が1俵約9000円で、多収米であればほぼ同じ価格で戦える可能性がある。みつひかりは家畜用ではなく食用の多収米で、非常においしいと、吉村さんは話す。玉川徹がコシヒカリとみつひかりを試食し、味を比較。違いは全然わからないが、みつひかりのほうがちょっと甘みを感じるくらいとの感想を述べた。
スタジオで、同じ条件で炊いたABCの3種類のコメを出演者たちが食べ比べる。BとCはほぼ同じ、Aはパサパサしていると話し、結果はAが飼料用の多収米、モミロマン、Bがコシヒカリ、Cが食用の多収米、みつひかりだった。羽鳥慎一が、Aしかなかったら、これでも大丈夫とコメント。
なぜ田植え
「そもそもなぜ田植えをするのか?」というクイズに、赤江珠緒が、「適度な間隔」と答えたが、「適度な間隔で籾を播けばいいのでは」と退けられた。
岩手・盛岡市にある農研機構 東北農業研究センターを取材。従来の田植えではなく、乾いた田に籾を播いて育てる実験研究が行われている。上席研究員・大谷隆二さんは、従来は、籾を播くと、雑草との競争になり、除草剤などがなかった昔は成長のスピードが早い雑草に稲が負けていたが、田に水を入れる前に雑草だけをたたくいい除草剤ができ、さらに鳥害対策や土壌の研究の進歩により乾田直播が可能になったと話す。
大谷さんは、乾田直播により、全体のコストは従来の方法の55%になったという。労働時間は4分の1、さらに苗を育成する手間やビニールハウスなどの設備投資も必要がない。コメの種類は、地域ごとに合ったものであれば多収米でも栽培が可能という。
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