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二階氏は、官邸も警戒している
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140430/plt1404300830001-n1.htm
2014.04.30
★(1)
「首相官邸が一番神経をとがらせているのは、自民党の二階俊博衆院予算委員長だ」
安倍晋三首相の側近はこう語る。
二階氏は当選10回、運輸相や経産相、自民党総務会長などを歴任した重鎮。過去には、新生党や新進党、自由党、保守党などを転々としたが、「それで胆力を身につけ、幅広い人脈を築いた」(自民党幹部)。
また、「新進党以来、公明党とのパイプは強固」(公明党幹部)で、自公連立では重要な調整役でもある。
その二階氏が、安倍官邸と火花を散らす理由は2つある。「二階氏は徹底した親中国。外交も経済も『中国、韓国など近隣諸国を大切にすべき』という考えで、安倍首相とぶつかる」(二階派議員)
もう1つは、権力闘争だ。
「官邸が政策も人事も決めるやり方に、派閥領袖らは不満を持っている。安倍首相が集団的自衛権の行使容認に着手したことを契機に、『何でも好きにはやれないぞ』と批判の声を上げ始めた」(同)
安倍官邸が、並みいる重鎮の中で二階氏を警戒する理由としては、(1)ケンカのやり方を知り尽くしている(2)公明党とひそかに連携している−などが挙げられそう。首相側近は言う。
「二階氏の手法は、じわじわと包囲網をかぶせて出口をふさぐやり方だ。安倍首相と菅義偉官房長官は、二階氏の動きを封じるため、私情を挟めない予算委員長に就けた。二階氏は不満だったようだが、いざ国会が始まったら、今年度予算をスピード通過させた。これは、力を誇示するとともに、『安倍首相、分かっていますよね』という無言のプレッシャーだ」
公明党幹部もいう。
「親しい幹部のところには『いくらでも兵隊を出すぞ』と連絡が入っている。二階氏は集団的自衛権見直しには反対。うち(=公明党)が反対の声を上げたら、自民党内で援護射撃するという意味です」
安倍首相はオバマ米大統領の来日を成功させ、内閣支持率も依然として高い。果たして、二階氏の狙いは何なのか。
二階氏に近い党三役経験者は「長期戦略だ」といい、こう続ける。
「彼は『自民党は多様な意見があって、それが強みだ』という考え。ところが、安倍首相やお友達は理解していない。二階氏は『自分はブレーキ役』と話しているが、安倍首相が暴走するなら、来年10月の自民党総裁選では、『反安倍』の総裁候補を立てて戦うことになるだろう」
政権運営を揺るがす政界キーマンは、足元に潜んでいる。(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫)
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