03. 2014年4月28日 16:24:12
: nJF6kGWndY
>>02その有意義さを老人に理解させてやることだ http://sci.tea-nifty.com/blog/2014/04/427nhk-9cc3.html 都内のインターネットカフェで2年前から生活している19歳の女性。14歳の妹と一緒にくらしている。妹はこの4月で中学3年になる。姉妹は母親がアパートの家賃を払えないので、ここにたどり着いた。姉のアルバイトの月収10万円で生計を立てている。20歳になったらここを出ていきたいが、、、家賃が高く厳しいと思っている。
今、厳しい生活を強いられる若い女性が増えている。 母子家庭で育った19歳の女性。朝5時から働いている。月収8万円。収入の少ない母親を手伝い、家族4人を支えている。年収200万円以下の非正規雇用で働く女性は289万人に上っている。不安定な雇用、結婚できない。親の貧困が子に連鎖している。 働く女性の約6割が非正規雇用。一橋大学との共同調査では、年収200万円未満の非正規雇用で働く15〜34歳の女性の割合が81.5%とのこと。とここまでがイントロ。国谷裕子さんがキャスター。 午前5時。埼玉 鷲見千寿枝さん(すみちづえさん)。19歳。中学を卒業してすぐに働き始めた。コンビニエンスストアで働く。月給は約8万円。早朝と夕方、ここで働いている。小学校一年生のとき、一家を支えていた父親が亡くなった。49歳の母親は、腎臓に持病を抱えていて働けない月も多い。全日制高校への進学をあきらめた。家事全般もやっている。一日の出費は500円程度に抑えている。余ったら貯金して、、、って貯金箱だ! 鷲見さんは通信制高校で学んでいる。卒業後は保育士を要請する夜間の専門学校に通うことにしている。額品は約300万円。3年間。奨学金を借りてまかなう予定。 なぜ経済的に苦しむ若い女性が増えているのか?親の世代の貧困が引き継がれている。 東京新宿 午後9時。キャリーバックを手にした若い女性たちが次々現れる。家賃が払えず、携帯電話だけをもって深夜営業の店を渡り歩く女性が増えている。 生活保護を受けている親に頼れない19歳の女性。父親が病気で働けないので家をでた16歳の女性。。。そして地方から夜行バスで出稼ぎにきた女性がいる。伊藤なつきさん(仮名)。愛媛県の大学に通っている。学費は400万円(4年)で、それを稼ぐためにやってきた。インターネットカフェで寝泊まりしている。12歳のときに両親が離婚。パートをしている母親とともにくらしてきた。貧困から抜け出すために大学に。学費や生活費はすべて自分で稼がざるを得なかった。家族のだれも高卒で、大学は始めて。愛媛の時給は666円 東京は869円のため東京にでてきている。工事現場など三つの仕事をかけ持ち。 愛媛県東部の街にすんでいるなつきさんの母親。伊藤かづきさん(仮名)43歳。女手ひとつで子供を育ててきたが、地元ではパートの仕事しかなく、かけ持ちをしている。 かづきさんがようやくつくことができた仕事はレンタルビデオ店でのアルバイト。週5日働いており、5時からは弁当屋さん。時給は720円。2つをかけもちしても月収は15万円を切る。。。 非正規の女性の平均賃金は男性の8割程度。蓄えを作る余裕もなく、年金の保険料も払えない。かづきさんは働きづめの娘の体をいつも心配している。やっぱりふがいないと語るかづきさん。世間の母親ができることをしてあげられないと。 場面変わってまたなつきさん。これからも東京に通って学費を稼ぎたい。福祉関係の仕事につき、母親を支えたい。毎月決まった額である程度の収入がある仕事につきたい。年収でいったら300万円台、、、そういう仕事つけそう?と質問に、いやなんともいえないけれどつけたらいいなあ、って(もうなんか私泣きそうになってきた)。 長期滞在できるあるネットカフェの定員の7割が長期滞在の女性。ここに住所をうつして郵便物も受け取れる。 1日、2400円。ひと月以上なら1900円。首都圏で4店舗に広がっている。 最も長い期間いるのは綾香さん(仮名)19歳。畳一畳ほどの部屋に荷物がぎっしり。2年間くらしている。 同じネットカフェに母親もいた。41歳の母親とここにきた。現在は派遣の仕事をしている母親。10年前に離婚してから娘を育てていたが生活に行き詰った。 綾香さんが頻繁に訪れる部屋がもう一つあった。それは妹の萌さん(仮名)14歳。 この4月で中学3年。学校には半年近く通っていない。姉はコンビニで週5日働いている。高校中退した綾香さんがようやく見つけた仕事だった。 10万円のアルバイト代と、母親からの数万円が姉妹の生活費。毎日の食事は綾香さんがコンビニから買って帰る。一日一食。空腹のときは店内の無料のドリンクバーでしのいでいる。二人で一つパンを食べるとか、、、20歳になったらここを出ていきたいけれど、実際に行動にするのが、どうせだめだとかんがえちゃうと何もできない(また泣きそうになってきた)。 母と姉妹が3年前まで住んでいたアパートを訪ねる。母親は離婚後、看護助手として働いていた。しかし徐々に子育てと仕事の両立に疲れ、生活が困窮していった。周囲の人や行政に頼ることがなかった。なんで! 家にいても真っ暗で食べ物がまったくなかった。電気も止められてお米も炊けない。学校で友達が食べているのを見るだけ、とか。。。小学生のときの作文(私の夢)はお母さんに少しでも裕福な暮らしをさせてあげたい。。。 缶詰だけを食べている姉妹。ツナだ。鍋が食べたいって、、、最後に食べたのが3〜4年前とか、、、 ここから中央大学教授の宮本太郎さんが加わる。貧困連鎖社会になってきていると解説。 一方で女性活用が叫ばれているのになぜまぎゃくの現象が起きている?見えにくい貧困。1999年に男女共同参画社会基本法ができた。同じ年に労働者派遣法が改正された。 一部の女性は確かにガラスの天井を超えて働けたが、大多数は逆に貧困に向かった。 雇用、家族、社会保障がいずれも揺らいでいる。女性の貧困は若年の女性が多いのが3つの柱をまともに受けている。非正規雇用は従来は家計の補完だったが、現在は家計そのもの。社会保障も若年の女性には適用されにくい。 次は村上悠(はるか)さん24歳。レストランのアルバイトで生活している。観光にかかわる仕事がしたいと海外で学んだこともある。しかし正規の仕事に就くことはできていない。時給は800円。 福島県出身の村上さんは母子家庭で育った。大学を出て安定した暮らしをしたい。奨学金516万円を借り、その返済が重くのしかかっている。借りた時は仕事をばりばりやっている気持だったが、、、 大学時代の友人、斎藤愛美さんが来た。カラオケ店に正社員として働けた。10時間働いて手取りは月収15万円。ボーナスはなし。まわりの男性もこんな感じ。結婚とか考えられない。余裕がある時点で結婚とか、彼氏とか考えたい。 ただ普通に生活できるだけのお金が欲しい。本当に普通でいいよ、、、と。 子供の世代への連鎖を断ち切ろうとして厳しい シングルマザーは今124万人。可処分所得114万円未満の貧困状態の人が多い。 広田敏枝さん。28歳。5歳の娘を育てている。娘1歳のときに離婚し、非正規雇用で働いている。児童扶養手当5万円と合わせて生計を立てている。 子供が希望する進路には進ませてあげたい。資格をとることにし、保育士の資格をとるために高等職業訓練促進給付金 月10万円 2年間支給されるものを使った。 学費は3年間で380万円。 広田さんは学費を稼ぐために仕事をかけ持ち、一日10時間働いた。そのことで給付金が満額受け取れる基準を超えてしまい、7万円しかもらえなくなってしまった。 困窮のため、子供を手放す親も。 あるNPO(土浦)では子供を産んでも育てられない女性を受け入れている。 http://www.babypocket.net/index.php?FrontPage ここかな?Babyぽけっと。 特別養子縁組で手放している。 妊娠している38歳の女性も、恋人の男性の同意を得られなかった。NPOに子供を託すことを決めた。 この問題を何とかできるかどうか、日本社会の持続可能性に関する分岐点に来ていると宮本さんが語る。 いろんな制度は出ているが、行政のいろんな部門にばらばらにあってどこに行けばいいのかよくわからない。制度全体の刷新と制度間の連携が大事。 どうやってこういう現実を発見するのか?かつひとりひとりの個別のニーズにこたえることが日本社会の活力になる。 また鷲見(すみ)さん。今月から専門学校の夜間コースに通うことになった。 入学式のために初めて買ったスーツ。文房具。全部自分で買った。夢だった保育士を目指す。 4月11日。入学式。記念写真を撮る鷲見さん。 でもこの日も朝5時に仕事に出かけていく。いつか、安心して暮らせる日が来るのを信じて働き続ける日々が続く。。。 --- 本当に私、こういう話全く知りませんでした。私のまわりにも派遣の方は多いですが、普通に暮らされているので、、、母子家庭の貧困をどうしたらいいのか、、、 http://d.hatena.ne.jp/nisikiyama2-14+zero/20140427 ⵁ38)─3─大量の外国人労働者が日本に移住して、日本の労働環境を激変させ、日本人の正社員・非正規社員・非正規雇用者の雇用関係も変化させる。〜No.152 外国人実習生―差別・抑圧・搾取のシステム 外国人実習生―差別・抑圧・搾取のシステム
作者: 「外国人実習生」編集委員会 出版社/メーカー: 学習の友社 発売日: 2013/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る 二つのブログを、五つに分けて建設する。 プロフィールに、五つのブログを立ち上げる。 ↗ ・ ・ ・ 外国人移住による単純労働者の増加は、特殊技能を持たない派遣労働者の職場を奪い、専門的能力があっても正社員から非正規社員へと追い遣られる。 安価な外国人労働者の増加で、日本人労働者の給料はさらに引き下げられる。 人口減少に伴う労働不足を補う為に、外国人労働者の移住を制限している規制を緩和する様に求められている。 店頭価格を抑えて販売競争力を強化する為に、人件費を含む生産費を企業努力で最大限に削る。 「規制緩和」それが、最優先課題とされている。 企業は、物を買わなくなった日本人消費者に代わって、物をより多く買う外国人労働者を増やそうとしている。 ・ ・ ・ 貧富の拡大が広がり、貧困者は救いようのない絶望的な生活に追い込まれている。 15〜34歳の非正規雇用者は289万人で、働く女性の47%であり、その8割りが年収200万円未満の貧困者であるといわれている。 女性の非正規雇用が進むや、非正規での収入で生活を強いられている。 女性の給与は、男性の8割にすぎない。 母子家庭の貧困状態はひどいく、親の貧困が子供に引き継がれている連鎖が拡大していると言われている。 シングルマザーは124万人で、10時間働いても年収114万円で生活している母子家庭もある。 働きたくともまともに稼げる女性の仕事がなく、安い時給で必死に働き、貯金する余裕もなく食費に消えて行く。 部屋を借りたくとも稼げず、ネットカフェに長期滞在する男女の若者が急増している。 中には、義務教育を受ける年齢であったも学校に行けない子供もいる。 行政は、貧困者が自己申告しない限り救済の手を差し伸べない。 貧困家庭で子供を育てられない母親は、子供を養子縁組みとして他人に手渡している。 貧困の連鎖によって日本人若年層は生きる術を狭められ、国家としての活力も衰退し始めている。 ・ ・ ・ 2014年4月17日 週刊金曜日 臨時増刊号「検証 暴走する安倍政権 さらば、独裁者 民主党 桜井充政調会長に聞く 施政方針演説でも具体化されない少子化対策 ──労働政策審議会の報告書をもとに労働者派遣法改正が出てくるだろうが、民主党での議論は。 桜井 今まではパッチワークで、届出制と許可制の二つがあった。届出制は相当悪い事をやってきたので、今回、規制強化となる部分はあるが、許可制一本とする。そのかわり26業務は撤廃するという話になってきている。働き方そのものをどうするかについては、もう一度根本的に考えなければならないと思っている。 均等待遇が求められているが、均等待遇とはそもそも何か、『同一価値労働同一賃金』とは何を指すかを精査している。日本では、賃金体系のかなりの部分が年功序列だからだ。正社員が増えた方がいいと思うが、派遣労働そのものが否定されるものもでないと思う。どの業務が適切でどの業務が不適切なのか。派遣労働の在り方そのものも見直していかなければならない。 制度で規定できる事と制度で規定できない事もある。労働の原則はどうあるべきか、議論をするためのチームを立ち上げたばかりだ。 ──労働基準法第二条には、『労働条件は、労働者と使用者が、対等の立場において決定すべきものである』と書いている。 桜井 安部政権は大企業の経営者側の立場でしか考えていない。だからわれわれは労働者側に立たなければいけないと考えている。対立軸をつくっていかないと、二大政党の意味がない。ホワイトカラーエグゼンプションにしても限定正社員にしても、今の産業競争力会議で議論されていることはおかしい。 この国の最大の問題は少子化だ。経済が停滞しているのは少子化が原因である。生産年齢総人口が減って内需が拡大しないのは当たり前だろう。既婚者の出生率は変わらない。なぜ少子化になるかと言えば、希望しても結婚でいない人たちがいるからだ。結婚できない理由には、労働体系がある。 30〜34歳の既婚率は正社員が6割、非正規社員が3割だ。年収と高い相関性があり、35〜39歳では年収600万円の場合8割が結婚しているが、150〜200万円では36%しか結婚していない。それなのに、安倍首相の施政方針では、少子化対策について一行も触れていない。 われわれは来週、経済政策を発表するが、そこに働き方を入れるつもりだ。 非正規雇用の増加は、経済的理由で結婚できない人を増やし、少子化につながると考えている。このままでは我が国の国力はどんどん落ちていく。これが最大の原因だと思っているので、ここから労働政策を考えていきたい。 …… 公明党 石井啓一政調会長に聞く 派遣労働の規制緩和 非正規増は望ましくない ──労働政策審議会で報告書を出した。派遣労働の規制を撤廃し、若者が一生派遣で終わりかねない制度が提案されている。報告書には異常な点がある。法律の施行日まで書いてあることだ。審議会として強硬に早急に派遣労働の規制を取り払いたいという意志に見える。そもそも改正したばかりの労働者派遣法をなぜ改正するのか。 石井 使用者に前回の改正で禁止された日雇派遣を復活してくれという要望が強かったようだ。 ──審議会には労使双方が入っているが、報告書の最後には、発言がオブザーバーでしかない派遣企業側に偏ってrいたと触れられている。派遣は使用側から見れば『需給調整』だが、労働者からは『中間搾取』。報告書を読めば、労働基準法第二条に謳っている対等の立場で決定したものと思えない。 石井 基本的に公明党としては、望んで非正規雇用になるならともかく、望まない非正規雇用が増えることは好ましくないと考えている。非正規雇用になった方は正規雇用への転換を促進する。非正規雇用に留まっている方も待遇を改善していく。なるべく正規雇用の方とのバランスを確保する。あるいは社会保障、厚生年金等の適用を増やしていく方向へ進んでいくことが重要だ。そういった観点から中身を精査して、今後検討していく。 …… 日本共産党 小池晃政調会長に聞く 非正規雇用拡大は最大の賃下げ要因 ──派遣労働の見直しについて。労働基準法では労働条件は労働者と使用者が対等の立場で議論すべきとしているが、労働者が入れない産業競争力会議や経済財政諮問会議でも議論している。 小池 労働基準法に違反しているだけでない、国際労働機関(ILO)の大原則、労働政策は政労使3者合意で進めなければならないという世界のルールにも違反している。強引な手法はこれまでもあったが今度は異常だ。派遣業界の要求がほぼすべて盛り込まれている。派遣労働が臨時的、一時的ということも明記せず、担保となる期限制限を撤廃した。労働者側が要求していた均等待遇は入れず努力義務になっている。いままでの報告書に施行期日なんて書いたものはない。 また、この問題でも司法判断を踏みにじっている。最長3年であるべき派遣労働期間を超えてマツダに雇用されてた者が正社員の地位確保などを求めた裁判で、山口地裁は昨年3月、派遣法違反を認め、原告を正社員として認定した。今度の派遣法の改悪は、このマツダの行為を合法化するものだ。改悪がなされれば、正社員ゼロ社会≠ノなると連合も警告しているが、その通りだ。労働政策審議会の報告の出し方も含め、国会で徹底追求が必要だ。安倍政権の根本的な矛盾は、賃上げ政策を口では言いながら、実際は、最大の賃下げ要因である非正規雇用の拡大をやっていることだ。派遣村≠フ取り組みで、まがりなりにも与党も含めて労働者を守ろうという流れがあったが、それを逆方向に引き戻すものだ。 ──なぜ揺り戻しが起きるのか。 小池 企業は利潤を求め、派遣社員、非正規社員を増やしワーキングプアが広がった。その結果が今の日本経済の停滞だ。労働者を守ることは政治の責任だ。結局はそれが日本経済の土台を強くし、企業にもプラスになる。不十分であっても欧州の国々では均等待遇の原則などを実現してきた。日本は歴史に逆行している。 ──(支持率を見ると)安倍政権の自己矛盾は国民に伝わっていないということか。 小池 以前、自民党政権が倒れたのは貧困と格差の広がりの結果だった。政権を握った民主党が根っこのとこで自民党と変わらず、期待に応えることができなかったために、また自民党が返り咲いた。そういう経過をみれば、国民は試行錯誤しながら、どうしたらいい世の中になるかということを模索し、一歩一歩前進しているのではないかと思う」 ・ ・ ・ 外国人研修生 時給300円の労働者 外国人研修生 時給300円の労働者 作者: 外国人研修生問題ネットワーク 出版社/メーカー: 明石書店 発売日: 2006/06/22 メディア: 単行本 購入: 2人 クリック: 11回 この商品を含むブログ (8件) を見る 大失業時代 (祥伝社新書) 大失業時代 (祥伝社新書) 作者: 門倉貴史 出版社/メーカー: 祥伝社 発売日: 2014/04/18 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 外国人労働者新時代 (ちくま新書) 外国人労働者新時代 (ちくま新書) 作者: 井口泰 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2001/03 メディア: 新書 購入: 1人 クリック: 37回 この商品を含むブログ (14件) を見る ルポ 差別と貧困の外国人労働者 (光文社新書) ルポ 差別と貧困の外国人労働者 (光文社新書) 作者: 安田浩一 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2010/06/17 メディア: 新書 購入: 5人 クリック: 71回 この商品を含むブログ (20件) を見る |