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2014年04月25日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆「ファーストレディのミッシェル夫人」同伴なしで、米国オバマ大統領が4月24日午前、皇居を訪れて歓迎式典に臨み、天皇、皇后両陛下と会見した。その後、東京・元赤坂の迎賓館で「日米首脳会談」した後、共同記者会見に臨み、午後、明治神宮を参拝し、夜には、天皇陛下主催の「宮中晩餐会」に出席した。
首脳外交では、「食事、お土産、言葉」の3点セットが、注目ポイントだ。まずは、「食事」のもてなし。安倍晋三首相は23日夜、来日したオバマ米大統領を東京・銀座のすし店「すきやばし次郎」(店主・小野二郎さん、ミシュランの旅行ガイドブックが7年連続「三ツ星」評価)で約1時間40分にわたって会食した。寿司好きであるオバマ米大統領のたってのリクエストに応えたという。この席には、左からオバマ米大統領、安倍晋三首相、キャロライン・ケネディ駐日米大使、佐々江賢一郎駐米大使の順で座り、和やかに懇談した。キャロライン・ケネディ駐日米大使が、ミシェル夫人に代わり、ファーストレディ役を務めた形だった。両首脳は、北朝鮮や中国、TPPなどの話題について意見交換した模様だ。
◆米大統領として18年ぶりの国賓となったオバマ大統領への歓迎ぶりは異例ずくめだった。宮中晩餐会が催され、これは、平成時代に入り最大規模であった。招待されたのは、安倍晋三首相ら政府要人のほか、元メジャーリーガーの野茂英雄さん夫妻、1999年に米国を公式訪問した両陛下の長女、黒田清子さんら多彩な顔ぶれ。168人が出席して最多となり、1998年に韓国・金大中大統領を迎えた際の167人と並んだ。宮内庁の担当者は「米国と日本はゆかりが深く、招待客が多い」と説明していた。
朝日新聞DIGITALは4月24日午後9時4分、「オバマ大統領招き宮中晩餐会 天皇陛下、震災支援に謝意」という見出しをつけて、以下のように配信した。
「天皇、皇后両陛下は24日夜、国賓として来日したオバマ米大統領を歓迎する宮中晩餐(ばんさん)会を皇居・宮殿の豊明殿で開いた。安倍晋三首相ら三権の長や元大リーガーの野茂英雄さんら168人が出席し、平成に入り最大規模となった。天皇陛下は乾杯に先立ち、東日本大震災時に2万超の米国軍が参加した『トモダチ作戦』などの支援に謝意を表明し、『物のない厳しい環境にあった被災者にとり、大きな支えとなりました』と語った。また、太平洋戦争を踏まえ『両国民は、先の戦争による痛ましい断絶を乗り越え、緊密な協力関係を築きました』と述べ、『来し方を振り返り、互いの理解を一層深め、相携えて進んでいくことを願ってやみません』と話した。オバマ氏のスピーチは『コンバンハ』と日本語のあいさつで始まった。両国民があらゆる分野で協力している例として、日本人大リーガーの活躍や東日本大震災などを挙げ、『喜びの時にも、3年前のようなつらい時にも、私たちは共にいます』と語った。日米同盟について『壊れることは決してありません』と述べた。宮中晩餐会には、皇太子さまをはじめとする皇族方も出席した。招待客は、1999年に米・ハワイを公式訪問した両陛下の長女・黒田清子さん、建築界のノーベル賞と言われるプリツカー賞を受賞した建築家の坂茂・京都造形芸術大教授ら多彩な顔ぶれがそろった」
なお、天皇皇后両陛下からは、同伴しなかったミシェル夫人にも贈り物があり、展示されたという。いわゆる「お土産」だ。
◆「言葉」としては、オバマ大統領が、日米首脳会談で「尖閣諸島(沖縄県石垣市)が日米安全保障条約の適用対象である」と米大統領として初めて明言したのは、安倍晋三首相にとって、大きな成果であった。
だが、安倍晋三首相が日米首脳会談会談終了後の共同記者会見で「日米同盟は力強く復活した」とアピールしたものの、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉は首脳会談では決着せず閣僚級協議を続けた最大の焦点であったTPP交渉については、大筋合意には至らず、会談終了時に予定していた共同声明の発表は、残念ながら先送りされた。
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