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発表されなかった日米共同声明
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4665115.html
2014年04月25日 NEVADAブログ
日米共同声明が発表されないという異例の事態になっていますが、これは当初から想定されていた事態であり、
何ら驚くべきことではありません。
TPP交渉は最高首脳レベルでするものではなく、担当大臣レベルでまとめるものであり、それが大統領来日までまとまらなかったということは本来なら大統領は訪日するべきではなかったのです。
その訪日を強行したオバマ大統領に責任があり、帰国後、議会等で厳しい追及を受けるのは避けられませんが、
このまま訪日の成果がないまま離日した場合、オバマ大統領は議会で追及を受けるのは避けられず、今晩徹夜で交渉が行われるかも知れませんが、アメリカ側は諦めムードとなっているとも言われており、最悪の場合、今晩交渉が行われないこともあり得ます。
もしそうなれば、日米関係は決定的にダメージを受けます。
今日、オバマ大統領は、『日本は農産品、自動車分野で市場の開放度が制限されている。今こそ解決すべきだ』と述べていますが、これはアメリカ議会向けのメッセージであり、このまま共同声明が発表されずにオバマ大統領が離日すれば、アメリカ議会はオバマ大統領を追求すると同時に、日本に対する圧力を一気に強めてくることになります。
TPP交渉は安倍総理が決断すれば良いだけの話であり、それが出来ないのであれば、国賓としてオバマ大統領の訪日を求めるべきではありませんでした。
アメリカは日本側の求めに応じて国賓として行ってやるのだから当然日本側が譲歩すると思っていたはずで、また日本側は国賓として接遇するのだからアメリカは当然譲歩はするだろう、と思っていたふしがあり、ボタンの掛け違いが起こっているとも言えます。
日米間に「エージェント」がいないために意思の疎通が止まっているのです。
大統領離日までに共同声明が発表されるかどうか。
日米同盟が極めて重要な岐路にたっていると言えます。
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