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安倍首相、「日米同盟の強固さを世界に発信する首脳会談に」(FNN)
http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/535.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 4 月 24 日 00:47:34: igsppGRN/E9PQ
 

安倍首相、「日米同盟の強固さを世界に発信する首脳会談に」
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00267259.html
04/24 00:25 FNN



アメリカのオバマ大統領が23日夜、大統領専用機で来日した。アメリカの大統領が国賓として日本を訪れたのは、18年ぶりとなる。安倍首相は、オバマ大統領と東京都内の高級すし店で、非公式の夕食会を行った。


焦点のTPP(環太平洋経済連携協定)をめぐり、トップ会談で、日米の溝をどこまで埋められるのか、注目が集まっている。


杯を手に、オバマ大統領と笑顔でカウンターに並ぶ安倍首相。


日本酒を自らつぐ場面もあった。


午後8時半すぎ、東京都内の高級すし店で行われた夕食会は、一足先に到着していた安倍首相が、店の前でオバマ大統領を出迎えた。


両首脳は、共にノーネクタイ姿で、しっかりと握手を交わし、カメラマンの呼びかけに、笑顔で応えた。


会食後、安倍首相は「オバマ大統領は日本食、特に、すしが大好きだというお話をうかがっておりましたので。大統領は、『自分はハワイ生まれで、おすしは随分食べてみたけれども、人生の中で一番おいしいすしだ』というふうにおっしゃっていましたね」と話した。


午後7時前、大統領専用機エアフォースワンで、羽田空港に到着したオバマ大統領。


手を振ってタラップを降り、ケネディ駐日大使らの出迎えを受けたあと、大統領専用車に乗り込んだ。


その後、オバマ大統領は、宿泊先のホテルへ向かった。


東京・大田区では、オバマ大統領の車両が通るため、交通が規制された。


一般車両の通行が規制された首都高を、何台ものパトカーや白バイが先導した。


午後7時30分、オバマ大統領を乗せたとみられる車が、東京・港区にあるホテルの前を通り過ぎた。


そのころ、安倍首相主催の非公式夕食会が開かれる銀座では、夕食会の会場に近い大通りの交差点では、見えているだけでも30人以上の警察官が警備にあたっていた。


そして、柵の向こう側には、オバマ大統領をひと目見ようと、たくさんの人が集まっていた。


街の人は「すごい人なので、フェイスブックに、『銀座すごい人混み』って上げようかと思って、写真撮ってみました」と話した。


銀座だけで、警察官数百人規模という、超厳戒態勢の中で開かれた、高級すし店での夕食会。


午後8時15分を回り、夕食会の会場に、安倍首相が到着した。


安倍首相が到着してから15分を過ぎたころ、オバマ大統領が夕食会の会場に到着した。


オバマ大統領は、笑顔で手を振っていた。


夕食会の舞台となった「すきやばし次郎」は、ミシュランガイド7年連続の三つ星店。


この店を題材にしたドキュメンタリー映画があることを知った、オバマ大統領サイドの意向に沿ったものだという。


完全貸し切りでの夕食会で、安倍首相の靖国神社参拝以来続いている、日米の微妙な距離感を縮めることができたのか。


一方、大詰めの協議が続く、TPP(環太平洋経済連携協定)をめぐっては、オバマ大統領に先立ち、アメリカ通商代表部のフロマン代表が来日し、甘利TPP担当相と閣僚会談を行った。


フロマン代表は「われわれは、TPP交渉において、重要な岐路に立っている。日本は、今こそ大局的な視点に立ち、経済再生と域内リーダーシップという、大胆な道を選択するべきだ」と述べた。


甘利TPP担当相は「先ほど、交渉内容について、総理に報告をいたしました。その内容については、控えさせていただきます」と述べた。


オバマ大統領との会食を終えた安倍首相は、24日の日米首脳会談について、「あしたの首脳会談においてはですね、日米同盟関係は揺るぎない、強固なものだというメッセージを出せるような、それを世界に発信するような首脳会談にしたいと、このように思っております」と述べた。


 

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コメント
 
01. 2014年4月24日 01:13:38 : 9xxySrCguk
<米大統領来日>すし外交成果は? 「人生で一番うまい」
毎日新聞 4月23日(水)20時8分配信

 ◇すきやばし次郎に招待

 オバマ米大統領は食べ終えて、こう言ったという。「人生のなかで一番おいしいすしだった」。安倍晋三首相は23日夜、日本に到着したばかりの大統領を東京・銀座のすし店「すきやばし次郎」に招いた。首脳会談本番を控えた前日の「食卓外交」は、とりあえず成功した? 【小田中大、安高晋】

 「シンゾウ!」。オバマ氏の呼びかけに、店の前で待っていた首相は「How are you?」(元気ですか)と笑顔で応じ、握手。店のカウンターに並んで座り、すしをつまんだ。

 要人をもてなす夕食会は、周辺の交通規制や警備上の都合などから、首相官邸横の公邸を使うのが一般的。雑居ビルの地下1階にある同店は、首脳の食事場所としては異例だ。

 首相が狙いを語る。「まさにクールジャパン、世界遺産にもなった日本食を日本で、えりすぐりのすしを味わって楽しんでいただこうと思って、首脳間の個人的関係を深めてもらおうとセットした」

 オバマ氏は実務的な大統領として知られ、首相とは「相性がいいとは言えない」(日米外交筋)との指摘もある。「カウンターに座り、くつろいだ雰囲気が出せれば」(首相周辺)と「すし外交」を決断した。

 首脳外交では、しばしば「食べ物」が活躍する。2011年11月、ハワイでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の際、野田佳彦首相(当時)がオバマ氏に好物のチョコレートケーキを贈り、信頼関係の構築に結びついたとされる。

 オバマ氏はハンバーガー好きとしても知られ、09年の来日時は自ら「神戸ビーフ」をリクエストした。今回は大詰めの環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉で牛肉の関税率が焦点となっているためか、牛肉は見送られ、日本の伝統食のすしに落ち着いた。

 食文化と外交の関係に詳しい西川恵・毎日新聞客員編集委員も、この日のもてなしを評価する。「親密な関係を作るには、2人の間に距離ができるフォーマルな場所はあまり適さない。こぢんまりしたカウンターで肩を並べられるすし屋はちょうどよかったのでは」

 「外交における食は政治の延長」と語る西川客員編集委員。印象に残っているのは、02年の小泉純一郎首相とブッシュ大統領だ。「気の置けないところで話したい」という大統領の希望で居酒屋が選ばれた。「ブッシュ氏はラフな格好でリラックスし、関係を深める重要な場になった」と振り返る。

 それに比べ、今回は「ネクタイこそ外していたが、スーツ姿が堅く、緊張は残っていた」とみる。それでも銀座の雑居ビルですしを振る舞う選択は「悪くない」と分析。オバマ氏がすしに合う日本酒を飲んだことも、安倍首相との関係の深まり具合を推測するうえで興味深いという。

 ◇7年連続ミシュラン三つ星

 夕食会の舞台となった東京・銀座のすし店「すきやばし次郎」は1965年創業。格付け本「ミシュランガイド」で、7年連続で最高評価の「三つ星」を獲得。店主の小野二郎さん(88)は、三つ星店の現役料理人としては最高齢とされる。

 2011年には、米国のデビッド・ゲルブ監督が小野さんの仕事ぶりを捉えたドキュメンタリー映画「二郎は鮨(すし)の夢を見る」が公開され、米国でも知られている。店の公式ホームページによると、「おまかせ」コースは3万円から、となっている。

 店の現場付近は大統領の到着前から規制が敷かれたが、人だかりができ、「歩道に上がってください!」「下がってください。お願いします!」と警察官の怒号が飛んだ。

 午後8時半ごろ、車列が近づくと、集まった人はスマートフォンやタブレットを持った手を上に掲げ、なんとか撮影しようとしていた。築地の勤務先から直行した横浜市泉区の女性会社員(28)は「(人だかりで)全く見えませんでした。残念です。すしを食べて、両国の関係がよくなればいいですね」。【一條優太】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140423-00000080-mai-pol

すし店での夕食会で、オバマ米大統領(右端)にお酌をする安倍首相(右から2人目)=東京・銀座で2014年4月23日午後8時39分(内閣広報室提供)
http://mainichi.jp/graph/2014/04/24/20140424k0000m010052000c/002.html


02. 2014年4月24日 01:52:19 : eKZpomYzT2
ヨイショ記事もいい加減にしろってんだ。
寿司だってワサビが効いてなけりゃ
食えたもんじゃないだろう。
売文稼業のいい大人が小学生並のまるでピリッとしない
マヌケ作文をよく恥ずかしげもなく書けると思うわ。

こんな甘ったるいことばかり言ってるうちに
そのうち、ワサビより強烈な
ハバネロやブート・ジョロキアを
舐めることになるぞ。



03. 2014年4月24日 02:09:10 : nJF6kGWndY

あまり期待しない方がいい

http://diamond.jp/articles/print/51786
2014年4月24日 週刊ダイヤモンド編集部
TPPで米国を揺さぶれるか
日豪EPA合意の“賭け”
 はたして、米国を動かす一撃となるか。4月7日、日豪間のEPA(経済連携協定)交渉が、大筋で合意に至った。2007年に交渉を開始してから7年越しの成果である。


直前まで交渉難航も伝えられたが、オーストラリアのアボット首相(右)来日時に何とかまとまった
Photo:REUTERS/AFLO
 焦点となったオーストラリアから輸入される牛肉の関税については、現在の38.5%から、冷凍肉は18年目に19.5%、冷蔵肉は15年目に23.5%まで下げる。その他に飼料用の小麦や乳製品の一定枠の関税が撤廃または削減され、砂糖なども将来の見直し対象とされた。また、コメは関税撤廃の対象外とされた。

 一方で、オーストラリア側は自動車関税の75%を即時撤廃し、残る部分や自動車部品も3年目までには撤廃する。

「両国の利害関係者が納得できるギリギリの線。微妙なバランスの上に成り立つ、よく練られた合意内容だ」。みずほ総合研究所の菅原淳一上席主任研究員は、そう評する。

 今回の合意は、日豪間の貿易促進もさることながら、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)をにらんでの一石、という面が大きい。

 日本としては、日豪EPAを先行させることで、関税の完全撤廃という主張を譲らない米国にプレッシャーをかけるというもくろみだ。他方、オーストラリアは、TPPが合意・発効するまでの間、農産物の対日輸出で米国より優位に立つことができる。「膠着しているTPP交渉を動かす、てこになり得る」(菅原上席主任研究員)との期待は大きい。

米国は簡単には譲歩しない

 一方で、「リスクの高い戦略」(長谷部正道・大和総研主席研究員)と懸念する声もある。

 TPP交渉での米国の強硬姿勢の背景には、オバマ政権が、貿易協定を結ぶに当たってその内容を大統領に一任する貿易促進権限(TPA)を得られていないことがある。これがないと、米国政府は合意内容について逐一議会の承認を得なければならない。

 少しでも国内の各業界に不利益な内容となれば、議会に突き返されるのは目に見えているため、米国政府は強硬な主張をせざるを得ない。特に現在、今年11月の中間選挙の予備選挙がすでに始まっており、業界団体の意向を受けた議員は妥協できる状況ではない。

 TPAがない以上、米国が譲歩する可能性は低い、との見方は多い。「日豪EPAの先行で牛肉を筆頭とする米国内の業界が焦り、オバマ大統領にTPAを与える方向に行けばよいが、そうならない場合には業界の不満を高めるだけに終わる恐れがある」(長谷部主席研究員)。

 仮に多少の譲歩を認めたとしても、米国が今回の自由化水準で満足するはずはなく、TPP交渉および日米協議で、より高い要求を突きつけてくるのは必至だ。また、日米間の自由化率が日豪間を上回る水準になった場合は、オーストラリア側もあらためて同水準の待遇を求めてくるはずだ。

 今月24・25日のオバマ大統領来日を前に、日米間の協議が続けられるが、よりいっそう厳しい交渉になるのは間違いない。

 (「週刊ダイヤモンド」編集部 河野拓郎)


04. 罵愚 2014年4月24日 05:10:00 : /bmsqcIot4voM : E2OdyHnF5o
 ふたりがみせたい観客は、 ★阿修羅♪につどう在日日本人ではない。きみたちはお客じゃぁないのだ。観客は、支那であり、朝鮮であり、アメリカの有権者だ。
 しかしながら、やっぱしくさい演技だなぁ〜、

[12削除理由]:アラシ
05. ピッコ 2014年4月24日 05:14:48 : ldyqn.PAmBFfI : OMjUcCHmUU
私が民主党支持者であることを念頭に、以下のコメントを読んでくださいネ。(^_^;)

毎日、グルメ三昧の安倍総理を見るにつけ、在任中に「野田前総理にも銀座の高級すし店で、新鮮なネタと職人魂で握った、ウマい寿司を食べさせてあげたかった」、「菅前総理にもミシュラン3つ星の銀座の高級焼肉店で、お口の中で肉汁がジュワ〜ッと広がる、柔らか〜いお肉を食べさせてあげたかった」、「鳩山さんは… 鳩山さんは、もともとお金持ちだからいいか」なんて思う私なのである。 あの頃(民主党政権当時)は国の財政健全化ということで、公共事業の見直しやら、国会議員の報酬を抑えたりで、そんな贅沢なんかしようものなら、すぐに野党やマスコミから激しく叩かれたでしょうからね。 それどころか、東日本大震災後の緊張した日が続いて、睡眠さえ満足にとれなかったみたいですものね。 みんな目を真っ赤にして、テレビに映る顔も、脂ぎっていましたよ。 それに比べると、今はいいですね。 休みにはマスコミのお友達と、ゆっくりゴルフしたり、毎日、おいしいものばかり食べてるみたいだもの、今の総理。


06. 2014年4月24日 06:55:04 : uc2nhMKZ0E
相変わらず、大げさな表現が男だこと
ネトウヨと大差ない

07. 2014年4月24日 07:43:53 : LdOHqL2RnQ
日米同盟の強化 そればかりいいことのように書いているが軍事同盟を強化するのがどこがいいことなのか。阿呆ではないか。

冷戦が終わった今、正面の仮想敵国などないはず。

アメリカが中国とロシアと本気で戦争するとでも考えているのか。
馬鹿ではないか。


08. 2014年4月24日 07:56:04 : E6cihqy2j2
<米大統領来日>集団的自衛権、支持表明へ きょう首脳会談
毎日新聞 4月24日(木)7時15分配信

 オバマ米大統領は23日、大統領専用機で羽田空港に到着した。安倍晋三首相と24日に会談し、沖縄県・尖閣諸島について「日米安全保障条約5条の適用範囲にある」と米大統領として初めて明言することが両政府の事前調整で固まった。安倍政権が進める集団的自衛権の行使容認に向けた取り組みについても、支持を表明する。両首脳はアジア太平洋地域の平和的な繁栄のため、日米同盟が「主導的役割」を果たすことでも一致し、共同声明に盛り込む。

 米大統領としては18年ぶりに国賓として来日した。首相は23日夜、大統領を東京・銀座の高級すし店に招き、非公式に会談。会談終了後、首相は記者団に「ゆっくりと、さまざまな課題について話せた。明日の首脳会談では、日米同盟は揺るぎなく強固なものというメッセージを出せるようにしたい」と語った。

 オバマ氏の来日は2010年11月以来で3度目。首相が昨年12月に靖国神社を参拝し、米政府が「失望」を表明して以降、両国関係はぎくしゃくしてきた。だが、ウクライナ情勢への対応などで米政権が地域問題への関与を弱めているとの疑念が内外で生じており、アジアへの関与を重視する「リバランス(再均衡)」政策の継続を明確にするために、尖閣諸島への安保適用を明言することなどにつながった模様だ。

 東京・元赤坂の迎賓館で24日に行われる首脳会談に合わせて、共同声明を発表するのに加え、個別の協力分野を明示するファクトシートと相互交流の拡大をうたう3文書を発表する。声明には、中国の海洋進出を念頭に「力による一方的な現状変更の試み、海洋権益の主張の試みに反対する」と盛り込み、リバランス政策と安倍政権の「積極的平和主義」を双方が評価する。

 会談では、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設手続きの進展を歓迎し、在日米軍再編と沖縄の負担軽減に取り組む方針で一致。日米防衛協力の指針(ガイドライン)の見直しを着実に行うことも確認する。

 北朝鮮に対しては、核兵器開発の放棄を迫る方針を確認し、ウクライナ情勢についても意見交換する。海洋安全保障やサイバー防衛などで日米が協力し、東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国の支援を行うことでも合意。韓国、オーストラリアなど米国の同盟国、インドなどパートナー国との連携を強化する方針でも一致する見通しだ。

 オバマ大統領は24日、首脳会談に先立ち、皇居で天皇、皇后両陛下と会見。首脳会談後には共同で記者会見を行う。その後、明治神宮などを訪問。25日午前に韓国に向け出発する。【古本陽荘、鈴木美穂】

 ◇24日のオバマ大統領の日程

9時20分 歓迎行事

  35分 天皇、皇后両陛下と会見

10時30分 日米首脳会談

12時15分 日米共同記者会見

その後  日本科学未来館、明治神宮を訪問

19時00分 宮中晩さん会

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140424-00000007-mai-pol


09. 2014年4月24日 08:04:34 : BIgfJMRMNE
日米同盟の名を借りた「属国同盟」www

オバマは日本になんか何の期待もしてねーよwww


10. 2014年4月24日 08:37:44 : E6cihqy2j2
オバマ米大統領来日 「同盟強化」実利的に判断
産経新聞 4月24日(木)7時55分配信

 安倍晋三首相が23日夜、米国のドキュメンタリー映画の舞台ともなった東京・銀座のすし店「すきやばし次郎」にオバマ大統領を招いたのは、万事にビジネスライク(事務的・実務的)なオバマ氏を夜の街に引っ張り出すことで、首脳同士の良好な関係を内外にアピールする狙いがある。

 ただ、それが両首脳の個人的な信頼関係構築につながったかというと「初めからそこまで期待していない」(外務省幹部)のが本音だ。日本側もそこはあくまでビジネスライクに割り切り、すし店での夕食会で両首脳は実利的に北朝鮮や中国など東アジア情勢などについて意見交換した。

 オバマ氏は外交辞令や会談でのジョークなどを好まず、本題だけを話したがることで知られる。昨年2月に訪米した安倍首相との昼食会でも、バイデン副大統領らがワイングラスを傾ける中で、オバマ氏の前にはミネラルウオーターの瓶だけが置かれていた。

 「彼はビジネスライクだけど、それは仕事をするという意味では別にいい」

 安倍首相は最近、周囲に淡々とこう漏らした。そこには米大統領を18年ぶりに国賓として日本に迎える高揚感はない。昨年2月のオバマ氏との初会談前日に「明日はがちんこ勝負になる」と意気込んでいたのとは対照的なぐらいだ。

                 × × ×

 それもそのはず、安倍首相はもうオバマ氏に対し、小泉純一郎元首相とブッシュ前大統領のようにケミストリー(相性)が合い、肝胆相照らす間柄となることは望んでいない。

 もともと市民運動家(人権派弁護士)出身でリベラル色の濃いオバマ氏と、名門政治家の家系に生まれて帝王学を学んできた安倍首相とでは共通項が少ない。

 ただそれだけでなく、安倍首相が距離を置く背景には、キャメロン英首相、メルケル独首相をはじめ「世界中でオバマ氏とケミストリーが合う首脳はいない」(政府高官)との認識がある。それどころか「オバマ政権自体がイスラエル、サウジアラビア、インド…と同盟国や友好国と全部関係が悪い」(外務省幹部)というのが実態だ。

                 × × ×

 一方、日米関係は昨年12月の安倍首相の靖国神社参拝以降、多少ギクシャクしたが、最近は「かなりよくなった」(日米外交筋)。オバマ氏自身の仲介で首相と韓国の朴槿恵(パククネ)大統領との初会談も実現し、「米側も日韓の歴史問題を取り上げる必要がなくなった」(同)こともあり、関係修復段階はほぼ過ぎ去った。

 むしろ、米国が靖国参拝に「失望」を表明したことで、安倍政権側がオバマ政権を見切った部分がある。

 失望表明は米国が求めたTPP交渉への参加を決断し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題を動かすなど「短期間にこれだけ日米関係を進めた政権はない」(外務省筋)という安倍政権を傷つけた。しかもそれは中国、韓国の反日攻勢を勢いづかせただけで東アジアの緊張緩和に何らつながらず「全く戦略的でない」(政府高官)からだ。

                 × × ×

 日米韓3カ国首脳会談の際にもこんなことがあった。

 安倍首相は自身のアイデアで朴氏に韓国語で「お会いできてうれしい」と呼び掛け、日韓対話に前向きで友好的な日本を世界に印象付けた。米側はラッセル国務次官補もライス大統領補佐官も好意的だったが、オバマ氏はやはりビジネスライクだった。首相は周囲にこう振り返った。

 「オバマ氏の態度は特に変わらなかった。彼の関心事項はTPPだね」

 日米同盟は日本にとって死活的に重要だ。ただ、安倍首相としては、オバマ氏との信頼関係よりもTPPをはじめ日米間の諸課題の実務的な前進によって、同盟強化を図ろうと実利的に判断したのだろう。(阿比留瑠比)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140424-00000076-san-pol


11. 2014年4月24日 12:35:09 : z8JL03Igb2
日米同盟の強化確認、中国けん制…首脳会談
読売新聞 4月24日(木)12時16分配信

 安倍首相は24日午前、国賓として来日中のオバマ米大統領と東京・元赤坂の迎賓館で会談した。

 安全保障と経済の両面で日米同盟がアジア太平洋地域を主導していくことを確認する共同声明を発表する。米側は、沖縄県の尖閣諸島を日米安全保障条約の適用対象とする立場を明確にする見通しだ。環太平洋経済連携協定(TPP)交渉については、甘利TPP相と米通商代表部(USTR)のフロマン代表が24日未明まで続けた日米協議を踏まえ、首脳会談で詰めの協議を行った。

 首相は会談の冒頭、「大統領のアジア歴訪は、(アジア太平洋)地域への関与を重視するリバランス(再均衡)政策を裏付けするものだ。日米両国として、平和で繁栄するアジア太平洋を確実にするための日米同盟の主導的役割を実現していきたい」と述べた。

 これに対し、大統領は「日米の強い協力で、(同盟関係に)さらに強い進展があると確信している。日米は、国際的な秩序を守るような強いルールを一緒に協力して作らないといけない」と応じた。

 日米両首脳は会談で、安全保障協力を通じて日米同盟を強化していく方針を確認する。大統領は、尖閣諸島に日米安保条約第5条の対日防衛義務が適用されることを明言する見込み。会談後に発表する共同声明にも、安保条約適用が明記される見通しだ。

 米大統領が国賓として来日するのは18年ぶり。オバマ大統領の来日は2010年11月以来、約3年半ぶりで、大統領としては3回目となる。両首脳は会談後、共同記者会見に臨む。

 両首脳は会談で、急ピッチで軍拡を進める中国や、核・ミサイル開発を強行する北朝鮮の動向をにらみ、日米同盟がアジア太平洋地域の平和と安定を確保していく考えで一致する。尖閣諸島を巡る日中対立を踏まえ、「力による現状変更の試み」に反対する考えを表明することで、尖閣周辺海域で領海侵入を繰り返す中国をけん制する。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140424-00050112-yom-pol



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