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2014年04月23日
笑い転げるような「閣議・閣議懇議事録」。このような議事録自体が作文であるとして、なぜ?こんな恥さらしのような霞が関文学で満たされるのか。脳味噌が相当異常を来しているとしか思えない。かの産経新聞でさえ、情報公開もいいが、あまりの体たらくを晒すのはいかがなものかと訝る始末である。読売が「もんじゅ、核燃サイクルいき詰まり」風な記事を書いたり、TPPの豚肉関税一ケタ台かなんて記事を書いたりして「甘利会見出禁」になったりと、奇妙な雰囲気になっている。おそらく、天の声が降りてきたのだろうと推測する。「安倍晋三では、様々な面で欧米諸国にとって不都合が多すぎる。これで、北方領土問題の進展でも起きたら一大事だ。夏までに、何とかしろ!石破茂」と云う“つぶやきご託宣”が発せられたようだ。
≪ アドリブなし? 形骸化くっきり
安倍晋三首相が「歴史的な一歩を刻むことになった」と誇らしげにアピールした閣議の議事録公開だが、ふたを開けてみれば各閣僚の発言は事前に政府内で調整した文章を読み上げたような形式的な中身に終始した。しかも出席した19人のうち過半数の10人は一言も発言しておらず、以前から指摘されていた 「閣議の形骸化」が逆に浮き彫りになる形となった。
「ただ今から、閣議を開催いたします」
進行役を務める菅義偉(すが・よしひで)官房長官の一言で幕を開けた1日の定例閣議。この日の議論の目玉は「防衛装備移転三原則」の閣議決定だった。
しかし、議事録をみると、菅氏の指名を受けた小野寺五典(いつのり)防衛相らが「わが国を守り抜くための必要な諸施策を、より一層積極的に推進していく所存だ」などと政府の公式見解を述べただけ。事前に用意された文言をそのまま読んでいるとしか思えない硬い表現が並んだ。
この日の閣議では 同日からの消費税率引き上げも話題になったが、増税後の影響や対策について麻生太郎財務相、甘利明経済再生担当相、新藤義孝総務相、田村憲久厚生労働相が紋切り型の発言を繰り返して終わった。閣議後、自由に意見交換する場とされる閣僚懇談会でも、新藤、麻生両氏がそれぞれ省の取り組みを紹介しただけだった。
議事録を読んだ政府関係者は、「閣議後の記者会見で閣僚が説明している内容と変わらない」とした上で、「役所から渡されたペーパーを読み上げる閣僚がほとんどということだ」と打ち明ける。
週2回行われる定例閣議の開催時間はおおむね10〜15分。その後の公務日程が続くため、議論のための時間が十分に確保できない事情もある。
また、国の安全を脅かす恐れがある議事録は、情報公開法に定めた「不開示事由」に該当するため非公開にできる。さらに公開される議事録は事前に発言者の了承を得る必要もあるため、1日の議事録についても実は公開していない閣僚間の会話がある可能性がある。
稲田朋美行政改革担当相は閣僚出席の全ての会議の議事録作成を義務付けるよう、公文書管理法のガイドラインを改定する意向も示した。
閣僚を構成員とする政府の会議は現在172あるが、今後は発言者名と発言内容の明記を義務付けるものの、全ての発言を記載するのか、要旨にとどめるのかは 各省が判断する方向で調整している。議事録公開の適否も各省が判断する方向のため、外交・安全保障の基本方針を協議する国家安全保障会議(NSC)の議事録などは非公開となる可能性が大きい。
議事録公開は民主党や公明党などの要請もあり、政治の透明性を確保するため実現したものだが、紙の読み上げのような議事録公開が続けば、逆に政治への不信を招くことになりかねない。 ≫(産経新聞:石鍋圭)
昨日の「世捨て人コラム」を書きたい気分になってきたのは、この辺が奇妙な風向きとして感じられた所為かもしれない。昨日22日にアメリカの属国管理人の一人、アーミテージ元国務副長官が石破と会談を持ったらしい。安倍政権の集団的自衛権の行使容認に関するアドバイスと云う触れ込みだが、アーミテージは「安倍政権を長く続かせるためには、経済を最優先でやらなければならない」「安全保障政策は丁寧に議論を進めるべきだ」と語ったようである。つまり、安倍晋三は、アメリカ様の意向に沿わない動きが多すぎる。今さら、中国と敵対するとか、慰安婦はいなかったとか、バカバカしい話に現を抜かされるのは、非常に迷惑。アベノミクス実現に精を出せ、と言われたも同然のようだ。
どのようなかたちで、安倍政権崩壊のきっかけが生まれるのか定かではないが、ほぼ死期を知らせる風が吹き出したのは間違いない。アメリカ様が言い出した、経済政策の最優先、という言葉の言外には、TPPにおける諸条件をアメリカ様の言う通りに飲めと言われたわけ。また、現状の経済成長戦略では、何一つ好くならないし、逆に悪化の一途を辿る。正直、経済優先と言っても、本気でやらなくていい。今まで通り、勇ましい掛け声は出しても良いが、何もするな。“角を試して牛殺す”羽目になる。出来たら、何とかスキャンダルを捏造し、東京地検特捜部案件の噂でも流したらいいだろう。こんな具合に、ことが進んでいる気がする。
安倍政権がくたばるのは、悪いことではないが、このような流れは、一層わが国の自主独立が遠のくことを意味している。その点では、「国家主義ごっこ」に興じている安倍政権に頑張ってもらい、外交安保から日本経済に至るまで、グチャグチャになった方が質は良い。“ひっちゃかめっちゃか”な中で、プーチン大統領と北方領土問題に何らかの進展を見出す方が、日本の将来の為じゃないのかと思う部分もある。米国一国主義は世界の不幸である。自民党政権はハプニングでもない限り、あと2年近くは続くのだから、ネオコン隷米主義者石破茂が首相になるより安倍の方がまだしもかもしれない。
まさか筆者が安倍晋三にエールを送るコラムを書くとは、夢々思わなかったが、日米の風向きが急転直下変わってきたようだ。今頃になって、小沢一郎の方がアメリカ様にとって好都合な政治家だったのかも?と後悔しているかもしれない。小沢・亀井ラインを復活させられないのか?本気で考えているような気さえする。しかし、現実には無理が多すぎる。あれだけ人格を破壊してしまった政治家を復活させるのは、アメリカ様でも至難の業だ。愚民が承諾しないだろう(笑)。内閣総理大臣になる寸前の小沢一郎を国策捜査で貶めるシナリオを作った、自民党幹部、及び法務官僚、最高検察庁の愚か者の顔がみたい。財務大臣で一人の顔は度々見るがね。
そして、国策捜査の最終決断を下した当時のオバマ政権、ヒラリー国務長官、キャンベル国務次官補、韓国外務省は最悪の判断をして、日本国の国益ばかりではなく、アメリカ様の国益にまで損害を与えた。権謀術策と云うものには、因果応報がつきものということだ。だいたいが、日本の政治に口を出すのも構わないが、「国家アノミー状態」の韓国と語り合うなど、米国も焼きが回ったインテリジェンスしか残っていない感じになる。あの客船事故の顛末を眺めていると韓国と云う国の「集団アノミー」だけが見えてくるわけではない。国家も国民も、実は異常に情緒不安定であり、北朝鮮以上に難しい人々の感じさえ抱かせる。不幸な出来ごとなのはたしかだが、物事への対応が、解せない。感情の発露が向かう表現方法も、方向性も、中国やロシア、イスラム諸国とより異質だ。感情的な嫌韓ではなく、韓国と云う国の資質を考える必要もありそうだ。これで日米韓軍事協力ってもの、驚くほどリスキーな話である。
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