ガス抜き屋の原子力委員会にゴリゴリ推進の自民党、金が切れて禁断症状を呈する立地自治体。不良債権にしないためジリジリ待っている融資金融機関、言うことはバラバラ。

さらに一向に収束しない事故の処理。ここにウソがあることぐらい折り紙つきの愚民でも認識できるようになってきた。

奴らもすでにジリ貧だ。

《遅すぎ》東電が初めて最悪のケースを想定！福島第1原発のタンクが満杯になり、2年後に汚染水が漏れる恐れ！
http://www.asyura2.com/14/genpatu37/msg/566.html
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-2330.html
2014/04/21 Mon. 12:00:41　真実を探すブログ

支配層の意向に添う形でこれまでマスコミが担った役割は、原発推進だけにとどまらず、・消費増税を含む税制のフラット化や、・日本の負担を増やす改憲論議、・弱肉強食型の規制緩和、・自由に対する権力の介入等々、を後押しすることだった。そして こうした情報宣伝が繰り返される中で、中道・左派はその勢力を削がれていった面はある。

また、そのように中道左派を減退させておきながら、「真ん中」が必要だ！「真ん中」が足りてない！と言って、毎回、より右寄りを「真ん中」の旗手として、すげ替える戦略がとられてきた。阿修羅でもマスコミ権力寄りの工作員によって、こうした論法は散々使われている。

今回、マスコミが担ぎあげた「真ん中」というのが経済右派の小泉純一郎である。清和会的思想面からしても安倍政権と近い。ずいぶんと右寄りの「真ん中」ではないか！

都知事選では小泉陣営のブレーンには古賀茂明（大阪府市統合本部特別顧問）がつき、陣営としては安倍政権の国家戦略特区構想に賛成であった。小泉陣営に賛同した左翼文化人は選対に加えてもらえるわけでもなかった。

小泉氏は現在でも自民党の党籍があり、その範疇でしか動けない。というよりも、私は安倍政権の二枚舌である「原発ベース電源」と｢脱原発依存」の、｢脱原発依存」面を政権外部から担うのが小泉氏の役割であるのだとみる。

支配層側もバカじゃないから、エネルギーの多様性や経済的観点から｢脱原発依存」は当然考えているだろう。その動きの一つとして小泉氏がいるのであり、経済右派の彼らが生活者の負担面を真剣に考えてくれるのかは甚だ怪しい。

電力会社等の官僚主義打破のために自由化は一定の意味があるが、それには、新規資本が営利だけの追及に走らないよう、公益性や公共性も同時に兼ね備える必要がある。経済右派のやり方としては、例えば公共ライフラインへの外資参入や料金増の変動料金制を企ててくる可能性は十分ある。

今日の東京新聞夕刊に以下の２本の記事が載っている。
核のコントロールは無理だ。
人間は神ではない。

自然の中で生きることを許された自然の一部であると理解しなければならない。

●（１）「海面上昇と浸食で放射能汚染の恐れ」

英国の放射性廃棄物の処分場（埋立地）が海面上昇と海岸浸食で海を汚染し始めると推定されている。

●（２）「返還廃棄物 青森に」

日本の原発で使い終わった核燃料の再処理を英・仏に委託しているのだが、その結果生じる「高レベル放射性廃棄物」が日本に帰ってくるのだ。

日本では「核燃料サイクル政策」を推進しているので英・仏から帰ってくる使用済み核燃料かを再処理するというわけだ。

しかし、その結果生じる「核のゴミ」である固化体の最終処分地は決まっていない。

●日・英で長期にわたって安全な管理は無理だ！

日本も英国もそれほど大きくない海に囲まれた国土で「核のゴミ」の長期安全確保は無理なのだ。

（１）の記事は「核のゴミ」の処分場のある英国で問題になっているのだが、世界一地震の多い日本では「核のゴミ」の処分場さえ決めることができない状況だ。

もう原発はやめなければいけない。人間はもっと謙虚にならなければいけない。

＜原発村社中＞に残っている戦術は“電気料金値上げ"だけなの。
だけど、その脅迫戦術はもはや通じなくなってんのさ。
独占的な＜電力会社＞から電気を買うより、自前発電や地域発電の方がコストメリットも大きいし、地域振興にも役立つ「エネルギーの地産地消システム時代」が稼働しつつあるんだよ。
もう一つ、重要なことは「電力は余っている＝過剰生産」だってことさ。
その元凶が「原発村」という、ヘドロ官僚機構＆ぶらさがり既得権益族＋バカメディアの嘘八百ってこと。
“電気料金値上げ"を＜パンパース政権＆ヘドロ霞ヶ関＞が唯々諾々として容認すれば、大半の国民から「？！」マークを付けられて、しっぺ返し（訴訟と抗議と選挙）を食らうこと必然である。