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虚偽申請1億円超 また慈恵医大で「補助金不正受給」疑惑
http://gendai.net/articles/view/news/149594
2014年4月18日 日刊ゲンダイ
不正体質なのか/(C)日刊ゲンダイ
慶大医学部、日本医科大と並ぶ私立医大のご三家のひとつ「東京慈恵会医科大」で、国の科学研究費補助金(科研費)の不正受給疑惑が浮上し、大学側が内部調査を進めていることが日刊ゲンダイ本紙の取材で分かった。
科研費は、国が大学研究者らに研究費を助成する制度。研究者が研究目的や計画などを申請し、審査を経て採択されれば助成金が支払われる仕組みだ。文科省によると、2013年度は約2318億円を助成している。
関係者によると、昨年末、肝臓内科の男性医師が科研費の「虚偽申請」などをしていた疑いが発覚。大学側は文科省に報告するとともに内部調査委員会を立ち上げて詳しい調査に乗り出したという。
「問題の医師は、自分のものではない虚偽の論文を提出して科研費を申請していた。その額は1億円を超えているようです。科研費の申請が通れば国に認められた研究とされるため、製薬会社の研究費が付くケースが多い。その額は科研費の3〜4倍にもなります。こうした背景もあって虚偽申請が行われた可能性があります」(文科省関係者)
慈恵医大は日刊ゲンダイ本紙に対し「科研費をめぐるプロセス、手続きの一部にルール通りではない部分があった。(不正受給の)金額や詳しい状況は調査中」(広報担当)とコメントした。
■10年前にも同じ不祥事
言うまでもなく、科研費の財源は税金だ。慈恵医大が悪質なのは、科研費の不正受給は今回が初めてではないことだ。04年度にも不正が判明、文科省は、関係した70人の受給資格を一定期間停止し、加算金を含め約5億円の返還命令を出している。慈恵医大は当時、理事長の給与カットなど反省のそぶりを見せていたが不正体質はナ〜ンモ変わっていなかったワケだ。
「今回の虚偽申請の手法は、10年前の不正と似ています。問題の医師はあの時関係した70人のひとりです」(前出の文科省関係者)
慈恵医大は、ノバルティスファーマの降圧剤の臨床研究データ操作事件で、東京地検に家宅捜索(薬事法違反の疑い)されてもいる。不正の闇は底なし沼か。
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