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それでも日露外相会談をすすめる佐藤優はくわせものだ
http://www.amakiblog.com/archives/2014/04/18/#002944
2014年04月18日 天木直人のブログ
今頃になって岸田外相の訪露延期を発表した安倍外交はその無能ぶりを白状したようなものだ。
しかも「日程上の都合で日露双方が合意して延期した」という言い訳が大嘘だ。
実態は悪化の一途をたどるウクライナ情勢をめぐり、ロシアのプーチンと米国のオバマの対立が激化する中で、G7の結束を重視せざるを得ない日本としてやむなく延期に追い込まれたのだ。誰でもわかることだ。
そう思っていたらきょう4月18日の東京新聞「本音のコラム」で外交評論家の佐藤優氏が「積極的平和主義外交」と題して次のように書いている。
そう時を置かずにどこかで岸田外相がラブロフ露外相と会談する機会を持ちロシアと対話すべきだと。
米国やEUに出来ない独自の積極的平和主義外交を日本が展開する余地があると。
それができるならそうした方がもちろんいいに決まっている。
しかしそれができる唯一の日本とは、憲法9条を掲げる日本でしかない。
ウクライナ情勢の混迷は、紛争を武力や武力の威嚇で解決しようとする米露中などの軍事覇権主義大国のせめぎ合いの結果もたらされたものだ。
軍事大国がその軍事覇権主義を背景にそれぞれの思惑で動いている限り本当の平和的解決は困難だ。
ウクライナ情勢の解決に日本が貢献できるとすれば、それは平和憲法9条を掲げる日本しかない。
その平和憲法9条を捨て去る事を政治信条だと公言している安倍首相が、米国やEUの出来ない外交を展開できるはずがない。
それを知りながら安倍首相に積極的平和主義外交を求める佐藤優氏はくわせものである(了)
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