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世界的バカ高なのに逃げ切り 許しがたい議員歳費「2割増」
http://gendai.net/articles/view/news/149579
2014年4月17日 日刊ゲンダイ
世界の2トップを上回る/(C)AP
東日本大震災の復興財源捻出や消費増税に伴い、“身を切る改革”として12年12月からスタートした国会議員の議員歳費2割カット。国民に消費税増税を押しつけているのだから、議員歳費の2割カットぐらい当たり前のことだ。
ところが、与野党の議員たちが、国民の知らないところで、こっそり議員歳費を元に戻そうとしている。
「議員歳費の削減は2年間の時限立法のため、4月末に期限切れを迎えます。つまり、このまま連休に入れば、来月から自動的に歳費は約25万円増える。1人当たり満額の月額129万4000円を手にすることができる。与野党の議員は、国民に気づかれないうちに、なんとしても時間切れに持ち込むつもりです」(永田町関係者)
しかし、こんな勝手なことが許されるのか。国会議員はせめて、仮設住宅で暮らす被災者が1人残らずいなくなるまで、歳費の2割カットを続けるべきだ。被災地では、いまだに10万人以上が仮設住宅で暮らしている。
■オバマ、プーチン両大統領以上
そもそも、日本の国会議員の歳費は世界でもバカ高いので有名だ。
「国会議員は二言目には<政治活動にカネがかかる、大変だ>と言いますが、年間2100万円の歳費は世界でもトップレベルの金額です。さらに非課税で使途を問わない1200万円の文書交通費、780万円の立法事務費が税金から交付されています。ひっくるめたら4000万円以上。彼らの働きぶりからすれば、2割どころか、5割カットでもいいくらいです。総額2000万円で十分でしょう」(政治評論家の伊藤達美氏)
ロシアのプーチン大統領の昨年の年収は約1000万円(367万ループル)、オバマ米大統領は4000万円(約40万ドル)だ。日本の国会議員がプーチンやオバマより働いているとはとても思えない。
「議員歳費だけでなく、国会議員の政治活動を支えるために、1人当たり4500万円もの政党助成金が税金から支払われています。総額300億円以上です。石破幹事長は<歳費が下がり、新人議員は政治活動に支障をきたしている>などと強調していますが、自民党で政党助成金を配分する権限があるのは幹事長です。だったら、きちんと配分しなさいと言いたい」(伊藤達美氏)
国会議員たちの逃げ切り“歳費アップ”を絶対に許してはいけない。
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