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一人無所属となって野党再編 動き出した小沢一郎の“終活”
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140417-00003883-sbunshun-pol
週刊文春 2014年4月24日号
政治家になって45年、今年72歳に
4月7日、小沢一郎生活の党代表は、定例記者会見の最中に飛び込んできた、渡辺喜美みんなの党代表の辞任表明のニュースに驚きの表情を隠さなかった。
「世間に知られない形で、政治に関係するお金を人様から借りたことがないのでわからない」
そう報道陣に語る小沢氏は、過去に「政治とカネ」を巡り、自らの資金管理団体「陸山会」が捜査の対象となり、元秘書3人は有罪判決を受けた。
最近、その1つの区切りとなる会が開かれた。3日の夜、小沢事務所がよく使う都内のイタリア料理店で、小沢氏と元秘書3人が一堂に会した。2009年の事件発覚以来、初めてのことだった。
「小沢氏は秘書たちの労をねぎらい、社会復帰に向けたそれぞれの計画が報告されたようです」(党関係者)
最高裁判決を待つ石川知裕前衆院議員は法政大学大学院に入学し、別の元秘書は税理士試験に合格した。
「再就職の世話をするように小沢氏側に要求していた元秘書とも話がついたようです。小沢氏も肩の荷が下りたのではないか」(同前)
周辺は今、政治家小沢一郎の“終活”を模索し始めているという。
「小沢氏の存在が野党再編の足かせになっている。そこで小沢氏は無所属になり、行動を共にしてきた側近たちを民主党に復党させる。そして、野党結集を実現させるというものです」(民主党議員)
7日夜にあった細野豪志民主党前幹事長の派閥立ち上げのパーティーには、生活の党関係者も多数出席した。黄川田徹、階猛(しな・たけし)両衆院議員ら元小沢側近が中枢を担い、「民主党の過去と決別し新たな旗を掲げる」と宣言する細野派。「民主党に残っていたら入会していた」と同調する小沢氏側近も多いとされ、受け入れ先となる可能性が高い。
周囲が“名誉ある撤退”に動くのは、小沢氏の厳しい政治状況がある。生活の党は国会議員9名の小政党となり、参院選では地元岩手でも敗れた。来年秋に予定される県知事選でも、包囲網が敷かれようとしている。
「自民・民主の相乗りで、小沢氏の愛弟子である達増(たっそ)拓也知事に対抗馬を立てる。有力候補は、小沢氏と決別して昨夏の参院選で3選を果たした平野達男参院議員です」(地元関係者)
“壊し屋”と呼ばれた小沢氏。最後に壊すのが、生活の党になるのだろうか。
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