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木下昌明の映画批評『アクト・オブ・キリング』(レイバーネット日本)/反対勢力の抹殺に走った「バンチャシラ青年団」と安倍政
http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/280.html
投稿者 gataro 日時 2014 年 4 月 15 日 19:57:22: KbIx4LOvH6Ccw
 

権を支える在特会がダブって見える。




本年度アカデミー賞 長編ドキュメンタリー賞最有力! 
全世界の映画賞を総なめしている超話題作 http://www.aok-movie.com/
私たちが目にしている彼らの姿、これが悪の正体なのか―――-。



スハルト将軍のクーデター下でくり広げられた100万人とも200万人とも言われるインドネシアでの大虐殺についてスカルノ大統領夫人だったデヴィさんが自身の体験を語っている。

インドネシア共産党幹部のひとりが全身を針金で縛られ締め付けられて殺された―伝聞ながらデビ夫人の語る虐殺シーンは身の凍るような恐ろしいものだった。

この大虐殺がアメリカとその目下の同盟者である日本の支援のもとで無慈悲に推し進められたということは、決して忘れてはならない。

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●ジョシュア・オッペンハイマー監督『アクト・オブ・キリング』

“英雄視”される虐殺の加害者――インドネシア史の「闇」を暴く

http://www.labornetjp.org/news/2014/0414eiga

http://image.excite.co.jp/feed/expub/Excite_ism/2014/E1397008775123/E1397008775123_2.jpg


米国のジョシュア・オッペンハイマー監督『アクト・オブ・キリング』は、おぞましくも見入ってしまうドキュメンタリーだ。


冷戦時代の1965年、インドネシアのスカルノ大統領が失脚、軍部が権力を握る政変があった。反対勢力や華僑に“共産党”のレッテルを貼り、100
万人の大量虐殺が行われたという。が、それは今日まで隠蔽されていた。米国をはじめ西側諸国はこの事件に目をつぶっていた。かつて政変の直前を描いたメ
ル・ギブソン主演の『危険な年』という映画を見たが、それは外国人記者の視点からのもので、そこからの脱出劇だった。虐殺の一面を当の加害者らが喜々とし
て再現してみせた本作は、歴史の闇に初めて光を当てたもので、その衝撃は計り知れない。直接手を下したのは、軍部というより民間人だったことに唖然とし
た。


映画は、白髪にサングラス、スーツ姿のアンワルという老人が颯爽と登場するところから始まる。彼は当時、映画チケット売りのダフ屋で“プレマン”と
よばれるやくざだった。それが半世紀前の1000人の殺人を誇るように殺人現場に案内し、どういう具合に殺したかを再現してみせる。アンワル老人は国や市
の有力者からも一目おかれた“英雄”とわかる。そんなやくざと親交が厚いのが「国家の下僕」と自称する、メンバー300万人という民兵組織「パンチャシラ
青年団」。この民兵とやくざが、軍部(その背後に米国)の後押しと新聞社の情報を基に虐殺を重ねたことが推測できる。


興味深いのは、彼らがハリウッド映画のスターになったつもりで、かつての殺人を美化する映面を作ろうと残酷なシーンや巨大な滝の前で歌い踊る幻想
シーンを演出したりすることだ。その殺人者らを国営テレビまでが讃える有り様。興にのったアンワル老人が、被害者役を演じて、「俺は罪人なのか」とショッ
クを受けるシーンは圧巻。


映画の試写会で、故スカルノ大統領のデヴィ夫人は「虐殺が事実だと証明されてうれしい」と語っている。しかし、日本のマスコミはこの発言を取り上げようとしない。(木下昌明・『サンデー毎日』2014年4月20日号)


*4月12日より渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開。


〔追記〕 安倍の憲法無視の“独裁政治”の成り行きをみていると、あれよあれよという間に“平和国家”から“軍事国家”に移行しているとしか思えな
い。この道は、かつてのインドネシアに向かっていく可能性が高い。ヘイトスピーチの「朝鮮人を殺せ!」は、インドネシアの「華僑(中国人)を殺せ!」と同
じである。安倍政権を支える在特会が、「パンチャシラ青年団」と同じく反対勢力の“抹殺”に走らないと誰が保証できよう。映画をみながら空恐ろしくなっ
た。


 

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コメント
 
01. 2014年4月15日 20:21:26 : fXVtZGpNBs
安部とは関係ないんじゃないの(笑)

こういう牽強付会は、虐殺の被害者にたいしても失礼だと思うよ。全然、次元の違う問題を引っ張ってきて、事態を矮小化しているようにも見える。

「あいつは敵だ、敵は殺せ」という論理がモンダイなのであって(共産主義の側ではポト派の虐殺がその一例ね)、安部を無理やり結びつけるやり方の方に、むしろ、当時の虐殺のイデオロギーの残滓を私は感じるね。

で爺


02. 2014年4月15日 20:22:54 : fXVtZGpNBs
↑ 安倍だった。失礼。(笑)

03. 2014年4月15日 20:47:58 : IDAuiPISIs
で爺は、もういいから寝なさい。

それより、この映画紹介で面白いのは、映画評論家、町山智浩氏の次の動画のコメントだ。

https://www.youtube.com/watch?v=AfJZb7Vzy6U

町山氏が司会をした東京での試写会にデビ夫人が出席し、その記者会見に多数のマスコミも参加した。デビ夫人がインドネシアでの虐殺事件を取り上げたにもかかわらず、その記者会見のマスコミ報道は、「川島なお美 VS デビ夫人」のゴシップネタだった。

このことを、町山氏はひどく憤慨して、日本のマスコミは最低と絶叫している。

町山氏といえば、以前、上杉隆氏をパッシングした人物である。上杉氏は記者クラブを批判してバッシングを受けた。町山氏も上杉バッシングに加わったひとりだ。

それが、いまでは日本のマスコミが最低だと叫んでいる。

まことに滑稽である。


04. 2014年4月16日 04:41:44 : Huc46W1eZ6
「明日は我が身」の想像力の在りや無しやって事よね。
在れば自ずと「己の欲せざる処、他に施す事なかれ」となる。
心得怠った愚か者には自ずと其の因果が応報する。
斯う云う人は二度でも三度でもする。
想像力の在りや無しやの問題だからだ。
学習の機会をそうと捉えず屑籠に都度都度捨てる習慣から脱するには、相当痛い目を何度か見なければ駄目だろう。
まことに滑稽だが、図らずも町山氏は一度目のチャンスを得ただろう。
俺も。俺達も。デビさんも、デビさんが大好きなキチガイの田母神も、キチガイ繋がりの坊ちゃん宰相も、ボケの入ったで爺さんも…、
皆でそうありたいものだね。
なるべく天に唾吐かない様に。 誰かを殴る時は相手が同じ殴り方で殴り返して来た時一々子供みたいな文句吐かない様に…。…其の時にも子供みたく相手に同じ事しない様に。

05. 2014年4月16日 08:05:07 : fXVtZGpNBs
いや、それは「想像力」ではなく、「(被害)妄想力」じゃないの?(笑)

カンボジアのツールスレイン収容所では、ポト派幹部が作り上げた「体制に都合の悪い人間はCIAのスパイ」「ベトナムの手先」みたいな妄想に合わせて、「政治犯」が拷問によって自供を強要され、処刑されていくのね。だから、一見、丹念に取られているように見える調書のストーリーが、判で押したように同じなのよ。到底、アメリカとの接点なんか持ち得ない人たちまでも、CIAのスパイにされちゃったわけね。

虐殺というのは、相手を自らの偏狭な世界観、政治観に合わせて、実像以上にデモナイズし、レッテルを貼り、断罪する発想が、エスカレートした時に、起こるものなのね。その事情は、左右を問わず同じなのよ。ガタロー氏にも投稿元にも、旧左翼のその手の発想の残滓が私には感じられるね。(おそらく、現在の一般的な共産党員は、彼らよりも柔軟なんじゃないの?)安倍首相や930を批判するのはいいけども、ミソはミソ、クソはクソとして批判しないとね(笑)

で爺


06. 2014年4月16日 11:15:03 : Huc46W1eZ6
あそ。
ならオススメの楽観主義に切り換えますかね。

北の得意技だそうですわ(笑)
http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E6%A5%BD%E8%A6%B3%E4%B8%BB%E7%BE%A9+%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%81%E3%82%A7
流石で爺さん 物の見方考え方が一味違うな…

 
目指せアベちゃんチュチェ思想!  在特会も手伝って、
     先軍政治まっしぐらマンセ〜〜〜〜


07. 2014年4月16日 19:01:38 : DjRSHqZcvQ
ヘイトスピーチに支えられた政権であることは間違いない。事実である。そして試写会に詰めかけたメディアがこの会見で語られた内容に一切触れないという事が今の日本の憂うべき現状を示すのだ。

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