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TPP交渉の本当の山場は11月のAPEC首脳会議である
http://www.amakiblog.com/archives/2014/04/15/#002940
2014年04月15日 天木直人のブログ
今度のオバマ大統領の来日ではTPP問題が最大の問題と当然視されている。
しかしそれはあくまでも自動車や農水産品の関税引き下げに関する日米間の合意の問題に限った話だ。
TPP協定全体の合意の話ではない。
そうなのだ。
今問題になっているのは実は日米の二国間経済交渉なのである。
だからたとえ今度のオバマ大統領の来日時に日米間の合意が出来なくても、それで終わりにはならない。
その交渉の本当の山場は、今年の11月のAPEC首脳会議まで続けられる。
それを教えてくれる記事をきょう4月15日の朝日新聞に見つけた。
すなわちTPP交渉に参加する12カ国は、5月12日からベトナムで首席交渉官会合を開く方向で調整に入ったという。
5月17日から中国でAPEC貿易相会合が開かれるのを前に、交渉を進展させる狙いがあるという。
APEC貿易相会合の行き着く先は11月の北京におけるAPEC首脳会議であることはいうまでもない。
その時の主役はホスト国の中国とその中国のパートナーである米国だ。
その時までに中国はTPP交渉の主要プレーヤーとなっているということだ。
日本はTPP交渉でますます受け身に立たされてかすむことになる。
この視点が日本のメディアにすっぽりと抜け落ちている(了)
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