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2014年 4月12日(土)20時31分22秒
(略)
アンドレアス・ディエゴさんのツイッターから。https://twitter.com/AndreasDiego
* 「Andreas Diego ?@AndreasDiego ? 22時間
「沖縄集団自決では、手投げ弾で死にきれなかった人たちがナタやノコギリで家族を斬り殺していた」130623 朝日新聞> 国家への忠誠心をすり込み、国のためと称して、軍人・政治家・官僚に生殺与奪まで認めさせた結果だ。」
* 「Andreas Diego ?@AndreasDiego ? 23時間
「沖縄地上戦で、軍は手投げ弾を配布して集団自決に追い込んだ。米軍の銃弾が飛び交う中、家族や親類ごとにつくった輪のあちこちから爆発音が鳴りだし、ちぎれた腕や足が飛び、内蔵が飛び出した」130623朝日> 自民党政治がこれもやむなし、と描く状況なのだろう。」
沖縄戦の悲惨さ。
アメリカ軍にやられる前に、自決した日本人(琉球の人)たち。
そうなった理由は何か?
私は、直接的な原因は、陸軍大臣だった東条英機が出した「戦陣訓」にあると思います。
例の、「生きて虜囚(りょしゅう)の辱(はずかしめ)を受けず」。
日本は1907年のハーグ条約に調印した国の一つでしたが、大日本帝国の偉大さにあまりに有頂天になった軍人たちは、あっさりと無視しました。
「第4条
:俘虜は敵の政府の権内に属し、これを捕らえた個人、部隊に属するものではない。
俘虜は人道をもって取り扱うこと。俘虜の身に属すものは兵器、馬匹、軍用書類を除いて依然その所有であること。」
大日本帝国の軍隊は、そうではなく、「敵国である米英は、鬼畜生である」、と日本国民にそのイメージを刷り込みました。「鬼畜米英」。
だから、捕虜になって、辱めを受けるくらいだったら、自決せよ、と。
ここから言えるのは、日本軍の情報無視。(英語は敵性言語であるから、使ってはならん。)
日本人大衆の、大本営発表の鵜呑み。
これが、あとになって、それは自発だったのか、強制だったのか、と疑問を生みました。
従軍慰安婦も、同じく。
続いて、TertuliaJapon さんのツイッターから。https://twitter.com/TertuliaJapon
* 「TertuliaJapón ?@TertuliaJapon ? 12 時間
極端な例で申し訳ないが、もしフランス国民と日本国民が入れ変わったら、日本で何が起きるか?国会と霞ヶ関と東電が群集に包囲占拠され、バスチーユ監獄開放のような暴動が起き、政治家と官僚、東電の幹部が吊るし上げを食らうだろうと、ということです。それ程、今の日本の政治は滅茶苦茶なのです。」
* 「TertuliaJapón ?@TertuliaJapon ? 4時間
日本人は権威に弱い。いとも簡単に権威にひれ伏す。コロッとやられちゃう。そんな権威だってただの普通の人間だっていうことが理解できないらしい。みんな権威を装っているだけだ。長い歴史、画一教育で養われてしまったのだろう。そう簡単には脱皮できまい。現人神を信じたその歴史は今も続く。」
* 「TertuliaJapón ?@TertuliaJapon ? 4時間
日本人が権威に弱いということの最大にして、最良の例は水戸黄門だろう。権威はみんな印籠を持っている。学閥や、地位や、財力という印籠を持っている。それら権威が話している時は皆、「この印籠が見えないか」と同時に呟いているのだ。この印籠と言う鬼の首を取らないことには、日本は前進しない。」
日本人がもしフランス人だったら、今の日本はこうなっているはずだ、という想像上のフランス人となった日本国の様子なり、日本人は権威に弱い、というTertuliaJapon さんつぶやきは、私も、そうだろうな、と思います。
では、どうしたらいいか?
TertuliaJapon さんは、「鬼の首を取れ」と提案していますが、確かに、フランス革命では、フランス人たちは鬼の首を取りました。ルイ16世。
イギリス人たちも一度、鬼の首を取りました。チャールズ1世。ピューリタン革命。
それゆえに、日本人もそれを真似て、「鬼の首」(印籠=権威)を取れ、ということになるわけですが、フランス革命なり、イギリス革命には、もう一つの要因がありました。
彼らは鬼の首を取る根拠を探したのでした。
すなわち、王権神授説に代わる、新しい権力の正統性(権威)の根拠は何か、と。
ヘーゲルが哲学史の序論で述べました。
「王の権威に関しても、従来とは違う根拠が、たとえば、国家に内在する目的や民族の幸福、といった根拠が求められた。それらは、啓示され、与えられ、権威づけられた真理とは対立する、まったく別の真理の源泉である。権威を別の根拠に差し替えることが、(17〜18世紀のイギリス、フランスでは)哲学することと名づけられた。」『哲学史講義・上巻』長谷川宏・訳p.61
今の日本人に必要なのは、天皇の権威という鬼の首を取ることではなく、それに代わる新しい権威の創出です。
で、それはすでにあります。
日本国憲法の「国民主権」。
ないのは、それを本気にできる日本人の思想です。
国民主権も、いわば、ペリーによる強制開国のように、マッカーサーによる日本人への強制貸与です。
思想の戦争により、戦後日本人の国民主権思想は、負けています。
不比等戦略に。
不比等戦略では、統治層が責任を持つのは、天皇に対してのみ。
だから、一般国民は、国家の責任範囲の対象外となります。すなわち、ゴミ、と。
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