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鹿児島2区に吹き荒れる安倍「TPP推進」への猛烈“逆風”
http://gendai.net/articles/view/news/149438
2014年4月12日 日刊ゲンダイ
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前回も自民は大苦戦/(C)日刊ゲンダイ
鹿児島2区補選(27日投開票)が安倍政権にとって、最悪のタイミングとなりつつある。選挙戦終盤の24日にオバマ米大統領が来日、“手土産”を持たせようとしてTPP交渉で妥協する可能性が高いためだ。
「鹿児島は自民党がほぼ議席を独占する保守王国ですが、農業県でTPP反対のJA(農協)の力が強い。安倍政権がTPPで妥協すれば、固定票の“農協票”が非自民候補に流れるのは間違いない」(農業関係者)
それでなくても、今回の補選は、政治とカネの問題で徳田毅衆院議員が辞職したことが発端で、「自民公認の金子万寿夫(67)には逆風」(地元記者)だ。民主党を離党した無所属の打越明司(55)は「政治とカネが最大の争点」と訴えている。
■現地入りが裏目になる可能性も
で、最後の週末の19日、安倍首相が金子の応援に入ることを決めたのだが、これぞ、危機感の裏返しだろう。しかも、安倍が奄美でも演説する。
「鹿児島2区は、鹿児島市の一部などの九州側と奄美群島に分けられますが、奄美では『金子候補には入れない』という声が少なくない。毅の父親で徳洲会創業者の徳田虎雄・元衆院議員は、自民党の保岡興治・元法務大臣と“保徳戦争”と呼ばれる壮絶な選挙戦を繰り返してきた。そのため保岡が鹿児島1区に国替えしたあとも、敵対心が残っていて、『保岡派県議だった金子には入れない』という拒絶反応があるのです。ここは保徳戦争で選挙に行く習慣が定着していて、投票率は県内でも非常に高い。安倍首相が足を運ぶのは徳田票の目減りを抑えるためでしょうが、奄美はサトウキビが主要作物ですから、TPPで妥協した首相の応援が逆効果になる可能性もありますね」(地元記者)
自民党の原発再稼働容認姿勢もマイナス要因だ。県内の「川内原発」が再稼働第1号になる可能性が高いことから、県内外の脱原発派が動き出している。参院選で17万票も得票した三宅洋平らが19、20日に奄美などで「選挙フェス」を開催する予定で、山本太郎参院議員の「新党ひとりひとり」が擁立、脱原発を宣言した有川美子(42)を応援する。安倍への逆風は凄まじい。
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