http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/142.html
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個人的には国会議員の歳費削減や定数削減を求めないが、国会議員の歳費削減は、民主党野田政権の最後(12年11月15日)に、議員定数の削減が実現するまでのあいだ2割を削減するという法律案が可決されたことで行われているものである。
その後の選挙に際しても、国会議員の歳費削減を公約とする政党が続出した。
そのような経緯がありながら、2割削減を公約として掲げた公明党は「議員定数削減が実現するまでおよそ7%削減をすべき」という方針に変わり、3割削減を公約とした維新の会までが「1割削減」に変わり、民主党も「与党の対応を見極める」と傍観者然とした態度を決め込む状況に怒りを超えて哀しみを覚える。
金融財政経済政策は、国際的な環境変化などの影響を受けるため、ある時点で合理的と判断された政策が不合理なものとなり修正されるという話は理解できるが、議員歳費の削減は議員の心構えや腹積もりで決まるものである。
歳費削減を継続したくない理由が、「歳費の大半は活動資金に消えて、月の手取りは30万円ほどだ」とか、「政治活動に決して支障をきたすことがないように、生活が困窮することがないようにということを考えなければならない」とか、多数派の国民が聞けば噴き出しそうな内容であることにも驚かされる。
そんなことはないが、仮にそうであっても、それを承知で公約に掲げたのだから言い訳にならない。
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国会議員の歳費 与野党 削減継続に否定的
(04/11 11:51)
現在2割カットされている国会議員の歳費削減が今月末で終わり、来月から満額支給になることについて、与野党から削減継続に否定的な声が上がっています。
(政治部・平元真太郎記者報告)
若手の議員からは、「歳費の大半は活動資金に消えて、月の手取りは30万円ほどだ」と悲鳴が上がっています。
自民党・石破幹事長:「政治活動に決して支障をきたすことがないように、生活が困窮することがないようにということを考えなければならない」
また、公約では2割削減を掲げた公明党ですが、「議員定数削減が実現するまでおよそ7%削減をすべき」という姿勢です。懐状況が厳しいのは野党も同じで、日本維新の会は「1割削減すべき」として、3割削減を訴えた公約からは大幅に後退しています。民主党は「与党の対応を見極める」と様子見の構えです。消費増税の上、定数削減が進まないなかで「議員も身を切る」として行った歳費削減を今月で終えるのなら、各党の説明責任が問われます。
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000024890.html
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国会議員の歳費削減巡り議論継続
4月11日 15時29分
衆議院議院運営委員会の理事会で、今月末で期限が切れる国会議員の歳費の2割削減について、公明党が歳費の一部削減を続けるよう求めたのに対し、自民党から若手議員にとっては厳しい措置だという指摘が出され、引き続き協議することになりました。
衆議院議院運営委員会は11日の理事会で、東日本大震災の復興財源の確保と消費税率の引き上げに伴って国会議員が身を切る姿勢を示す必要があるとして、おととし12月から2割削減されている国会議員の歳費について意見が交わされました。
この中で公明党は、歳費の2割削減が今月末に法律の期限を迎えることから、「国会議員の定数削減にめどがつくまでは続けるべきだ」と述べ、消費税率の引き上げに伴う部分の歳費の一部削減を継続するよう求めました。
これに対し、みんなの党が理解を示し、結いの党は2割削減の継続を求めました。
一方、自民党は「若手議員には『歳費削減は大変厳しい措置だ』という声が少なくなく、党内で検討したい」と述べ、引き続き協議することになりました。
自民党の石破幹事長は記者会見で、「国会議員が政治活動に支障をきたしたり、生活が困窮したりしないように考えなければならないが、国民に違和感を持たれる暮らしをしてはならないのも当然だ。両方を満たす形で結論を出さなければならない」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140411/t10013670231000.html
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