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「国内の国土をさんざん荒廃させている現実をしらせず、「悪いのは中国、韓国」と煽る教育:今野晴貴氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/13855.html
2014/4/9 晴耕雨読
https://twitter.com/konno_haruki
本日4日の朝日夕刊によると、小学校の教科書に「竹島・尖閣」と記述し、「我国固有の領土」と記述する件数が飛躍的に増えた。
一方で、福島原発の事故については、ほとんどが記述を自粛したという。
「領土を増やせ」という一方で、原発事故で「領土」そのものを破壊したことは教えない。
「尖閣・竹島は日本の領土だ」と叫ぶ日本人。
では、福島は日本の領土なのに、なぜ見捨てられているのか?
過疎の地域は、なぜ取り残されているのか?
すでにある国土をきちんと管理してから、「国境問題」を論じてほしものである。
小学生に国境問題だけ教えて刷り込むのは、「洗脳」にも等しい。
まだ何もわからない小学生に「尖閣は日本のものだ」「竹島は日本のものだ」と教える一方で、福島の原発事故については、「意図的」に教えない。
教科書会社がとった「戦略」である。
バカかと思う。
国内の国土をさんざん荒廃させている現実をしらせず、「悪いのは中国、韓国」と煽る教育。
尖閣・竹島を「日本固有の領土」とする小学校の教科書が激増した一方で、福島原発の事故の事実すら、ほとんどが記述されなかった。
尖閣にも竹島にも日本人は誰一人住んでもいない。
一方、福島には多くの日本人が住み、多くの人が土地を追われ、今でも避難生活を強いられている。
どちらを教えるべきか?
朝日夕刊によると、「尖閣・竹島」については、小学校のすべての教科書に記述された。
一方で、福島の原発事故については、全体の7%にとどまったという。
国内の「領土」の大問題をここまで軽視する国があるだろうか?
領土問題以前に、まずは国内の問題を隠ぺいせずに、教育せよといいたい。
日本の小学校の教科書の内、7%にしか福島原発事故が記述されていないという。
世界的にみれば「チェルノブイリ」(当然小学校で習う)に匹敵する事故を国内でおこし、大量の避難者を出している。
クラスメイトにも避難者がいるかもしれない。
それを「教えない」というのは、異常きわまる事態である。
福島原発事故を記述しない小学校社会科教科書は、教科書として不適切なばかりではなく、政府の何らかの意図を酌み取って作られた恣意的な教科書である可能性があるので、認定を取り消すべきである。
日本社会の総意として「フクシマの事故を小学生に教えない」などということは、絶対にありえない。
4日の朝日新聞夕刊によると、今回検定を通った小学校の教科書の内、福島原発事故を記述したものは全体の7%に過ぎない。
私は、原発事故も教えない学校教育は異常であると思う。
福島を無視し、見捨て、偏見を助長する教育は認められない。
これらの教科書は、今からでも不認可とすべきである。
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