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日豪EPA合意を優先して米国を怒らせた安倍首相の外交音痴
http://www.amakiblog.com/archives/2014/04/08/#002932
2014年04月08日 天木直人のブログ
日豪EPA合意が実現し、これでTPP交渉で米国に圧力をかけられるとしさかんに喧伝されている。
メディアがそう書くのは勝手だが、もし日本政府が本気でそう考えているとすればおめでたい。
日本も豪州も米国から見れば弱小の対米従属国だ。
そんな日豪が合意したところで米国がそれに圧力を受けるはずがない。
それどころか豪州に譲歩するぐらいなら米国にはもっと譲歩できるはずだと米国の要求はさらに激しくなる。
そんなこともわからないのかと思っていたら驚くべき記事を見つけた。
すなわちきょう4月8日の日経新聞が一段の小さな記事で次のように書いていた。
「・・・日豪EPAが先行し・・・日本市場で米国産牛肉が豪州産よりも価格で不利になりかねない。米国は焦って譲歩するのではないか。うみた自民党の西川公也TPP対策委員長は、豪州に行き、アボット首相や関係閣僚と会談。豪州側の本気度を探り、大筋合意の伏線を引いた。『うまくいくと思いますよ』。帰国後、西川氏は衆院本会議で安倍首相に報告すると首相は満面の笑みで応じた・・・」
これが事実なら驚くばかりだ。
西川公也という地方政治家が米国を知らないのはわかる。
しかしその西川議員の言動に、満面の笑みで応じた安倍首相の対応には呆れるばかりだ。
またもや安倍首相は米国の不信を買った。
米国が焦って譲歩するなどはありえない。
それどころか、米国より豪州を優先した安倍首相に激怒した米国が、より大きな譲歩を日本に迫るだろう。
そして安倍首相はそんな米国に全面服従するだろう。
残ったのはオバマ政権の安倍首相に対する更なる怒りと不振だ。
安倍首相は日米同盟がもっとも似合わない首相である(了)
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