20. 2014年4月08日 07:00:15
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<渡辺代表辞任>冒頭発言と質疑の要旨 毎日新聞 4月7日(月)22時18分配信 みんなの党の渡辺喜美代表は7日、国会内で記者会見を開き、8億円を借り入れた問題で責任を取り、代表を辞任する意向を表明した。発言要旨は次の通り。 【冒頭発言】 DHC、吉田嘉明会長からの個人借り入れについて報告する。借り入れていた5億5000万円に、金利分をつけて返済した。銀行から、吉田氏の口座に届いたと連絡を受けた。吉田氏には御礼を申し上げたいと思い、電話をしたがつながっていない。 法的に問題はないが、世間のみなさん、みんなの党の支持者、国会議員、地方議員、多くの関係者に大変心配をかけ、ご迷惑をかけたことを、おわび申し上げる。党に迷惑をかけないため、個人で借り入れをし、金利も個人で払うとの方針でやってきた。しかし、残念ながら、逆の結果をもたらしてしまった。責任はすべて私にある。代表の職を辞したいと、浅尾慶一郎幹事長に申し伝えた。一兵卒として再び原点に立ち返って、党が目指してきたこと(保守の改革路線)にまい進したい。 2010年の参院選を控えた時期に3億円、12年総選挙をひかえた時期に5億円、それぞれ吉田氏の個人口座から私の個人口座に送金していただいた。政治資金規正法や公職選挙法に違反する可能性があると報道されたので、三谷英弘倫理委員長を中心とした検証チームを作り、事実関係及び、法律に抵触するか否かの調査をしている。借入金は主に党の選挙関係費用や、政策策定の費用、また党勢拡大に資するために、情報収集、意見交換などに支出した。借り入れが選挙の前であり、吉田氏から選挙の話が出たとしても不思議はない。報道では、貸し付けが、猪瀬直樹前東京都知事の事例と同じとの指摘があったが、政治資金規正法、公職選挙法に照らしてなんら問題がないことは総務省などで確認した。 10年の3億円は借用書を作成し、借用書にのっとって返済したが最後の返済だけ滞った。12年の5億円も吉田氏が説明されている通り、個人として借り入れた。代表を辞するので、保管している理由がなくなったと考え、返済した。私の選挙費用として借り入れたものではない。猪瀬氏は、自身の選挙資金として提供を受けた。この点が根本的に異なる。党勢拡大のため、選挙関係に2億5000万円を党に貸し付けているが、この貸し付けは12年度の党収支報告書に記載し、報告している。政治資金規正法上、適正に処理されている。 【質疑】 −−返済の原資は。 渡辺氏 政界再編が起きたときの軍資金として5億円弱は妻の口座に移し、残っていた。他は親類縁者や知人らから融通してもらった。年に約1000万円を個人的に使った。 −−なぜ妻の口座に金を移したのか。 渡辺氏 私は政治家なので、どうしても手元にあると使ってしまう。妻に保守管理してもらった。 −−5億円弱を手元に残したなら借りる必要はなかったのでは。 渡辺氏 ありがたい資金だったのは事実だ。吉田氏から返してほしいと言われなかったので、虎の子の資金として大切に保管した。もっと早く返済すればよかった。 −−3月27日の会見で手元に金を残していたと言わなかった理由は。 渡辺氏 全額返済してから明らかにしようと思った。 −−将来の代表復帰の可能性は。 渡辺氏 全く考えていない。 −−衆院政治倫理審査会で弁明する考えは。 渡辺氏 党の検証チームが私の通帳を調べているので、その結論が出る前に政倫審(で説明する)ということはあり得ない。 −−離党や議員辞職の考えは。 渡辺氏 ない。 −−今後の党運営は誰にどうしてほしいか。 渡辺氏 私が言うべき問題ではない。役員会や両院議員総会で話し合ってほしい。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140407-00000128-mai-pol
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