http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/787.html
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http://31634308.at.webry.info/201404/article_5.html
2014/04/05 21:55
安倍首相は自分の本の中で、日米同盟を考えた場合、日本を守ってもらうのに米国の若者の血が流れる。日本が米国と対等の関係になるためには、日本の自衛隊員の血も流れることを覚悟しないといけないと書いている。だから、集団的自衛権が必要という考えである。
正に同じことを、石破幹事長が以下のように述べている。政治家は、自衛官の死傷を覚悟しなければならないと述べた。
石破幹事長「自衛官の死傷は政治家が覚悟しなきゃ」
http://www.asahi.com/articles/ASG454T7WG45UTFK003.html?iref=comtop_6_03
自民党の石破茂幹事長は5日、集団的自衛権の行使によって自衛隊員が死傷する可能性について問われ、「政治家が覚悟しなきゃいけない。内閣が吹っ飛ぶからやめとこうというのは政治が取るべき態度ではない」と述べた。テレビ東京の番組で語った。
石破氏は2004年、防衛庁長官として自衛隊をイラクに派遣した事例を挙げ、「自衛官は危険を顧みないとの誓いをしている。危険だからやめようということがあってはならない」と述べ、「そうならないようベストを尽くす」のが政治の役割だと強調した。
また、さらに踏み込んで、集団的自衛権で地球の裏まで行くことを排除しないとも述べている。正に、先日このブログで述べたことが実証された。政府で検討されている集団的自衛権の範囲は、相手国の領域、領海以外の公海上も可能という解釈である。以下の記事は、地球の裏の公海上まで排除しない。ニュージーランドの言葉も出て来る。つまり、論理的に、公海上なら地球一周も可能ということである。こんな曖昧なものである。もっと言えば、ザルである。
石破氏、地球の裏「排除せず」 集団的自衛権で
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014040501001477.html
自民党の石破茂幹事長は5日のテレビ東京番組で、集団的自衛権行使を容認した際の自衛隊の活動範囲について、限定すべきではないとの考えを示した。「地球の裏まで行くことは普通考えられないが、日本に対して非常に重大な影響を与える事態であれば、行くことを完全に排除はしない」と述べた。
行使の対象国をめぐり、日本近海で米国などの各国艦隊が活動している場合を例示し、「米国が攻撃を受けたときだけは助け、ニュージーランドが攻撃を受けた場合は沈んでから助けるということでは済まない」と述べ、米国に限定されないとの考えを示した。(共同)
東京新聞が、上記の集団的自衛権の本質を詭弁と断定している。一旦、この解釈論を認めれば、前記に述べたように、限りなく他国の領海に近い公海上なら、どこまでも自衛隊が行ける。断言しておきたいのは、自衛隊員が死亡し、なり手が無くなれば、必然的に徴兵制度が復活すると!!
集団的自衛権 「限定容認」という詭弁
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014040502000148.html
限定的なら認められる、というのは詭弁(きべん)ではないのか。集団的自衛権の行使の「限定容認論」である。政府の憲法解釈は長年の議論の積み重ねだ。一内閣の意向で勝手に変更することは許されない。
たとえ限定的だったとしても、政府の憲法解釈を根本的に変えることにほかならない。
このやり方がいったん認められれば、憲法の条文や立法趣旨に関係なく、政府の勝手な解釈で何でもできる。憲法が空文化し、権力が憲法を順守する「立憲主義」は形骸化する。イラク戦争のような誤った戦争に巻き込まれることも現実味を帯びてくる。
限定容認なら大丈夫と高をくくってはいけない。立憲主義の危機にあることを、すべての国会議員が自覚すべきである。
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