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安倍政権が教科書採択に介入 石垣島には「安倍派」市長〈AERA〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140405-00000000-sasahi-pol
AERA 2014年4月7日号より抜粋
尖閣諸島に近い沖縄県竹富町が、教科書問題で揺れている。政府が強硬に特定の教科書を使えと求める陰には、安倍政権と石垣市長の近い関係がある。
文部科学省は3月14日、中学公民の教科書を選び直すよう、沖縄県竹富町の教育委員会に是正要求した。国が市町村に直接、こうした要求をするのは初めて。八重山地区には石垣市、与那国町、竹富町があるが、石垣、与那国と同じように、竹富も保守色の強い「新しい歴史教科書をつくる会」系の教科書を使えというわけだ。
下村博文文科相は記者会見で、異例の措置の理由を、「違法状態だから、是正させるのは法治国家として当然のこと」と説明するが、竹富町の慶田盛安三(けだもりあんぞう)教育長は憤る。
「新年度の教科書はすでに寄付金で購入して各学校に配布し、年間指導計画も作成した。今から教科書を替えれば現場が混乱して子どもたちに影響が出る。そんなこともわからない人が文部科学大臣なんてあきれる」
どうして、こんな事態になったのか。実は石垣市で2010年、保守系市長が16年ぶりに誕生したことに遡る。中山義隆氏(46)は大学卒業後、野村証券に勤めた後、家業を手伝うため出身地の石垣に戻った。八重山青年会議所の理事長などを務め、市議を経て市長に当選した。
中山市長になり、八重山では急激に保守化が進む。尖閣諸島は石垣市の管轄地域で、中国との関係が悪化すると、領土問題を通じてナショナリズムを叫ぶ人が増えた。12年末に第2次安倍政権が発足すると、その傾向はさらに強まった。
今年3月2日投開票の市長選では、中山氏が再選を果たした。総決起大会では安倍晋三首相が激励メッセージを寄せた。
「首相が『中山さん』と名前を呼んで応援する映像が巨大スクリーンで流れた。安倍さんと中山さんの距離が非常に近いと感じました」(地元紙記者)
民主党政権下では、自主財源で購入した教科書を配布することは認められていたのに、安倍政権になると、突如、違法となった。慶田盛教育長は、「政権が替わるたびに法解釈が変わるのはおかしい」と、不信感を募らせる。
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