http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/731.html
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http://31634308.at.webry.info/201404/article_4.html
2014/04/04 22:20
安倍首相の頭には、日本の雇用より先に、経営者にとって有利な低賃金のことしか考えていないのかと頭の構造を疑ってしまう。日本の労働者は、今や非正規社員が半分以上を占めている。残った正社員も、さらに限定社員として区分けを行い、正社員は20−30%程度にまでするつもりではないか。政府の奥ノ院では、そんな議論がなされているように感じる。
オリンピックの工事に労働力が足りないということで、外国から安い労働者を連れてくるという。全て、企業にとって都合のよいように、この世の中が変ってきている。最近、自暴自棄になって、車で無差別に人ひき殺す事件、突然通りすがりの人を無差別に刺し殺すなどの事件が頻発している。そのような人の年齢を見ると30数才前後である。だいたい無職か、非正規社員である。人生に絶望して、自暴自棄的に問題を起こしている気がする。
世の中、決して労働人口が少ない訳ではない。世の中、無為に過ごしている若者がたくさんいるように思う。つまり、労働力はそれほど足りなくはないと思っている。こんなことを日頃考えていたが、以下の記事を見て、ここまで来たかという感じである。家事支援や介護に、外国人を「成長戦略」として活用するという。成長戦略とは非常に素晴らしいことのように述べているが、単に労働賃金を安く抑えるということだけである。その結果、日本の若者の働き口は狭められる。当然、介護に興味を持ったとしても給与が低くなるので、介護には人が集まらなくなる。記事に書かれているように間違いなく、回りまわって全ての業種の給与が低くなる。
安倍首相は「成長戦略」というが、日本労働力の「衰退戦略」と言った方が正しいと思う。
家事支援や介護に外国人活用 成長戦略で首相が検討指示
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014040401002280.html
安倍晋三首相は4日、経済財政諮問会議と産業競争力会議の合同会議で「女性の活躍推進や経済成長の観点から、外国人材の活用の仕組みを検討してもらいたい」と述べ、女性の就労を促すため、家事支援や介護などの分野で外国人労働者を受け入れる制度の検討を指示した。製造業などに限られている現行の外国人技能実習制度も対象業種の見直しを指示。6月にまとめる新たな成長戦略に盛り込む方針だ。
日本は人口減少による働き手不足が経済成長の妨げになると懸念されており、外国人の受け入れ拡大は経済界で要望が強い。一方、低賃金で働く外国人が増えると日本人の賃金低下を招くなどの見方もある。(共同)
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