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カオナシ海江田万里代表で民主党は野党第二党に転落かhttp://shukan.bunshun.jp/articles/-/3831
週刊文春 014年4月10日号
ほとんどニュースに登場せず
籾井(もみい)勝人会長の失言問題を抱えるNHK予算案もあっさり年度内承認するなど、今国会で全く存在感がなかったのが、野党第一党・民主党だ。
「籾井会長や、失言の続く小松一郎法制局長官など敵失があるのに、相変わらず党の統制がとれず、国会での追及は甘い。目立ったのは、厚労省の天下り独立行政法人の不正入札問題に突っ込んだ玉木雄一郎衆院議員ぐらい。中でも、代表の海江田万里氏は“カオナシ”と呼ばれるほど存在感がない」(民主党関係者)
その海江田代表がしきりに呼びかけているのが、“靴底減らし運動”。
「選挙区内をくまなく歩いて有権者の声に耳を傾ける運動ですが、聞こえてくるのは厳しい声ばかり」(同前)
さらに、海江田執行部は次期総選挙に向けて衆議院の公認候補者選びも進めている。
「党幹部が野党共闘を視野に入れて作った一覧表には、前回の総選挙で3万票以上を獲得したみんなの党や日本維新の会の候補者と一緒に、日本未来の党(現・生活の党)の候補者名も記されている。海江田氏は、民主党中心の野党再編を描くには小沢氏との復縁も不可欠との認識に立っているようです」(同前)
だが、そんな海江田氏に働くのは求心力より遠心力だ。山口壮元外務副大臣が離党、さらに三日月大造衆院議員が夏の滋賀県知事選に出馬を表明した。
「勝ち目は薄いと見られていますが、今の民主党にいるよりは一か八かの勝負と、考えたのではないか」(民主党議員)
幹部たちも次をにらんで、勝手に動き回る。前原誠司元代表は集団的自衛権に関する党見解の取りまとめの際、反対して退席。菅直人元首相は党の部会で原子力協定承認案に反対を表明したかと思えば、野田佳彦前首相は「野党だけでは小さい。自民党に布石を打てるかどうかがポイントだ」と自民党への接近まで示唆している。
「みんな、党のことより自分のことで必死。ポスト海江田に意欲を見せる細野豪志前幹事長は、4月7日に民主党には珍しく派閥の政治資金パーティーを開く予定。2000枚のパーティー券を売ったそうです」(同前)
しかし、いつまで野党第一党でいられるかわからない。維新と結いの党に合流の動きがあり、実現すれば民主党は野党第二党に転落するのだ。カオナシ海江田氏が次にニュースになるのは辞任の時か。
文「週刊文春」編集部
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