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誰も知らぬ「子育て給付金」 事務経費に税金200億円の愚
http://gendai.net/articles/view/newsx/149148
2014年4月2日 日刊ゲンダイ
1人1万円ゲットに面倒な手続き
消費税増税後の負担感を和らげるため、低所得者に1万円(年金受給者は1万5000円)を支給するのが、「臨時福祉給付金」。消費税アップとセットで何度も報道されてきたから、知っている人も多いはずだが、子供1人当たり1万円を支給する新制度「子育て世帯臨時特例給付金」はご存じか。
昨年12月の閣議決定で、唐突に出てきたこの制度。政府が積極的に広報しないこともあり、知っている人は少ないだろう。しかも、「自分から申請しなければもらえない」と使い勝手の悪さも指摘されている。
子育て給付金は、今年1月1日までに生まれた15歳(中学3年)以下の子供が対象。今年限りの暫定措置で、「児童手当」と同様に所得制限(表)はあるが、児童手当に上乗せしてもらうことができる。
ネックはやはり、申請が面倒なこと。昨年の年収を証明する書類などを揃え、自分で市区町村役場に行かないといけない。
「おおむね6月から申請を開始しますが、そこから原則3カ月以内で申請は終了します。その期限を過ぎれば、仮にうっかり忘れたとしても支給されません」(厚労省・支給業務室)
13年度補正予算に組み込まれた予算は1473億円。余った分は国庫に返納される。
さらに、しっくりこないのが、膨大な事務費用だ。給付金1271億円を配るのに、202億円もかける。
「厚労省は子育て給付金のため、各自治体で臨時職員を雇用したり、パソコンのレンタルや銀行の振込手数料もかかると説明しています。しかし、支給条件は児童手当とほぼ一緒。わざわざ申請してもらう必要はないでしょう。1万円も児童手当と一緒に振り込めば、銀行に支払う二重の手数料も省けます」(関係者)
役所には、経費を削るという発想はないのか。
〈配偶者、老人扶養親族等の数別所得制限限度額表〉
◆人数/所得額上限/収入額
◇0人/622万円/833.3万円
◇1人/660万円/875.6万円
◇2人/698万円/917.8万円
◇3人/736万円/960万円
◇4人/774万円/1002.1万円
◇5人/812万円/1042.1万円
※厚生労働省発表 所得額は、税引き収入。収入額は年収
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