03. 2014年4月07日 23:41:58
: 9J42PgtR1M
局長級協議の議題 慰安婦問題でほぼ合意=韓国駐日大使 2014/04/07 18:16【ソウル聯合ニュース】韓国の李丙ギ(イ・ビョンギ)駐日大使は7日、ソウル市内で記者団に対し、日本との局長級協議について、「慰安婦問題だけでまずは始める考えだ。(日本側と)ほぼ合意している」と明らかにした。4月中旬の開催については「(実現するよう)努力する」と述べた。 慰安婦問題に関しては、「日本の政治指導者たちも本心は同様だ。(慰安婦問題について)一度向き合おうとしている」と述べた。 李氏は在外公館長会議に出席するため、韓国に一時帰国している。以下は一問一答。 ――今の両国関係をどう評価しているのか。 「両国は北東アジアの平和と繁栄のために一緒にやっていかなければならないパートナーだ。お互いに利益を共有しているにもかかわらず、いろいろなことが実現できていない状況だ。河野談話を見直さないと言明した安倍晋三首相の約束、韓米日首脳会談の開催など、前よりは多少肯定的な雰囲気は漂い始めている。こうした雰囲気を生かし、韓日関係が安定化していく方向で最善を尽くしたい。来年は両国関係が正常化してから50年になる年だ。来年を皮切りに韓日関係の『2.0時代』(新時代)を切り開くため最善を尽くしたい」 ――韓米日首脳会談後、日本の政治家の妄言もあったが、新時代をどう作るのか。 「韓日関係に関する問題は歴史を変えようとする歴史認識、過去に対する十分な反省と責任を感じないことに起因する信頼関係の悪化から始まった。肯定的だと話したのは、河野談話の継承について言及してこなかった安倍首相が、韓米日首脳会談の前に談話継承を明言した。過去の問題について認識を改めようとしていると思って肯定的だと話した。 妄言については日本全体が同じことを言っているわけではない。良識のある日本人もたくさんいる。今後、政府や民間、公共外交などを通じて日本の誤った考えを正していきたい」 ――局長級協議の議題は。 「まずは慰安婦問題だけで始める考えだ。具体的に誰が何をするかについては決まってないが、ほぼ合意している」 ――日本側では独島など別の問題も議題に含めるべきだと言っているが。 「一言一言に敏感になる必要はない。日本の立場では(議題に)組み入れたいものがあるだろうが、われわれがどうやって協議を調整していくかが重要だ」 ――青瓦台(大統領府)が明らかにした4月中旬の開催は可能なのか。 「双方の日程を合わせるのは簡単ではないが、(実現するよう)努力する」 ――法的に解決済みという日本が慰安婦協議に応じる理由は。 「慰安婦問題は1965年の請求権協定締結時に懸案として浮上しなかった。請求権交渉の別途条項の中には(協議された)以外の紛争は(外交上のルートを通じて)解決していくというものがある。我々は(日本との協議で)これを示す。誰とは明かせないが、日本の政治指導者たちと話をしてみると、本心は同様だ。一度は向き合って検討してみようというのだ。しかし、政治的な負担にならないよう表には出てこない」 ――日本は北朝鮮と接触を続けているが。 「はっきりとしているのは、北の核問題、ミサイル問題などの懸案を我々と協議しながら包括的な意味で日朝関係を推進しているということだ。公式であれ非公式であれ、日朝会談については我々と共有している」 ――集団的自衛権の行使をめぐる議論は。 「その問題は(議論が)少し遅れている。日本の世論調査では集団的自衛権の行使容認に対して反対の意見が多い。日本の目標は年末までにどうにかしたい考えだ。影響を与えかねないのが世論の動向、経済状況などだ。われわれが集団的自衛権について敏感になる必要はないと思う。安保体制は整っているので、韓国側の同意なしに(自衛隊が)朝鮮半島に上陸することはできない」 ――安倍首相が靖国神社を再び参拝すれば、韓日首脳会談開催はどうなるか。 「参拝すると難しいと思う。常識的には米国もコメントしたし、(参拝するのは)難しいだろう。4月の春季例大祭には(安倍首相が)供物を奉納する程度だろう」 ――首脳会談の開催に向けたキーポイントは靖国神社参拝なのか。 「過去の歴史に対する日本側の誠意ある措置がなければならない。最も象徴的なのが慰安婦問題だ」 kimchiboxs@yna.co.kr ・http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2014/04/07/0400000000AJP20140407002500882.HTML ・http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/04/07/2014040703205.html |