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袴田事件再審決定 捜査情報を垂れ流したメディアに警察・検察を批判する資格があるか ニュース・コメンタリー
http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/556.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 3 月 31 日 00:33:43: igsppGRN/E9PQ
 

袴田事件再審決定 捜査情報を垂れ流したメディアに警察・検察を批判する資格があるか
http://www.videonews.com/news-commentary/0001_3/003229.php
ニュース・コメンタリー (2014年03月29日) :ビデオニュース・ドットコム



 袴田事件のメディア報道について、どうしても拭えない違和感がある。


 静岡県で1966年に一家4人が殺害された「袴田事件」で、死刑が確定していた元プロボクサー袴田巌氏の再審が決定し、48年間勾留されてきた袴田氏の釈放が認められた。


 メディアは再審の決定と釈放を喜ぶ袴田氏や姉の秀子さん、そして弁護団や支援者ら関係者の喜びの声を盛んに報じている。まだ、当時の警察による捜査がいかに杜撰だったかを指摘し、刑事捜査のあり方を改めて問い直す論説やコメントを掲載したり放送している新聞やテレビ番組も多く見られる。


 それらは何れも正しい指摘だと思う。しかし、一連のそうした報道から一つだけ大きく抜け落ちているものがある。今、袴田被告の喜ぶ姿や捜査の不当性をもっともらしく報道しているマスメディア自身は、当時この事件をどう報道していたのかという点だ。


 残念ながら当時のテレビ報道の内容は確認できないため、当時の新聞報道しか把握できていないが、当時の新聞各紙の縮刷版を見ると、ご多分に漏れず1966年の事件当時、新聞各社はまだ捜査段階から袴田氏を実名で報道し、「血染めのパジャマ」「ジキルとハイド」「異常性格」など、明らかに捜査官からのリークと思われる情報を垂れ流していた。特に毎日新聞の突出した暴走ぶりが目についた。


 こうした報道がどの程度捜査や裁判に影響したかを推し量ることは容易ではないが、少なくとも当時のメディア報道が、警察・検察側の捜査官と一体化して、事件を作っていく構図に加担していたことは、いかんとも否定のしようがない。


 結果的にその捜査がこのたび静岡地裁の村山浩昭裁判長によって、「捜査機関に捏造された疑いがある」とまで断罪されたことを、メディア各社は重く受け止め、その反省を今後の報道に反映させる義務を負っているのではないか。


 ジャーナリストの神保哲生が袴田事件の事件発生当時の報道を検証し、その問題点を考えた。


 

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コメント
 
01. 罵愚 2014年3月31日 05:27:07 : /bmsqcIot4voM : E2OdyHnF5o
 まったくおなじ責任を、ネットが世論形成に影響をもちはじめた現在では、わたしたちにも要求されていて、このボードの投稿者やコメントを書き込む人や、いうまでもなく阿修羅さん自身にも自覚が求められているってことかなぁ?
 まちがっても、恣意的な投稿文や投稿資格の抹殺などがないように…

[12削除理由]:アラシ
02. 戦争とはこういう物 2014年4月02日 07:54:36 : N0qgFY7SzZrIQ : 2JKp4gCZWY
>「捜査機関に捏造された疑いがある」

 無実の人間を死刑に陥れた「捏造」は、女性学者の雑誌論文とは比べ物にならない重大な違法行為。しかし地デジ大マスコミの取り扱いはすでにそちらに移ってしまって、より深刻な「捏造」は忘れ去られてしまう。



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