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2014年03月30日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆「チベットや新疆ウイグル自治区での少数民族大量虐殺」を糊塗しようとしているのは、ミエミエ。中国北京政府の習近平国家主席が3月28日、訪問先のドイツの首都ベルリン市内で講演し、このなかで「日中戦争では日本の軍国主義によって3500万人の死傷者が出た。この悲劇は今も鮮明に記憶に残っている」「南京事件では、旧日本軍が30万人以上の兵士や民間人を殺害するという凶悪な罪を犯した」などと対日批判を行った。ドイツは、第2次世界大戦に敗れるまで、ヒトラー総統の「第3帝国」といい、現在の共和国政体とは連続しているわけではない。けれども、「日独伊防共協定」に基づく「3国同盟」関係にあった歴史から現在でも親日家が多い国である。
そのドイツに行って「戦前戦中のいまわしき記憶」をドイツ国民に思い出させて、どんな共感と同情が得られるというのであろうか。ドイツ国民にヒトラー総統時代を思い出させ、嫌な思いをさせるだけではないか。
◆中国北京政府の国家主席が、戦前の大日本帝国時代の出来事をドイツにまで行って、わざわざ引き合いに出して、いまの日本政府を批判する意図が判然とせず、とても理解し難い。中国の属国である韓国の朴槿恵大統領の「告げ口外交」の真似をしているとしか思えない。
その朴槿恵大統領が、オランダでの日米韓首脳会談で「歴史認識問題」に触れなかったのに、まさか、習近平国家主席は、朴槿恵大統領に成り代わって対日批判したのではあるまい。そうだとすれば、「相対心中」しようと思っていた朴槿恵大統領が、オバマ大統領に袖を引っ張られて安倍晋三首相に接近したのが、よほど悔しく、焦っているとしか思えない。
習近平国家主席は、オバマ大統領との間で、「新しい大国関係」を築きたいと事あるごとにアピールしてきた。そのオバマ大統領が、安倍晋三首相と朴槿恵大統領との間を取り持ち、仲良くさせようとしている姿を見せつけられて、ヤキモチを焼いているのだ。
◆習主席国家主席は、講演のなかで「中国人は自分にされたくないことを他人にしてはならないとの信念を持っている」などと、中国北京政府が、いかにも周辺地域の平和と安定を望んでいるかのような、見え透いた「大ウソ」を振り撒いていたという。
中国は、日本固有の領土である尖閣諸島への武力による強硬上陸作戦を計画し、実戦訓練を行っており、沖縄県については、「琉球は中国の属国だった」と主張して、中国領土に組み入れようと画策している。そればかりではない。日本列島には、中国人をどんどん送り込み、「日本社会」を簒奪する「同化政策」を実行中と言われて久しい。
朝鮮半島に関して、中国北京政府は北朝鮮の白頭山の領有権をめぐり、韓国と争っている。韓国と中国の間でEEZが確定していない海域の暗礁「蘇岩礁」でも争いがあり、韓国が海洋調査施設を建設しているという。東シナ海にある暗礁「可居礁」について、韓国政府が命名し、黄海の排他的経済水域をめぐる中韓2国間で紛争が続いている。東シナ海にある暗礁「丁岩礁」は、中国が1999年から2002年にかけて調査し、発見したのに、韓国海洋水産部が「波浪礁」と命名して領有を主張しているという。
さらに、南シナ海の海底資源確保に血道を上げている中国北京政府は、沿岸諸国との間で紛争が絶えない。
にもかかわらず、「中国人は自分にされたくないことを他人にしてはならないとの信念を持っている」などと白々しいウソを並べて、「良い国ぶりっ子」をしているのである。習近平国家主席を先頭に各国駐在の中国大使を総動員して「告げ口外交」ならぬ「ウソツキ外交」を展開中なのである。
習近平国家主席が、「トチ狂った欲ボケ外交」を自ら展開している本当の理由は、中国が「天皇家の金塊が生み出す富」の分配を受けられないことが分かっているからのようである。要するに「中国にも分配しろ」とゴネているということだ。だが、汚職官僚(共産党幹部)やマフィアが跳梁跋扈している中国には、「天皇家の金塊が生み出す富」を分配することはとてもできない。
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