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熊手に8億円…みんな渡辺代表を追い詰める“天ツバ語録”
http://gendai.net/articles/view/news/149058
2014年3月29日 日刊ゲンダイ
みんなの党は空中分解?/(C)日刊ゲンダイ
「彼が言っていることは虚偽」「党首なり国会議員を辞めて、出直してほしい」
化粧品会社DHCの吉田嘉明会長(73)が28日、みんなの党の渡辺喜美代表(62)に辞職を促した。
前日の釈明会見で渡辺代表は、吉田会長から融資された計8億円について、「個人を応援してくださるという趣旨で借りた」「選挙資金や政治資金としては使っていない」と強調。使い道の例として、「酉の市によく行く。かなり大きいアレ(熊手)は政治資金を使うわけにはいかない」と説明した。
大きい熊手といっても、せいぜい数十万円程度。8億円の熊手となると、東京ドーム1個分ぐらいありそうだが、信じられない言い訳をシレッとしてするのは“疑惑政治家”の常である。
もっとも、貸し主の吉田会長は「選挙に必要ということで依頼された」と渡辺代表の釈明を否定した。
証拠の携帯メールも残っているというから、万事休すだ。
「吉田会長は、ほかの新興企業のオーナーとともに“ニュータニマチ”と呼ばれています。非自民の改革派を応援することで知られ、世話になった野党議員は少なくないはず。今回の一件に肝を冷やした若手や中堅はいるでしょうね」(政界関係者)
渡辺代表は「自慢じゃないがカネはない」と公言し、クリーンなイメージを振りまいてきた。それだけに裏金疑惑のダメージは大きい。このまま渡辺代表がトップに居座れば、みんなの党を離れる議員も出てくるだろう。一方、代表を辞めたとしても、残りは小粒でバラバラである。結局、党は空中分解する運命だ。
■小沢、鳩山に証人喚問を要求
過去の発言も自らの首を絞めている。5000万円を借りた猪瀬前都知事に対し、「潔く身を引く選択肢がベターだ」と“アドバイス”していたし、都知事選に出馬した細川元首相についても「億単位のカネで首相を辞めた経緯がある。当然、説明も必要だ」と言っていた。
生活の党の小沢一郎代表が強制起訴されたときは、「辞めない理屈が立たない」と辞職要求。「証人喚問に応じなかったことが検察審の判断につながったのではないか」と指摘し、鳩山元首相が実母から資金提供されていた問題でも「国会が解明しなければならない」と証人喚問を求めている。
これらの発言に照らせば、潔く辞任すべきだし、証人喚問の場で説明しなければおかしい。
「政界では“オンナとカネのことは言うな”といわれてきました。お互いさまで、批判は天にツバするようなもの。黙っているのが得策とされたのです。でも、今はそれが通用しなくなった。メディアに聞かれると、自分の問題は棚に上げて“ケシカラン”と言うしかない。コメントしなければ疑われますからね。それに渡辺さんは私腹を肥やすタイプでもない。自分のことを棚に上げているつもりはなかったのでしょう」(政治評論家・有馬晴海氏)
それでも政治家は結果が問われるし、発言は責任を伴う。天にツバした報いを受けるときだ。
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