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2014年 03月 29日
まずは、世界フィギュアの話を・・・。<チョット長いので、関心がない人はすっ飛ばしてくださいませ。mewは、好きなスポーツや競馬を大きな楽しみ&励みにして、生活をしているのでご容赦を。m(__)m>
世界フィギュア男子は、SP3位だった羽生結弦がフリーで、ソチ五輪で失敗した4回転サルコーなどのジャンプを成功させて、191.35点をマーク。合計282.59点で逆転Vの初優勝。ヤグディン(ロシア)以来、史上2人めとなる、GPファイナル、五輪、世界選手権の三冠を達成した。(*^^)v祝
SP1位の町田樹も「火の鳥」を滑り切って184.05点を出し、SP、フリー共に自己ベストを大きく更新したが。合計282.26点で、羽生にわずか0.33点及ばず。しかし、初出場で2位になった上、史上初めて、日本人選手の1・2実現に寄与した。(^^)
フリーで4回転を3回組み込んだスペインのフェルナンデスが、フリー179.51点、合計275.93点で3位に。<羽生と同じBオーさー・コーチ。> フェルナンデスと町田は、五輪で僅差で表彰台を逃したのだけど。世界選手権で見事にリベンジを果たしたです。"^_^"
小塚崇彦は、急遽、出場が決まって、準備期間が不足したこともあり、後半バテて、ジャンプのミスが続いたこともあり、フリー152.48点、合計238.02点の総合6位に。でも、小塚らしいステップやスピンは健在だったと思う。<今大会も含め、今シーズンは、チョットそれらに対する評価が低かったような気も。>
* * * * *
ソチ五輪のフリー、今大会のSPに失敗した羽生は、「意地と気合」で滑ったと言っていたのだが。特にトリプル・サルコーの着地で踏ん張ったところに、意地が見えたし。結果的には、これをおりたことが、僅差での逆転につながった。
羽生は、五輪、世界選手権とも本当に僅差の優勝だったのだけど。そういう場面で勝てるだけの精神的+運の強さを「持ってる」選手だな〜と、実感&感心させられるところがあった。(++)
<ただ、連戦&過度な練習のため、腰や足にかなり負担が来ているようなので、慢性的な故障につながらないか心配なところ。まだ優勝パレードやアイス・ショーなどの日程が続くようだけど。しっかりとオーバーホールして、万全の状態に戻して欲しい。(・・)>
町田は、ごくわずかな差で優勝を逃した悔しさはあったと思うのだが。(0.33って、ジャンプの着地一つ、スピンのぶれ一つとかの差だもんね〜。^^;)でも、時間をかけて作り上げて来た「エデンの東」「火の鳥」を最高の形で結実できたことには満足していた様子。<昨日は、アスリートの町田樹とアーチストの町田樹のせめぎ合いが大変だったらしい。(@@)>
町田は来季も続行する意欲が出たとのことで。2人そろってのインタビューでは、羽生を「尊敬している」と評価した上で、「来季は容赦なく潰しに行く」と明言していたのが印象的だった。<有言実行タイプで、言葉にすることでモチベを高める選手なのよね。>
町田は、肝心なところでミスが出てしまう選手だったのだけど、今季は、肝心なとこで大きく崩れることもなく、最後はいい形で終われたし。これまでは、あか抜けないイメージで、目立ちにくい感じがあったのだけど、今季はそのアーチストぶり&哲学者ぶり(町田語録)なども含め、選手として知られるようになったし。新たな町田最高傑作となるプログラムを楽しみにしたい。(^^)
小塚崇彦も、来季続行する意思を固めたとのこと。今季はGPシリーズが不調で、それが五輪選考にも響いてしまったのだけど。スピンとステップは、世界TOPレベルにあると思うので、ジャンプも含め、小塚の魅力を活かして、点数がしっかりと稼げるプログラムを作れれば、トップ争いに加われるのではないかと思う。 o(^-^)o
<小塚も町田に負けずに、自分でプログラムの音楽の決定&編集や、衣装のデザインなども手がけるアーチストなんですよね。"^_^">
高橋大輔は、チョットお休みして、今後について考えるみたいだけど。<1〜2年、休んでもいいと思うです。>
男子も女子もここに来て、ジュニア・若手勢がやや伸び悩んでいるので、この4人に次ぐ若手が早く育って来て欲しい。 (・・)
〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜
話はガラ〜ッと変わって・・・。mewにとって、楽しくない&励みになるどころか、生活意欲を減じさせるような政治のニュースをを・・・。_(。。)_
これはスポーツの世界にも関連する話なのだけど・・・。
東京地検特捜部が、昨日28日、猪瀬前知事を、徳洲会から選挙資金として5000万円を借りながら、政治資金の収支報告書に記載していなかったとされる事件で、東京簡易裁判所に公職選挙法違反(収支報告書の虚偽記載)の罪で略式起訴を行なった。
東京簡裁は、罰金50万円の支払いを命じ、猪瀬氏は即日納付したとのこと。尚、猪瀬氏は即日納付した。猪瀬氏は、5年間、公民権が停止される。(・・)
この件は、『石原&安倍らが「猪瀬切り」を決行〜徳洲会事件の歯止め&五輪利権の確保のため? 』
http://mewrun7.exblog.jp/21468678/
『アマチュア暴君・安倍陣営が、五輪組織委も経団連も牛耳る&猪瀬のアマチュア発言の真意』
http://mewrun7.exblog.jp/21556875/
などにも書いたのだが・・・。
mewは、もちろん猪瀬氏が犯罪となるべきことをしていたのであれば、それはきちんと責任をとって、罰せられるべきだとは思っているのだけど。
ただ、猪瀬氏は石原都知事に後継知事として、東京五輪招致に成功したものの、石原ー森ー安倍自民党ラインの組織委(&そこに絡む政官財癒着による利権)の思い通りに動かなかったことから、この事件をうまく利用する形で、カットされてしまったのではないかと思うところがあるし。
また、何人もの大物政治家が、徳洲会から多額の資金を得ていたという話が出ているにもかかわらず、東京地検特捜部は、下手すると、猪瀬氏をいわば「トカゲの尻尾切り」するだけで、コトを終わらせようとするのではないかと、強く懸念している部分もある。(~_~;)
☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆
猪瀬氏は、当初、徳洲会からの5000万円は「個人的な借り入れだ」と主張していたのだが。 徳田虎雄氏などが「選挙資金として貸した」と証言。猪瀬氏も、その後、検察の取調べに「選挙資金に不安があった。手持ち資金で不足した場合に、使おうと思った」と供述し、選挙資金目的で金銭を受け取ったことを認めたとのこと。<尚、検察は猪瀬氏が提示した金銭貸借の書面を真正なものだと判断したと報じられていた。>
ただ、猪瀬氏は実際には、借入した5000万円を選挙資金としては使っておらず、後日、返済していたことや、検察の取調べにおいて、容疑事実を(&検察側が主張するストーリーも?)大筋で認めたことから、特捜部は犯行には悪質性がないと判断し、略式起訴で済ますことにしたという。(~_~;)
<猪瀬氏には、早くこの件の決着をつけたいという思いもあったのかも知れないけど。mewは、もしかして、自分のところで捜査を終結させるために(=他の政治家に波及させないために)、全てを認めて略式起訴&裁判で済ませようとしたのかもな〜という邪推的疑念を抱いている。(・・)>
猪瀬氏は昨日、司法記者クラブで会見を開き、このように語った。
『猪瀬直樹前東京都知事は28日夕、都内で記者会見し、「5千万円に選挙資金の側面があったことは否定できない」としたうえで、「深くおわびします」と頭を下げて謝罪の言葉を繰り返した。
猪瀬氏は会見で、顔ににじむ汗を拭いながら「(都議会の答弁では)混乱して記憶違いがあった」と釈明。徳洲会側から提案があったとしていた5千万円提供の経緯についても「自分の意思で(提供を)お願いした」と説明を翻した。
「認めるべきは認めなければならない。けじめをつけるため、処罰を受け入れたい」と神妙な表情を見せ、今後については「許されるならばもう一度、作家として仕事に励んでいきたい」と話した。(日本経済新聞14年3月28日)』
* * * * *
実のところ、mewは、猪瀬氏の事件そのものには、あまり関心がないのである。(・・)
というのも、猪瀬氏は、確かに大きな権限を持つ東京都知事ではあったのだけど。率直に言って、
政治家としては、大きな政党や他の政治家+αへの影響力はない「小物」だからだ。^^;
<もともと国会議員や知事など、バリバリの政治家になる気もさほどなくて。過去に選挙出馬の話があった時も断っていたようだし。たぶん、実務に携わっている方が好きなのよね。>
石原都知事も、猪瀬氏の実務的な発想力、行動力を買って彼を副知事に起用していたのであるが。ただ、石原氏が12年10月に、急に知事を辞任して国政進出をすることに決め、それまで石原陣営が進めて来た五輪招致活動やそれに伴うインフラ整備などの諸策を継承してくれる人を後任知事にしたかったことから、猪瀬氏を後継指名したのである。(・・)
「シロウト政治家」を自認する猪瀬氏は、選挙活動のイロハも知らず。mewは、おそらく誰かの指南orアドバイスを受けて、選挙に臨んだと思うのだけど。<mewは、徳洲会からお金を借りる話も、誰かから提案or指南されたのではないかと思っている。>
幸い、猪瀬氏は都知事選には楽勝し、最大の使命だった東京五輪招致でも成功を果たすことに。(・・)
<mew&周辺の都民は、森氏の話からも確認できるように、エラそ〜にしていた石原氏ではなく、猪瀬氏が都知事として懸命に動き回ったので、招致が成功したと評価しているです。(関連記事・『安倍が目指す「神の国」の洗脳教育+暴言重ねる森は要辞任+世界の浅田真央』)http://mewrun7.exblog.jp/21711928/>
でも、その後、五輪組織委の会長やメンバーを決めるに当たって(もしかしたら、今後の五輪準備に関する計画などでも)、猪瀬氏が都知事として主導権を発揮しようとしたため、石原ー森ー安倍自民党ライン+αから「かわいくない」と疎んじられることに。^^;
mewは、猪瀬氏の5000万円の借入の件が、オモテ沙汰になった&都知事辞任に追い込まれたのは、このようなことが大きな背景にあるのではないかと思っている。(・・)
* * * * *
たとえば、今週も、東京五輪の組織委が、マーケティング活動を担う広告代理店に電通を選んだという報道が出ていたのだけど。(@@)
『2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会が、国内の協賛企業を集めるマーケティング活動の中心を担う広告代理店に電通を選んだことが26日、複数の関係者の話で分かった。今後、国際オリンピック委員会(IOC)との協議を経て正式に決まる見通し。電通は1500億円以上を組織委に支払うことを約束したとみられる。
招致段階の見積もりで予算が約3000億円だった組織委は、15年1月から日本オリンピック委員会(JOC)とのジョイントマーケティング活動を開始。協賛企業には広告で五輪マークなどを使用する権利を与え、協賛金を得る。JOCは組織委が得た収入のうち、一定の割合の配分を受ける。(産経新聞14年3月26日)』
このブログでは、小泉政権の頃から内閣や自民党の政治活動や広報活動と電通が深く関わっていて、多額の利益を受けていることに関して、ちょこかま書いて来たのだけど。
石原都知事の頃から、東京五輪の招致活動でも電通が重用されており、石原ー森ー安倍自民党ラインの組織委(バックに自民党+政官財チーム)とはおんぶに抱っこの仲で。これは既定路線だったのではないかと思うしね。^^;
* * * * *
また、*1に組織委のメンバーや理事に関する報道記事をアップしておきたいと思うのだけど。
『組織委は3千億円以上の巨額の予算で、その3分の1は企業からの協賛や寄付で確保する方針だ。財界の全面協力を求めるために副会長に豊田章男トヨタ自動車社長を迎え入れ、理事以外でも元経団連会長の御手洗冨士夫キヤノン会長を名誉会長に据えた。
森喜朗会長、元財務事務次官の武藤敏郎事務総長を中心に政官界主導となるとの見方もあり、スポーツ界はどこまで意見を反映させられるかが課題となる。(産経新聞14年3月18日)』
東京五輪は、東京都が開催する大会であるにもかかわらず、この記事でも、国レベルでの政官界主導で全ての計画(&利権分配)を行なおうとしていることがよ〜くわかると思うし。<でもって、都知事は、余計なクチ出しはせず、彼らの言うことをきくことが求められているのよね。^^;>
組織委の理事に選ばれた人たちの中にも(作詞家の秋元康氏、自民党参院議員の橋本聖子氏、その他スポーツ元選手、文化人など)も、政府の意向を反映したように思える人が少なからずいるのが実情なのである。^^;
☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆
そして、ここからは『渡辺が借り入れ疑惑を説明&それに対する疑問+袴田事件の再審決定+フィギュア、錦織』の続報になるのだが・・・。
みんなの党の渡辺代表がDHC会長から8億円を借りていた件で、元都議の男性によって、東京地検特捜部に刑事告発されたという。(@@)
『みんなの党の渡辺喜美代表(62)の多額借り入れ問題で、元都議の男性(64)が28日、公職選挙法違反(収支報告書の虚偽記入)容疑などでの告発状を東京地検に提出したと発表した。
告発状は、渡辺代表が2010年参院選と12年衆院選前に化粧品販売会社ディーエイチシーの吉田嘉明会長(73)から借りた計8億円について、両選挙の収支報告書などに記載がなく、公選法や政治資金規正法に違反する疑いがあるとしている。(読売新聞14年3月28日)』
<あと、市民団体によって告発されたという報道も出てたです。>
* * * * *
昨日、いくつかのTVニュース(&ワイド・ショー)番組で、渡辺氏と猪瀬氏のケースの類似性について取り上げていたのだけど。
実際のところ、今回の渡辺氏の借入の問題は、猪瀬氏の事件と重なる部分がある。
特に共通しているのは、2人とも、選挙前に多額の資金を借入しながら、当人は「個人的な借入だ」と主張しているものの、貸した側が「選挙資金として貸付を行なった」という認識を有しているという点だ。(・・)
渡辺代表は、27日の会見で「個人的な借入だ。選挙や政治活動には使っていない」と強調する説明を行なっていたのだが。
昨日28日に、DHC会長がメディアの取材に応じ、渡辺代表のメールの内容を公表した上で、選挙資金として貸し付けたと改めて主張したという。(インタビュー要旨*2に)
『吉田会長によると、渡辺代表は24年11月、携帯メールで「(衆院選に)60人ぐらい候補を立てる」と説明。太陽の党が設立されたことなどを挙げて「カオスな状態」とし「手持ち資金が5億円ありますが、あと5億円必要です」と記していた。渡辺代表が個人として借りるという趣旨の内容はなかったという。メールを受け取った直後、吉田会長は5億円を渡辺代表名義の銀行口座に振り込んだ。(産経新聞14年3月28日)』
吉田会長は、渡辺氏の主張について、「彼が言っていることは虚偽だ。潔く非を認めるべきだ」と。また「渡辺喜美個人を応援する趣旨」だとの説明に対しては、「渡辺氏とみんなの党は一体だという認識だ。どちらか一方を応援するということではない」と反論。
さらに貸付金の使途に関しては「渡辺氏からどこにどれだけ使ったという報告はない。推察だが、大半は選挙の供託金に使われたのではないか。渡辺氏は私に、「供託金だけでもかなり掛かる」と話したことがある」と語っていたという。(時事通信14年3月28日(*2)より)
* * * * *
ちなみに、mewが、この渡辺氏の借入金の問題にこだわるのは、いくつかの理由があるのだけど。
一番大きな理由は、渡辺氏は、それ相当の立場にある政治家であり、その動きや進退は、安倍内閣&自民党の政策推進や政界再編に影響する可能性があるし。ひいては日本の将来を左右する可能性さえある人物だということだろう。(・・)
安倍首相は、集団的自衛権の行使容認や憲法改正の早期実現を目指しているのだけど。
連立を組んでいる公明党が、それらに慎重な姿勢を示していることから、公明党の影響力を減じるために(&いざとなれば、連立解消をすることも頭に置いて)他の政党と連携することを計画。昨秋から、みんなの党の渡辺代表や維新の石原代表などと直接会って、協力を要請し、理解&支持を得ている。(-"-) <しかも、渡辺氏は、自民党との連立や自らの入閣まで示唆する発言をしているし〜。^^;>
渡辺氏が自民党に擦り寄ったこともあって、みんなの党の江田憲司氏らが離党し、結いの党を結党。結いの党は、野党再編を目指して、維新の会と合流しようとしているのであるが。
維新の石原代表は、ハト派の結いの党との合流に強く反対している立場。今年にはいって、渡辺氏と会談し、同じ保守タカ派のみんなの党との合流することを検討している。^^;
彼らは、維新とみんなの党が合流することで、それ相当の規模の政党を作り、いずれ公明党に代わって自民党と連立を組み、集団的自衛権の行使容認や憲法改正の早期実現を果たそうと考えているのだ。(~_~;)
でも、もしここで渡辺氏が失脚した場合、維新とみんなの合流は困難になるし。そうなれば、安倍首相の計画にも狂いが生じて、ダメージを受けることにつながるわけで。
集団的自衛権の行使や安倍自民党流の改憲には絶対反対のmewとしては、渡辺氏の動向は、め〜っちゃ大きな関心事なのである。(**)
* * * * *
しかも、渡辺氏の借り入れのケースは、東京地検特捜部が起訴した猪瀬氏のケースと極めて近いものがあるだけに、渡辺氏が立件されないとなれば、(mewのアジェンダである?)公正正義の念に反するし。
さらに、先日も触れたように、渡辺氏は、近時も、細川護煕氏や小沢一郎氏、猪瀬直樹氏などの「政治とカネ」の問題や説明責任のことをさんざん批判しまくっていただけに、そこまでエラそ〜にするなら、きちんと国民への説明責任を果たすと共に、検察の捜査にも積極的に応じるべきだろうと言いたい気持ちもある。(・・)
・・・というわけで、今後も渡辺氏のこの借入の問題に関しては、しつこく追いかけて行こうと思っているmewなのだった。(@@)
THANKS
*1
『東京五輪組織委理事に秋元康氏、蜷川実花さんら
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の理事に、作詞家の秋元康氏(55)や写真家の蜷川実花さん(41)が就任することが分かった。パラリンピック競泳の金メダリスト、成田真由美さん(43)、ソチ冬季五輪選手団長の橋本聖子参院議員(49)も名を連ねる。関係者が明らかにした。
組織委は17日の評議員会で陣容を決定する予定で、元首相の森喜朗会長(76)をはじめ理事ら35人体制となる。事務局が各理事候補の承諾を取っている段階で、本人の意向次第などで変更もあり得る。
秋元氏はアイドルグループ「AKB48」の総合プロデューサーで、安倍晋三首相とも交遊がある。日本文化を海外に売り込む政府会議の民間議員も務めた。
国際オリンピック委員会(IOC)が女性登用を求めているのを踏まえ、人事案では7人が女性となっている。バレーボール元米国代表で銅メダリストのヨーコ・ゼッターランドさん(44)=日本体協理事=も選ばれた。
官界からは河野雅治駐イタリア大使(65)や米村敏朗前内閣危機管理監(62)。政界からは東京都議2人も登用する。財界からは住友電気工業の松本正義社長(69)らを選んだ。
陸上男子ハンマー投げ五輪金メダリストの室伏広治氏(39)のほか、柔道女子でアテネ、北京両五輪を連覇した谷本歩実さん(32)、体操女子でロンドン五輪に出場した田中理恵さん(26)の就任が固まっている。
(産経新聞14年3月14日)』
『『大会組織委員会の役員は、多彩な顔ぶれとなった。国際オリンピック委員会(IOC)の要求に沿って五輪選手が多く起用され、女性が2割を占めた。五輪金メダリストでは、将来役員として国際スポーツ界で活躍が期待される室伏広治選手が選出され、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長は「大いに活躍してほしい」と期待する。柔道の谷本歩実さんら女性の元五輪選手も登用された。
組織委は3千億円以上の巨額の予算で、その3分の1は企業からの協賛や寄付で確保する方針だ。財界の全面協力を求めるために副会長に豊田章男トヨタ自動車社長を迎え入れ、理事以外でも元経団連会長の御手洗冨士夫キヤノン会長を名誉会長に据えた。
森喜朗会長、元財務事務次官の武藤敏郎事務総長を中心に政官界主導となるとの見方もあり、スポーツ界はどこまで意見を反映させられるかが課題となる。
(産経新聞14円3月18日)』
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*2
『吉田DHC会長インタビュー要旨
吉田嘉明ディーエイチシー(DHC)会長に対する28日のインタビュー要旨は次の通り。
−渡辺喜美みんなの党代表から、2010年の3億円、12年の5億円の融資をどのように要請されたのか。
選挙に必要ということで依頼されたことは事実だ。それを示す渡辺氏からの携帯メールも残っている。
−メールの内容は。
12年の衆院選では、当初は日本維新の会と全面協力するから20億円を融資してほしいということだった。しかし、選挙情勢の変化で、自分が出す候補者の数が少なくなったので、必要な額は5億円になったと。
−渡辺氏は記者会見で「選挙のために借りたわけではない」と説明した。
彼が言っていることは虚偽だ。潔く非を認めるべきだ。
−渡辺氏は「渡辺喜美個人を応援する趣旨」とも発言した。
渡辺氏とみんなの党は一体だという認識だ。どちらか一方を応援するということではない。
−なぜ巨額の貸し付けに応じたのか。
日本を良くするため応援したいという気持ちが強かった。選挙後に議員が多数当選すれば、政党助成金がみんなの党に入り、その後に返してもらえると認識していた。
−渡辺氏は使途について、会議費、交際費、旅費、酉(とり)の市の熊手購入を挙げた。
渡辺氏からどこにどれだけ使ったという報告はない。推察だが、大半は選挙の供託金に使われたのではないか。渡辺氏は私に、「供託金だけでもかなり掛かる」と話したことがある。
−12年の5億円は借用書が存在しない。
10年の3億円貸与時には「利息0.5%、11年12月までに完済」という契約書を交わした。12年には、信頼関係がより深まったので、いつまでに返してとは言わなかった。借用書を渡辺氏が持ってくると思っていたが、来なかった。
−渡辺氏が5億円を贈与と受け止めた可能性は。
贈与ではない。渡辺氏は5億円の元本は返していないが、利息の一部は返している。利息0.5%は贈与にならないぎりぎりの利率だ。
−資金は速やかに回収したいか。
返済は20年、30年先でもいい。私が言いたいのは、渡辺氏が党首なり国会議員を辞め、出直してほしいということだ。悪あがきをしても仕方がない。
−なぜ貸し付けの事実を公表したのか。
脱官僚・脱中央集権の志に共鳴して渡辺氏を応援していたが、12年の衆院選後に自民党寄りに変節した。結いの党議員の会派離脱などを拒否したのを見て、覚悟を決めた。(時事通信2014/03/28)』
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