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ぎくしゃくさが目立った日米韓首脳会談。安倍首相(右)の韓国語にも朴大統領(左)は知らん顔 (ロイター)
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140326/frn1403261534003-n1.htm
2014.03.26
日米韓首脳会談が25日夕(日本時間26日未明)、オランダ・ハーグで開かれた。オバマ大統領の仲介のもと、安倍晋三首相と、朴槿恵(パク・クネ)大統領が就任以来、初めて正式会談に臨んだ。冷え込んだ日韓関係を改善しようと、安倍首相は韓国語も交えて接近を図ったが、朴氏は視線も合わさない無礼な態度で応じた。「反日」で凝り固まった隣国首脳の子供じみた態度が際立った。
「朴大統領、お会いできてうれしく思います」
ハーグの駐オランダ米大使公邸で行われた3カ国首脳会談。安倍首相は笑顔を浮かべ、朴氏に韓国語でこう呼びかけた。ところが、朴氏は首相を一見しただけでソッポを向き、笑みはなかった。
今回の会談は、米国が日韓の間を取り持った。メディアにも公開した冒頭は、オバマ氏を中心に安倍、朴両氏が両脇に並ぶ形をとった。
まず、オバマ氏が「3人が初めて一堂に会することができた。日本と韓国はアジア地域の最も力強い同盟国だ。外交と軍事協力の両面での協力強化を楽しみにしている。4月に韓国と日本を訪れる際、より実りのある結果を得るための準備の機会を与えられた」などと発言した。
これを受け、朴氏は「会談実現まで、米国の苦労が非常に大きかった」と、オバマ氏の労をねぎらい、「3カ国間の協調が重要な時に、オバマ、安倍両氏と意見交換の機会を持てて意義深く思う」と語った。
安倍首相も、オバマ氏への感謝を述べ、「北朝鮮が核・ミサイル問題、拉致や離散家族など人道問題について前向きな行動をとるよう3カ国で協力したい」と続けた。会談後、安倍首相は「未来志向の日韓関係に発展させる第一歩にしたい」と表明した。
歴史認識を封印するなど、外交当局がすり合わせた発言内容はともかく、メディアに公開した冒頭、安倍首相と朴氏の態度は対照的だった。
安倍首相が笑顔を絶やさなかったのに対し、朴氏の表情は硬いまま。オバマ氏と安倍首相が話す間もジッと下を向き、時折、唇をかみしめるしぐさまで見せた。反日傾向が強い韓国メディアを意識した面もあるだろうが、カメラマンが3首脳に握手を求めたが、応じなかった。
それもそのはず、朴氏の「反日」姿勢は変わっていない。
23日の中韓首脳会談では、日本の初代内閣総理大臣で、初代韓国統監の伊藤博文を暗殺したテロリスト、安重根(アン・ジュングン)の記念館が中国黒竜江省ハルビン駅に開設されたことが、歴史問題の話として出た。中国の習近平国家主席が積極的に語ったもので、朴氏は「韓中友好の象徴になる」「意義深く思う」と肯定的に応じた。
朴氏は25日付の独紙『フランクフルター・アルゲマイネ』のインタビューでも「日本の一部政治指導者が慰安婦問題などで韓国国民の心を傷つけ韓日関係を阻害してきた」などと批判し、ドイツが戦後、周辺国に謝罪し和解した歩みを「日本も参考にして学ぶべきだ」と述べた。
首脳会談後、朴氏はドイツを訪問するが、「告げ口外交」を展開することは、ほぼ間違いないとみられる。
筑波大学大学院の古田博司教授は「社交辞令さえ返せないという点に、朴氏の精神的な幼稚さが現れている。それに、朴氏は驚くほど無表情になっている。恐らく、少しでもいい顔をして国内で『日本にいい顔をした!』と批判されることを恐れているのだろう。加えて、韓国で無視は最大の侮辱である。安倍首相への態度に強い敵意が現れている。彼女は中国にすり寄り、国内の批判をかわすことでしか政権の延命を図れなくなっている」と分析する。
国際政治学者の藤井厳喜氏は「今回の会談を受けて、東アジアの安全保障に直結する、日米韓による『軍事情報保護に関する了解覚書(MOU)』が締結できるなら、日本の国益になる。安倍首相が『河野談話を見直さない』と譲った意味もある。もし、韓国がMOUを蹴るなら、下手なオバマ外交に付き合っただけで終わる」と語る。
首脳会談後、少し緊張が和らいだのか、安倍首相と朴氏が笑顔で握手を交わすシーンもあったというが、日韓の雪解けはまだ先になりそうだ。
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日米韓首脳会談 北朝鮮の核問題で緊密に連携で一致 FNN
日米韓3カ国の首脳会談が日本時間26日未明、オランダのハーグで開かれ、北朝鮮の核問題などに対処するため、緊密に連携していくことで一致した。安倍首相と朴槿恵(パク・クネ)大統領の公式会談は、初めて。
会談の冒頭、安倍首相が、朴大統領に韓国語で話しかける場面があったが、朴大統領はカメラの前で、硬い表情を崩さなかった。
安倍首相は「朴槿恵大統領ともお目にかかれて、本当にうれしく思います」と述べた。
会談では、北朝鮮の核問題などを中心的に意見が交わされた。
安倍首相は「張成沢(チャン・ソンテク)氏の粛清後、金正恩(キム・ジョンウン)体制の予測可能性が、いっそう低下している。北朝鮮に、経済発展と核開発を同時に進めるのは不可能だと、認識させなければならない」と述べ、米韓首脳も同意したという。
また3首脳は、この問題で、いっそう緊密に連携を図ることを確認し、中国への働きかけを強めることでも一致した。
さらに安倍首相は、日朝政府間協議の再開について説明し、拉致問題についても、米韓両国と連携して対応していく意向を示した。
韓国からは「従軍慰安婦」問題など、歴史認識に関する発言は出ず、最後は日韓首脳が握手する場面もあったということだが、日韓関係改善に向けた踏み込んだやり取りはなく、本格対話への道筋が見えたとは言えない状況。
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