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当確会見も欠席 橋下大阪市長vsメディア“不毛対決”の異様さ
http://gendai.net/articles/view/news/148909
2014年3月24日 日刊ゲンダイ
松井幹事長が当選会見/(C)日刊ゲンダイ
異例ずくめの選挙だった。橋下徹VS.泡沫候補の戦いとなった大阪市長選は、23日、23.59%という過去最低の投票率の末、橋下が37万票で圧勝した。しかし、当確が出ても大阪維新の会の事務所に橋下は現れず、代わりに幹事長の松井一郎府知事が会見。「メディアが選挙戦をきちんと報じてくれなかったから」というのが理由らしい。子どものケンカじゃあるまいし、あまりに幼稚だ。
維新の府議のひとりがこう言う。
「メディアはとにかく我々の主張をマトモに伝えてくれない。有権者からの質問を受ける形でやったタウンミーティングは結構、人が集まっていた。都構想についての理解も少しは深まったと思います。過去最低の投票率になったのは、野党が<棄権して>と呼びかけていたこともある。政治家が<投票に行かないで>と言うなんて信じられません。だったら野党は対立候補を立てればよかった。しかし、野党と一緒に橋下バッシングをしているメディアは、そこは責めないのです。もっとも、橋下さんがメディアを敵に回しすぎた面も否めませんが…」
■“オワコン”は徹底して無視するのが最終段階入り
特定の新聞を会見から排除したり、逆質問で記者を攻撃したりと、橋下はエキセントリックになりすぎた。大阪市政を取材する地元メディアとの関係は、冷え切って最悪だという。
「橋下市長はもともとメディアをうまく利用してきた人。メディアの寵児がメディアに潰されるのは、ある種の“宿命”といえます。メディアは、最初に持ち上げ寵児をつくり上げますが、人気が落ちたり、失言や不祥事でもあれば、一転して叩く。最後は葬り去って無視する。橋下市長は、いま2番目の段階にいて、最終段階に入っている。当選会見をしないのは、あえてメディアにケンカを吹っかける作戦かもしれませんが、コンテンツとして橋下さんの賞味期限は切れているから、ほとんど報じられない。そんなムダなことをしているより、タウンミーティングでも続けて、直接有権者に訴えかけた方がよほど効果的ですよ」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)
橋下が再選され、メディアとの不毛な対決はこれからも続く。
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