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2014年03月24日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆大阪市の出直し市長選は3月23日、投票が行われ、即日開票の結果、任期途中で辞職した地域政党「大阪維新の会」共同代表の橋下徹前市長=大阪維新公認、日本維新の会推薦=が、政治団体代表の諸派、マック赤坂ら3新人を破って再選した。今回の選挙は、大阪都構想をめぐる対立をきっかけとして行われた。投票率は、最低だった。
しかし、大阪都構想をめぐる対立はともかくとして、今回の選挙は、日本維新の会の前途を暗示している。日本維新の会は、橋下徹前市長の「カリスマ性」にあやかって、「国会議員になりたい」というだけの「権力亡者」の集まりにすぎなかったことが、明々白々となった。大阪都構想に対して、橋下徹前市長の強い志を理解している者は、ほとんどいない。ここに橋下徹前市長の危機感と嘆きの病源がある。
◆石原慎太郎共同代表は、「老害」以外の何ものでもない。実はいまや完全に「死に体」である。安倍晋三首相の祖父・岸信介元首相に可愛がられ、米国共和党と米CIAに利用され、奉仕してきたにもかかわらず、米軍横田基地の返還ないし、日米共同利用を公約したため、米国に警戒された。米軍基地問題を唱えるのは、保守政治家にとって本来は、タブーであった。それをあえて破ったのである。また、「日本政府は、大変な借金をしているので、アメリカの国債を売却すべき」とか、「日本政府は隠しているが、数百兆円に上るともいわれている」とか、「アメリカへの配慮から、売却など話題にするのも封印されている」とか自らの著書で訴えてきた。
反原発、米国債、米軍基地の3つの問題は、日本の政治家にとってタブーであった。このうち、米国債、米軍基地の2つの問題について、舌鋒鋭く発言したので、無事では済まされなくなった。一説には、米軍横田基地に連れて行かれて、「ひどい目」にあったという。ここで石原慎太郎共同代表の命運は尽きたのだ。
◆だが、今後の日本の政治のあり方について石原慎太郎共同代表は、深く洞察して、長男である石原伸晃環境相に、一つの重要な「遺言」を与えているという。それは、「私は、これが最後だから日本維新の会に行く。これから保守本流の政党ができるから、お前は、自民党に残れ。その時がきたら小沢一郎代表のところへ行け」ということであった。
石原慎太郎共同代表は、一見ると、小沢一郎代表と仲がよくないという印象を持たれているけれど、本当は、「左に非ず」である。小沢一郎代表が、世界支配層(主要ファミリー)から「新帝王」に指名されていることを薄々感づいているらしいのである。
世界支配層(主要ファミリー)は、橋下徹前市長について、「小沢一郎代表に頭を下げて許しを乞うてくれば、助ける」と言っている。
これは、世界政府樹立を目指して、安倍晋三首相が、第1段階(2012年〜2014年)で「環境づくり」を担い、その後の第2段階(2015年〜2017年)、第3段階(2018年〜2020年)を小沢一郎代表が担うことになっている歴史的使命と役割を石原慎太郎共同代表が、知っていることを意味している。
これらの現象は、自民党が1955年11月15日に結党して以来61年にして、2016年7月の参院議員選挙を機に、「解党」して、新たな政治状況が生まれることを暗示している。
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