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http://31634308.at.webry.info/201403/article_23.html
2014/03/23 22:36
大阪市長選挙は、橋下氏の全くのひとりよがりの選挙になってしまった。
自公民が無視し、どんな勝ち目のない選挙にも必ず候補者を立てる共産党も候補者を出さなかった。結果的に、自公民共の戦略は見事に当たったが、橋下氏の都構想に本当に反対するなら、候補者を立てるべきだった。それをしないのは住民をバカにしているとしか言えない。
当初から、この選挙のバカバカしさに市民はしらけている。案の定、投票率は20%程度で、過去最低となるらしい。これでは何のために選挙をやったかわからない。逆に、橋下氏が都構想の信認を目的に行った選挙だとして当選しても、市民は「NO」を突きつけたようなものである。211万人の高々40万人程度の人しか投票していないことになる。つまり市民は、都構想など全く関心がないということである。
大阪市長選:橋下氏の再選確実に 投票率は低迷
http://mainichi.jp/select/news/20140324k0000m010039000c.html
大阪市の出直し市長選が23日投開票され、大阪維新の会公認で前職の橋下徹氏(44)=日本維新の会推薦=が、再選を確実にした。大阪府・市を再編する大阪都構想が、府・市両議会の野党の理解を得られずに事実上頓挫、事態打開を図って出馬した橋下氏に対し野党側は対抗馬を立てず、異例の選挙戦となった。投票率は午後7時現在17.14%で、最終的に60.92%だった前回2011年の同時刻(46.01%)を大幅に下回っている。最終的に20%台になり、過去最低となる可能性が高い。当日有権者数は211万4978人。
この結果は、橋下氏の光も随分無くなったことを象徴している。大阪維新の会も、橋下氏の輝きが失せてきたことと同時に、魅力も減退している。前回の衆院選挙前には、大阪府を変える、国を変えると唱えていたが、これと言った実績もない。
国政では、幕府を倒すために「維新」と唱えたはずであるが、今は「維新」が「幕府」の補完勢力に成り下がっている。この維新、みんなのような政党が、野党連携の大きな障害になっている。安倍首相から見れば、野党の中に「維新」、「みんな」のような自民党シンパを抱えることは実に都合がいい。日本政治史の中でも、特筆される状況である。野党の混乱が、安倍政権の何でも出来る政治を許してしまった。
傍から見ていても、民主党の前政権とは較べ物にならないぐらい世論受けするように気を配っている。伊達に下野していた訳ではない。マスコミもうまく味方につけて、如何にも政治が上手く行っているように操作している。
まず、維新、みんなのような似非野党を衰退させねばならない。今回の市長選挙は、維新の没落への変曲点と見る。
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