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「いいとも」出演で数々露呈 安倍首相のリーダー“不適格”
http://gendai.net/articles/view/news/148878
2014年3月22日 日刊ゲンダイ
アルタ前では「辞めろ」のプラカードも/(C)日刊ゲンダイ
あざとい人気取りが政権の寿命を縮めるかもしれない。安倍首相が21日、フジテレビ系バラエティー番組「笑っていいとも!」に出演した。現役首相の生出演は32年間の放送で初めてという。首相となれば公務で忙しいのが当たり前だが、安倍に限ってはやることがないようだ。ニタニタしながら司会のタモリと雑談に耽った。
安倍内閣の支持率は、時事通信の5.6ポイント減を筆頭に再び下がり始めている。人気が落ちれば足元がぐらつく。与党内では解釈改憲に慎重な意見も目立つようになってきた。テレビで親しみやすいイメージを振りまくのは、支持率を回復させるためだ。フジの日枝会長とは休日にゴルフも楽しむお友達の間柄。「会長マターで話が決まったのは間違いない」(フジ関係者)という。
ただ、狙い通りの効果を得られたかは大いに疑問。むしろ、国民は「やはり安倍じゃダメだ」という思いを強くしたのではないか。そんなシーンの連続だった。
■国民生活より自身のストレス解消を優先
安倍はタモリに「若い頃はうまく息抜きできなかった」「ストレスをため込まないようにしている」と告白していた。批判されてもゴルフをしたり、スポーツジムのサウナを利用するのもそのためだという。
だが、首相ともなれば、ストレスを抱えるのは当たり前。ストレス量は間違いなく日本一だろうが、それに耐えられないから頻繁に息抜きが必要というのなら、最初から重責を担うべきではないだろう。安倍がバラエティーで白状したのは、自分は首相に向いていないということである。新潟青陵大教授の碓井真史氏(臨床心理学)が言う。
「心理的ストレスがたまりやすい人は、他人との感覚にズレが大きく、自分で修正できないタイプです。周囲を無視して自分の考えに固執し、それが当たり前だと思う人。例えば、3万円に値すると思った仕事の報酬が1万円だったときにどう思うか。報酬は自分で決められないのだから、“ズレ”は受け入れなければならない。でも、ストレスを抱えやすい人は、『なぜ3万円じゃないのか』と固執し、相手を攻める。ズレを埋めるのは自分であり、自分が考えを変えなければならないのに、それができないからストレスとなって残るのです。こういうタイプがリーダーになるとうまくいきません。ズレが生まれても反省せず、『部下が悪い』と保身に走る。それで仕事も人間関係もうまくいかず、さらなるストレスが生まれ、状況も悪化して……という悪循環に陥りやすい。本人にとっても周りにとっても不幸です」
■「辞めていいとも!」のプラカードも
安倍首相は、批判されたりヤジられたりするのも極端に嫌う。この日もタモリに「なぜ政治家はバラエティーに出ないのか」と聞かれ、「批判されるかもしれないから」と分析していた。ストレスにも批判にも耐えられない頑迷な精神の持ち主に、一国のリーダーが務まるわけがないのだ。
この日、新宿の「スタジオアルタ」では約300人が安倍の到着を待っていた。「辞めていいとも!」「ファシストくたばれ」といったプラカードが掲げられ、「菅(元首相)さんの方がマシだった」とのヤジも飛んだ。
今月末で「いいとも!」をやめるタモリに倣って、身を引くときである。
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