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ウクライナ問題の本質をついたNHKの石川一洋解説委員
http://www.amakiblog.com/archives/2014/03/22/
2014年03月22日 天木直人のブログ
ウクライナ問題についてのテレビの解説が花盛りだ。
そんな中でNHK総合テレビがきのう深夜(3月21日24:00−22日01:00)に解説スタジアム「緊迫ウクライナ 世界は」と題する解説委員たちによる討論番組を放映した。
一般視聴者からの投稿紹介は余分だったが各委員の意見は参考になった。
もっとも番組自体は解決策を示せないまま途方に暮れる形で時間切れで終わった。
解説委員の中で議論をリードしていたのは元ロシア支局長の石川一洋NHK解説委
員だった。
彼は今度のプーチンのクリミヤ併合を、スターリンが北方領土を併合した事を引用し、大きな戦略ミスだと断じた。
プーチンは時として激情におぼれるが、一気にクリミヤ併合に突き進んだこともその面があったのではないかと解説して見せた。
そして日本は領土問題と切り離してこの問題に対応すべきだと言った。
すなわち培った信頼関係がある安倍首相はいまこそプーチンに対して友人として間違いだとはっきり言うべきだと言った。
これは痛烈な安倍首相の対ロ外交批判だ。
その上で、石川氏は、ウクライナはロシアにとっても欧米にとっても極めて重要な地域であり、それゆえに、ウクライナの安定の為にロシアと欧米が話し合いで解決するほかはない、それが出来ないはずがない、それを目指ほかはない、と断言した。
返す形で米国と日本の関係について、対米従属に走って迷走するのではなく、法の支配による領土保全というのなら、いまこそ日本は米国に対し日本の尖閣領有権について日本支持を明確に表明するよう米国に求めるべきだと語った。
痛烈な外務省批判だ。
石川氏のような人物が外務官僚の中にいるなら、安倍首相の対ロ外交ももう少しましなものとなっていたに違いない(了)
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