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安倍首相は日米韓首脳会談を「よかった」などと喜んでいる場合ではない
http://bylines.news.yahoo.co.jp/amakinaoto/20140322-00033785/
2014年3月22日 8時37分 天木 直人 | 外交評論家
韓国政府が日米韓首脳会談に応じる事を正式発表したことを記者団に聞かれて、安倍首相は「よかったと思います」と語ったという。
これは本心ではない。
もし本心でよかったと思っているならおめでたい。
ざっと考えただけでも安倍首相にはこれだけの歓迎できない理由がある。
日米韓首脳会談が行われるタイミングは朴大統領と習近平主席の首脳会談が開かれた後だ。
中韓首脳は安倍首相の歴史認識問題を厳しく批判し、それを会談後に公表するだろう。
一方の安倍首相は、習近平主席はもとより朴僕大統領とも個別首脳会はできないままだ。
言われっぱなしで日米韓首脳会談に臨むことになる。
次に、日米韓首脳会談では歴史認識問題は一切扱わず、北朝鮮問題を主要議題とするという。
これは拉致問題解決のために日朝協議を急ぐ安倍首相に対し、「核・ミサイル問題を忘れるな。それを棚上げして日朝国交正常化を行うことは許さない」という米韓の牽制だ。
三番目の問題として、今度の日米韓首脳会談が実現した前提条件として安倍首相の河野談話見直し否定発言があったことだ。
これで安倍政権は二度と河野談話見直しを口にできなくなった。
もし今度の日米韓首脳会談の後で、安倍政権が少しでも見直しの動きを見せたり、側近の見直し要求を見逃すなら、その時こそ米韓は安倍首相を許さないだろう。
ざっと指摘しただけでもこれだけの不利な条件下で行われる日米韓首脳会談に安倍首相はなぜ応じたのか。
その理由をきょう3月22日の朝日新聞が見事に書いている。
米国の強い圧力があったからだと。
ただでさえ行き詰まった安倍外交はウクライナ問題で窮地に追い込まれた。
とても米国の要求を断れなかったと。
安倍首相は「よかった」などと喜んでいる場合ではないのである。
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