http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/182.html
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大阪府泉佐野市教委が、漫画「はだしのゲン」を市内の小中学校の図書館から回収していたことが判明しました。教育委員側は回収した理由について、「差別的表現が多い」と述べており、「はだしのゲン」を危険な書物と判断したようです。
しかも、中藤辰洋教育長は記者会見は学校側に「閲覧記録を確認するなどして読んだ子を特定し、個別に指導できないか」というような提案をしていたことが発覚。市立小中学校の校長でつくる市立校長会が教育委員側に抗議した結果、市教委は3月20日に閲覧制限を撤回し、各校に本を返却しました。
これは事実上の言論統制と同じで、あまりにも異常な行動だと言えるでしょう。昨年も「はだしのゲン」が狙い撃ちにされたことがありますが、この漫画には戦後に暴れていた朝鮮系の団体やアメリカ軍、更には放射能被曝などが描かれているので、政府側の連中は何としても規制したいのだと思われます。自民党は「児童ポルノ改正案」という名前の法案であらゆる本や映像を規制しようとしており、このままだと本当に戦争中のような酷い日本になってしまうかもしれません。
☆「はだしのゲン」 大阪・泉佐野市教委が小中学校から回収
☆「なぜゲンだけなのか」 回収協力の校長「悔やんでる」
URL http://www.asahi.com/articles/ASG3M7G13G3MPTIL033.html
引用:
「いかなる理由があっても、市教委が一方的に蔵書の閉架や回収を行うことは校長として違和感を禁じ得ず、到底受け入れられない」
市立小中学校の校長でつくる市立校長会は1月23日、強い調子で回収に抗議する文書を中藤辰洋教育長に手渡した。だが教育長は市長の意向を理由に「何らかの指導が必要」と譲らず、「閲覧記録を確認するなどして読んだ子を特定し、個別に指導できないか」と打診したという。
校長会はこれを拒否。「不適切な表現があるからといって一律に閲覧制限をするのは教育になじまない」「大量の蔵書から不適切な表現が含まれる作品を拾い出し、語句を逐一訂正指導するようなことは不可能」などとする文書を再び教育長に出し、回収指示の撤回と本の返却を求めていた。
校長の一人は「教育長の指示とはいえ、回収に協力してしまったことを悔やんでいる。差別的表現のある本はほかにもあるのに、なぜゲンだけなのか。狙い撃ちにされたとしか思えない」と話す。
:引用終了
☆「はだしのゲン」回収 泉佐野の市立小中の図書室
URL http://www.asahi.com/articles/ASG3M62WFG3MPTIL01S.html
引用:
戦争や原爆の悲惨さを描いた漫画「はだしのゲン」を大阪府泉佐野市教委が1月、市立小中学校の図書室から回収し、子どもたちが今月19日まで読めない状態になっていたことがわかった。作品に「差別的表現が多い」として問題視した千代松大耕(ひろやす)市長(40)の要請を受け、中藤辰洋教育長が指示したという。
市教委は20日、各校に返すとともに、差別的表現について何らかの指導をするよう求める方針だという。
市教委や校長らによると、昨年11月、中藤教育長が一部の小中学校に「市長が『ゲン』を問題視している。図書室から校長室に移して子どもらの目に触れないようにしてほしい」と口頭で要請。今年1月には、市立小中学校18校のうち、「ゲン」を所有する小学校8校、中学校5校に対し、市教委に漫画を持ってくるよう指示した。集めた作品は市教委が保管していた。
松江市教委で「暴力描写が過激だ」として市立小中学校の図書室で閲覧を制限していた問題が昨年8月に発覚したのを受け、泉佐野市教委は各校に「ゲン」の所有状況を調査していた。
千代松市長によると、市長自身も作品を読んだうえで、「きちがい」「乞食(こじき)」「ルンペン」などの言葉について、教育長に「問題が多い」と伝えた。時期は覚えていないという。
:引用終了
大阪府泉佐野市教委、「はだしのゲン」を学校の図書館から回収!中藤辰洋教育長「読んだ子を特定し、個別に指導する」 真実を探すブログ
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-2060.html
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