http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/123.html
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原発、TPP、ワクチン、ブラック企業、戦争等、社会問題の殆どは利害の不一致から始まっているのではないでしょうか... 本当は人間全体の利益が、個や一部の利益よりも優先されるべきであるのに、現実はそうじゃない。 人類の進化は、大多数がある利益を享受して達成される、だから、大多数の利益が企業の利益に勝てない資本主義のもとでは、それが、起こる可能性がなかなか望めないでしょう。
STAP細胞禍がそのいい例。 論文作成に関しては、あるまじき行為があったにせよ、金のかかる、実用化も?のIPSに比べ、それが、もし、実現化されたときの既得権益勢力の不利益を阻止するかのごとき攻撃。
STAPぐらいなら、大多数にとって将来利益の遺失でまだいいけど、原発問題はそれで許される事態ではないでしょう。 何故なら、現政府、マスコミ、IAEA、ICRP等多くの組織が、放射能の脅威を矮小化することで大多数の生命を脅かしています。 そして、これらは、社会で継続的な低線量被爆が如何に生物にとって危険であるかの研究がなされているにもかかわらず、それらを無視する行為は犯罪であるのではないのでしょうか。
青森で1630人中21人の、5.1ミリ、20.1ミリ以上の甲状腺の結節やのう胞がみられたといいます。.でもこの調査でより特筆すべきは、遠く離れた長崎においても、1369人中8人の同様の結節やのう胞が見られた点ではないでしょうか。(甲状腺結節性疾患有所見率等調査http://www.jabts.net/koujyousen-jigyou/kakka_ken/index.html)北九州で行われているがれき焼却だけが原因とは考えにくいのでは。 それともう一つ気になったのが、A2評価5ミリ、20ミリ以下の結節やのう胞が、青森で57.6%、山梨で69.3%、長崎で58.2%それぞれ全体に対してあった。 で、考えるに、チェルノブイリで、7年経過してあまりにも大多数の子供の甲状腺異常で180キロ半径からの退避があったのであれば、それより汚染度の高い、その上、石棺で覆われていない、大気と地下水、海水等への放射能の垂れ流しを続けている、フクイチ由来であろうA2評価は、決して問題のない、いずれ良性化して消失するであろう群ではなくて、成長途上のガン予備軍であろうと思考するほうが論理的に思われます。
また、年間1ミリという国際標準を無視した日本政府や、ICRPや日本原子力学会のいうようなしきい値は存在せず、低線量下でも放射能と遺伝子異常等の因果関係は比例して出現、むしろ、低線量状態のほうが人体にとってより不健康であることを、研究された市川先生の言葉(市川定夫決定版 その1 その2 その3 完結編http://www.asyura2.com/14/genpatu36/msg/478.html)が、恒常的な低線量被爆状態は好中球の減少をもたらし、人体の免疫力をかなり低下させているということの裏づけにもなっているでしょうし、上記の青森、山梨、長崎3県での研究結果等をみても、甲状腺異常がその地域における放射能汚染の指標であることの再確認にもなるのではないのでしょうか。 だから、ここの掲示板の原子力板の他投稿の示すような、健常時には発生しない疾患が、放射能によってもたらされた、ある程度の免疫の低下により、顕在化して難病等や死亡数の増加をもたらしているのでしょう。
そして、先ほどの好中球、これは骨髄内で、1日あたり1000億個も産生されます。 そのような、血液の生産所である骨髄が最も放射能の影響を受けやすいのも理論的だし、放射能汚染がその血液産生にかかわって、白血病の発症にも影響を及ぼすというのも極めて明瞭に推察できますね。 例示として、2005年の人口対発生は、10万人に6人らしい、さて今後2年以内、この数がどれくらいに上昇するのでしょう。 そして骨と言えばストロンチウム、最近ではストロンチウムもフクイチの井戸や海水からも、大量に検出されていますし、歯が.折れるとか、骨折が増えていると言った状況も、カルシウムとストロンチウムの違いを認識できない、間違った体内取り込みが始まっていることを示していますね。 骨髄腫や骨肉腫も増えるでしょう。 なのに、水産加工業者や研究者は、三陸沖のサメやカツオの骨や内臓を使い健康食品にするらしいです。(http://alcyone-sapporo.blogspot.co.nz/2014/03/blog-post_8826.html)
また、人間のガス交換に伴いおこる内部被爆も相当進んでいるのではないでしょうか。 1日に20kgもの空気を肺の奥深く、肺胞にまで取り入れている私たちは、フィルターであるそれを交換したり、洗ったりできません。 各地の汚染されたフィルターの状況をみるにつけても、人間のそれの汚れが予測できます。距離の二乗に反比例して放射能が減衰することは、放射性粒子を取り込み、体内のいずれかに接地した、非常に強力な放射線源となるでしょう。 秋田県では、肺がんが胃がんを上回ったとか。
それに、これだけカリウムの放射性同位体セシウムが東日本全域に亘って居座り続けている状況下では、心疾患として処理される突然死のさらなる増加もみられるでしょう。 ましてやセメントに対しての親和性の高いセシウムを除染することはほぼ、不可能となれば、都市部での突然死も増えるのではないでしょうか。
少し、私の足らないオツムで考えても、これだけの健康リスクが存在している可能性があり、それを、明らかに、政府や学会、マスコミ、企業の多くがそのリスクを小さく見積もっている…
ことが、数千万単位の大多数の生命の担保だけに、これだけの規模の大きい予見できる犯罪行為が、間もなく顕在化しようとしている可能性が非常に高いのに、まだ再稼動、原発輸出だという。
日本政府は最終的に今の原子力政策の多くが、将来自分自身にかえってくるブーメランであるという認識がないのでしょうか。
このように、最近は大多数からの一層のいわれなき利益の簒奪が平然と行われていますね。 大多数の利益=左と言う思想は、文頭でも述べたように、人類の進化を考慮したとき、右も左もないことは、明らかで、逆に人類を陥れた、右左という思考を利用して、それを阻む者を特定するのは容易で、それらは、国際的(金融)大企業であったり、一部の富める者たちであったりするでしょう。
だから、民主主義という言葉のあるべき隠された本当の意味は大多数の利益の実現に他ならないのではないのでしょうか。
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