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小松法制局長官の激しすぎる言動に囁かれる「薬の影響」
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/3784
週刊文春 2014年3月27日号
フランス大使を最後に勇退と見られていた Photo:Kyodo
「あんな人じゃなかった」
官邸関係者がこう首を傾げるのが、小松一郎内閣法制局長官の変貌ぶりだ。
3月4日の参院予算委員会で、共産党の小池晃参院議員が「安倍政権の番犬だ」と批判したところ翌日、社民党議員への答弁で突然、「公務員にも人権がある」と小池氏に反論。7日には、共産党の大門実紀史(みきし)参院議員が国会内の廊下で「共産党に直接抗議してほしかった」と告げると激怒し、その場で口論に。
「2人は、顔がくっつきそうな距離でにらみ合いながら、人目も憚(はばか)らずに大声をあげていました」(現場を見た記者)
小松氏は外務省出身。フランス語と国際法のスペシャリストとして知られる。
「谷内(やち)正太郎事務次官時代に、国際法局長を務め、集団的自衛権行使が可能となる4パターンを示した。ただ谷内氏のような清濁あわせ呑む政治色が強いタイプではなく、学究肌の専門家」(外務省関係者)
昨年8月、外務官僚として史上初となる内閣法制局長官に就任したが、安倍晋三首相に近い谷内氏の推薦があったと言われる。小松氏を法制局長官に据え、憲法解釈の見直しによる集団的自衛権行使容認を急ぐ安倍首相の前途に暗雲が立ち込めたのは今年1月。
「小松氏が、がんで1カ月入院。2月に退院したものの痩せて顔色も悪くなり、言動が激しくなっていった。大門議員との事件の後、首相周辺が小松氏と話し合い『低姿勢でやる』ということで一致していたのですが……」(同前)
謝罪のため、大門氏を訪問したが、「治療に専念したらどうか」と言われると激高。再び喧嘩別れに終わった。
また、自民党の公約にあった国家安全保障基本法を「首相は提出する考えはないと思う」と答弁し、石破茂自民党幹事長や脇雅史参院自民党幹事長らが不快感を示すなど、与党からも反発を買っている。
「官邸は、決死の覚悟で小松氏が続投を志願し、感動した安倍首相が、解釈改憲に向けた手続きのスケジュールを早めているとの“美談”で擁護する構えです」(自民党関係者)
こんな懸念の声も上がる。
「今の小松氏は浮き沈みが激しく、感情の起伏を抑えられないように見える。抗がん剤治療の影響ではないか。集団的自衛権は国家の大計。情に流されて急ぐと、政権運営にも悪影響が出る」(前出・官邸関係者)
国家の存立に関わることだけに冷静な議論が求められる。
文「週刊文春」編集部
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