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横田夫妻と孫対面 拉致進展のカギ握る金正男の“存在感”
http://gendai.net/articles/view/newsx/148794
2014年3月18日 日刊ゲンダイ
「奇跡的な日。夢のようだった」――。
横田夫妻は孫娘と会えた喜びを満面の笑みで語っていたが、問題は北朝鮮の出方である。
なぜ、このタイミングで横田夫妻とめぐみさんの娘のキム・ウンギョンさん(26)を引き合わせたのか。
モンゴルでの「奇跡の5日間」が実現した経緯をひもとくと、ある男の顔が見え隠れする。金正恩第1書記(30)の異母兄・正男(42)だ。
正男は事実上の亡命生活を送る中国で、政府に手厚く保護されている。北京に2軒の家を持つほか、マカオに別宅があり、最近、上海にも豪邸を購入したとの情報もある。中国政府が正男のぜいたくライフを許しているのにはワケがある。
「中国にすれば、北朝鮮は日米韓と対峙する時、防波堤となる重要な友好国とはいえ、金正恩体制への経済支援が国益となるのかは未知数です。その上で“金王朝の嫡男”を手元に置くことは、外交の切り札となる。金正恩に<トップを正男に代える準備はあるぞ>と常にプレッシャーを与え続けることができますからね」(北朝鮮ウオッチャー)
■金正恩の猜疑心を刺激
金正恩も中国にキンタマを握られた状況に甘んじてはいられない。ナンバー2で親中派だった張成沢の粛清に及んだのも、「いつ中国の意向をくんで寝首をかくか分からない」という猜疑心が招いた、との分析もある。金正恩が対中一辺倒の外交方針を見直せば、当然、日本のサイフを頼ってくる。金正男の存在が金正恩を動かしたのか――。
「北朝鮮は12年11月ごろ、当時の野田政権に拉致問題の再調査実施を約束し、政府間交渉を再開する意向を伝えています。野田政権もノリ気でしたが、北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射したために棚上げになったようです。この時の交渉も、金正恩がすでに外交方針を見直していたととらえることもできます」(日本政府外交筋)
就任1年以上が過ぎても拉致問題で何ひとつ成果を残せなかった安倍。その足元を見て経済援助を引き出そうと必死な金正恩。北は水面下で「片手の数なら、いつでも拉致被害者を帰国させる準備がある」と日本政府にメッセージを伝えてきているという。果たして安倍は北の誘惑に乗るのか。
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